概要
角を折る行為が描かれているものは、角折りタグで扱われており、こちらでは折れた状態が常態化しているものに使われる。
大型動物の角は一般に戦闘時の武器であるが、欠損した場合も四肢ほど行動が制限されるものではない。
このため、大きな後遺症にならない形で激しい戦いなどの痕跡を残すため、牡牛座のアルデバラン(鎧の装飾だが)やゾッドのように角を破壊する例が見られる。
また、ダンまち序盤の脅威として片角のミノタウロスが登場した例や、モンスターハンターシリーズの同種の中でも強力なマ王ディアブロスや鏖魔ディアブロスのように、モンスターなどが激しい戦いを生き延びたことを想起させ、その個体を特別足らしめる要素として扱われる場合もある。
一方で、シカの仲間が角の大きさを比べて争うことなく地位を格付けるなど、角は力の象徴としても扱われる。それを逆手にとって、弱さの象徴、力やアイデンティティの喪失として角を折る場合もある。
こちらの例では、ラム(リゼロ)が角を失ったことで鬼の力の大半を喪失した例などがある。
トニートニー・チョッパーが未熟な頃に片角を折ったものは、険しい冒険をした記憶と、当時の未熟の名残として両方に該当するだろう。
また、単に武器を失う弱体化のパターンも当然ある。
モンスターハンターの多くのモンスターが角を部位破壊することで攻撃パターンが減るなど弱体化し、ウルトラ怪獣にはゴモラやエレキングやキングザウルス三世など角を破壊されて敗北するものが複数いる。