概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』に登場する不死者・ヴィクトルの過去、つまり本編第一話より昔を回想や若年期について。
本稿では主に、関連作品で表現・理解しやすい若者時代を解説する。
嘗てのヴィクトル
UNDEAD-不死-の否定者(ひていしゃ:世界の理を否定する業の器になった者)として長大の時を生きていたヴィクトル。その長い経歴では生ける伝説「戦勝の神(ヴィクトール、Victhor)」を冠されたり、最古の円卓否定者として相方・ジュイスを支えていた人間、UNION(ユニオン)で歴戦の戦士だったりと、世界へ深く関わる人物でもあった。
本編では、過酷な運命もあって不機嫌な感情が張り付いたような強面であるが、始めからこんな感じでは無い若者だった時期があった。
若者ヴィクトル
現行と外見は殆ど変わらずだが、まだ若輩者な風の時期があったヴィクトル(上記で触れたようにUNDEAD-不死-であるため、実年齢は相当に老齢な若者)。
能力研鑽の途上から少し細身、顔つきはどことなく柔らかい不良貌な感じ。頭の後ろで腕組みしたりと、仕草に緩い雰囲気も視られる若かりし頃。
過去のヴィクトル。不死人生を歩み始めの頃では、不死の特性「長生きで人生経験を豊富にできる」もあってか、器用な一面で防具制作をして、相方・ジュイスに宛がう仲間想いな一幕があった・・・貴重なエプロン姿で。
さらに公式𝕏️(前代・Twitter)のおまけ漫画(裏話)では、その時の微笑ましい「思い出」にあった小話も投稿されている。
更に明らかとなる嘗てのジュイスとの交流について【過去ヴィクジュイ】も参照されたし。
pixivでは
上記でも触れるように、作品投稿サイト「pixiv」および関連作品では、本稿『過去ヴィクトル(アンデラ)』よりも嘗てのヴィクトルを描きやすい様相【過去ヴィクジュイ(2人の交流を創作した作品)】で検索した方が、若かりし頃の様子を多く閲覧できる。
また本編との外見的差違が僅かである特徴もあって、分かり易く過去のヴィクトルを表現するに欠かせない相方・過去のジュイス(ネタバレ注意)と共に描く傾向へ成り易い架空の人物-言い換えれば単独『過去ヴィクトル(アンデラ)』で嘗ての様子を描きにくい経歴・人物像-であることに留意。