概要
突如出現した神出鬼没の怪人・魔天郎から挑戦を受けた竹早小学校5年3組の悪ガキ5人組が結成した探偵団。竹林寺の地下にある隠し部屋に秘密基地を作って、魔天郎に立ち向かう。
「思いっきりハードボイルドに魔天郎と戦う」という決意が名前の由来。
メンバー
- 黒樹 洋(ヒロシ)
本作の主人公で覇悪怒組のリーダー。帽子の色は黒。
正義感やリーダーとしての責任感は強いが、現代っ子らしく現金な部分も目立つ(特に浦沢回で顕著)。
1987年当時としては珍しく、パソコンを持っている。ファミコンにも熱心。
- 城金 悟(サトル)
帽子の色は白。自宅はフランス料理店を経営。
幼少から万事に好奇心が強く、手先が器用で手品が得意。
気になることがあるとそれにのめり込むところがあり、それが騒動のきっかけになることも。
- 青野 進(ススム)
帽子の色は青。自宅は八百屋を経営。
勉強はまるでダメだが画才があり、将来は漫画家を目指している。忍者にも興味があり、特技は手裏剣投げ。
- 君原 猛夫(タケオ)
帽子の色は黄色。父親は高山植物学者だが、仕事の傍ら徳川の埋蔵金を探しに行ったりもしている。
無類の動物好きで、動物の言葉が分かるという特技がある。サトルと一緒に行動することが多い。
- 赤川 矢須子(ヤスコ)
覇悪怒組の紅一点。帽子の色は赤。自宅は産婦人科医院を経営。
産婦人科医で合気道三段の父親から指導を受け、自身も合気道一級の腕前を持つ。
勉学・スポーツ共に抜群の成績だが、かなりのじゃじゃ馬娘。
ヒロシとは幼馴染で、両思いの仲。
次回作『じゃあまん探偵団魔隣組』に排排(ぱいぱい)というそっくりさんの少女道士が登場した(魔隣組のさらに後番組は無関係)が、『探偵団スペシャル』では魔隣組の誰もその事にツッコまなかった。
- 赤川 森介(シンスケ)
ヤスコの弟で小学1年生。まだ小さいので正式に覇悪怒組に入れられているわけではないが、仲間はずれにするとぐずるためヒロシたちと一緒に行動することがある。
装備
これらの装備は5人が小遣いを出し合って購入、あるいは製作したもの。
持ち回りでメンテナンスを行い、もし破損させた場合は弁償しなければならないという掟がある。
余談
覇悪怒組メンバーの親族には、一部声優としても活動している役者がキャスティングされている。
また、ススムの母・歌子を演じているのは不思議コメディシリーズ常連の柴田理恵。