概要
通称はカーリヤ。天院家に仕える女殺し屋にして、その中でも屈指の戦闘力を誇る老骸の最側近。普段はクールだが非常に好戦的で、戦闘時には気性の荒さを露わにする。内面には女性的な部分も持っているが、長年戦いの中で生きてきた習慣ゆえに素の自分を見られることを恥じる傾向にある。
蛇をこよなく愛し、怪力と柔軟な身のこなしから繰り出す締め技が得意。正確な年齢は不明だが、若美と老醜が子供の頃にはすでに成人に近く、天院家門下ではかなり年季の入った戦士である。若美達が9歳の頃、老骸の命令で老醜を何度も叩きのめすも、若美から地院家流合気柔術を学んだ彼に敗北している。『主将!!』の時点では20代後半と思われる。
逞しさと豊満さを併せ持つ体格の持ち主で、服装も肌の露出が多くボディラインを強調したものを好む。歳相応に下ネタにも慣れており、異性に対しても積極的である。作中で意識の無い雨宮を襲ったと思われる描写が存在している。
老骸から「天地合」に全く関心を持たない若美を倒し、勝利した際にはその遺伝子を手に入れるよう命令を受け、若美と対決するが敗れる。その前にも母親の仇を討つ為に天院家の本部に乗り込んだ若美と戦い、死闘の末に敗れており、ギャグ無しの真剣勝負で若美に二回も敗れている。だが、自ら若美に結婚を持ちかけたこともあり、単に命令だけで若美と接しているわけではない。
その一方で若美にあしらわれるだけで焦るイリヤに「若美の弟子」の美柑を倒す事を吹き込むなど、冷徹な部分もある。
老醜が大内裏高校校長に就任してからは保健室の先生になりすまし、彼を補佐する。セリアと共に柔道部と関わる様になる。柔道部の練習に参加する等、コーチの様な立場となっている。
潜入任務をこなすために保育士免許ほか職業資格を多数持っており、友人の頼みで保育士として子供達を教育した事がある。
『田舎ぐらし』で若美が老醜の名義で注文した品物を届ける為に赤木家に来訪し、白音に容貌が似ている事から武尊を始めとした赤木家の人々に馴染み、彼らに家族の様に受け入られる。それから、村長として多忙な日々を送る白音に休暇を与える為、彼女の変装をして代理をしている。
若美が隣町で発見して連れ帰って来た武尊の父親である春彦に白音と間違われた際、彼女の振りをして彼を喰っているのは内緒の様である。
関連タグ
カーリヤ...多分、名前の元ネタ