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概要
第10話「送り火」に登場。
人間の死を司る一族で、死の間際の人間に手で触れることで心の原風景を見せて死への恐怖を緩和させて安楽死させる。その際、亡くなった人間から金銭を少しだけ盗んで生活している。
決して他人に正体を知られてはならないという掟があり、頭に黒い頭巾をかぶっている。自身の過去を抹消している為彼らは「原風景」を持っていない。
涼と知り合ったヒタキという送り火の少年は、原風景に「マザーランド」と名付けている。送り火には自分のマザーランドと引き換えに最初の人間を送る能力があり、ヒタキはクラウンのおじいさんとも思い出で、自身のマザーランドと共におじいさんを看取り、送り火となった。
殺人の容疑を懸けられ涼と共に警察から逃避行するが、「涼が死んだときは自分がマザーランドに連れて行く」と約束し、仲間の赤目という男と共に何処かへ去っていった。