概要
あらすじ
主人公の女子高生『西森花菜』は入学式の日に三ツ刻学園生徒会長『榊原南』に一目惚れしてしまう。そんな乙女心を持って生徒会副会長に立候補した花菜はアンニュイ美形の書記『早乙女北斗』にクール眼鏡の会計『沖田東馬』に翻弄される日々。そんな中、反理事長派によって作られた裏生徒会との接触。その最中でイケメン裏生徒会会長『桜井直樹』に思いを寄せられてしまう。その後、裏生徒会会長に想いを寄せる天才児『白樺唯』も登場し、騒がしい日々を送る…
登場人物
西森花菜(にしもり はな)
主人公。表生徒会副会長。勝気で男勝りな性格。入学式で榊原南に一目惚れをし、様々な力業で一年生で表生徒会の副会長に就任している。南を溺愛しており、彼を持ち上げる発言や行動が多い。自分を逆ハーレム漫画の主人公と思っているが、南と桜井以外の男性キャラクターに女扱いされていない。
榊原南(さかきばら みなみ)
表生徒会会長。花菜の想い人。天然系のゆるふわ男子であり、花菜の奇行を見ても動じない。
沖田東馬(おきた あずま)
表生徒会会計。一見、クールな眼鏡男子だが、性格は変態で北斗を甘やかす事に強い使命感を持っている。外見はリア充だが、中身はリア充への嫌悪に満ちた非リア充であり、花菜とは互いにツッコミ合っている。
早乙女北斗(さおとめ ほくと)
表生徒会書記。物腰の柔らかな美青年だが、怠惰な性格でニート願望が強い。東馬同様に花菜の妄想にツッコミを入れる事が多い。花菜が全裸で迫って来ても動じない自信を持っている。
片桐央(かたぎり なかば)
三ツ刻学園に勤務する教師。生徒会の顧問。Sっぽい外見のボケ役。
桜井直樹(さくらい なおき)
裏生徒会会長。綺麗好きで真面目な性格の好青年だが、異性の趣味が致命的であり、花菜に片想いしている。北斗曰く「キャラを作った様なウソくさい喋り方」「秀才弁？」をしている。ライバルポジションだが、責任感の強さから表生徒会の邪魔等は一切せず、学園の生徒の為に表生徒会にツッコミを入れたり、協力し合っている。だが、真面目さ故に貧乏籤を引きやすい。
前作の桜井有彦と同じ苗字だが、関連性は不明。
梅宮珠緒(うめみや たまお)
裏生徒会副会長。低身長で幼い容姿をした少年であり、性格も生意気で泣き虫。桜井を慕っている。表生徒会にツンケンとした態度で接するが、非常に打たれ弱い。
杉田時彦(すぎた ときひこ)
裏生徒会会計。精悍な顔立ちと引き締まった体躯をした兄貴系の青年。本作で唯一の完全なツッコミ役だが、その分だけ影が薄い。
松下一音(まつした かずね)
裏生徒会書記。桜井に惚れており、暴走する事が多い。実家が高級料亭なので料理が上手い。
白樺唯(しらかば ゆい)
三ツ刻学園初等部に通う小学五年生。三ツ刻学園一の天才として名高い少女。花菜と互角に渡り合える程に気が強い性格をしている。桜井の遠い親戚で彼に惚れており、花菜をライバル視している。桜井狙いで裏生徒会側という嫌味の無い設定で登場頻度は多い。
本作と同時期に同雑誌で連載されていた漫画『隣のあたし』の作者『南波あつこ』先生が2010年12月の誌上企画で考案したキャラクター(初登場は2011年3月)。
森下真穂(もりした まほ)
図書委員長。三つ編みで眼鏡といった文系少女という外見だが、意外と気が強い性格をしている。南に想いを寄せる花菜のライバルだが、出番は少ない。
