概要
「豪くんマン」とは、「奇面組」シリーズのスピンオフ四コママンガに登場した、架空のヒーロー(?!)である。
作品解説
『ハイスクール!奇面組』第3巻の「オマケ描き下ろし四コママンガの主人公」として初登場し、
その後、『ハイスクール!』連載終了後の昭和63年(1988年)お正月の週刊少年ジャンプ誌上で再び登場。
そして『ハイスクール!』最終巻である第20巻に、「この本以外に再掲載する場がなさそう」ということで、その四コママンガが掲載された。
また、ジャンプコミックス:新沢基栄短篇集『古代さん家の恐竜くん』にて「怪傑 豪くんマン」という読み切り短編作品が載っている。
キャラクター解説
「奇面組シリーズ」の登場人物であり奇面組のメンバーである冷越豪をモデルとした、架空のヒーロー(?!)キャラクター。
下着に雪駄に腹巻きという『男はつらいよ』の寅さんのようなテキ屋スタイルに、唐草模様のマントを羽織り、酒瓶を携えて「酒は燃料」とまでも豪語する。
四コママンガでは二頭身だが、上記の読み切り短編マンガでは六頭身である。
「正義の味方」を謳いながら、困っている人たち(主に子どもたち)の前に神出鬼没に登場し、助けようとするが、やることなすこと結果として人に迷惑を掛けまくる、ヒーローではなくどちらかといえば「小悪党なアンチヒーロー」である。
冷越豪とその父親である冷越風太郎が混ざったかのような、「居候という心の縛りが無かったら、もしかしたらこうなってたかもしれない冷越豪」なキャラクターとなっている。
なお、豪くんマンと対になるような「千絵ちゃん仮面」という名のヒーローも存在する。
pixivでは
「豪千絵:冷越豪と宇留千絵の男女(NL)カップリング」になぞらえた豪くんマンと千絵ちゃん仮面によるカップリング二次創作作品が存在する。