概要
山田鐘人原作・アベツカサ作画の漫画『葬送のフリーレン』第13巻所収の第127話「回収任務」に登場する魔導具である。
経緯
勇者ヒンメルの死から31年後、帝都アイスベルクで行われる建国祭に招待された大陸魔法協会の代表者であるゼーリエの護衛任務に一級魔法使い5人(ゼーリエの身辺警護のゼンゼ、ファルシュ、別働隊のラント、ユーベル、そしてフェルン)が就くことになった(同巻所収の第126話「新たな任務」)。
ある日、その一人であるフェルンが同行者のフリーレンとシュタルクと一緒に、市中の見回りの一環として蚤の市に立ち寄った。
そこで、見回り任務への同行もそこそこに魔導具を買いあさろうとしたフリーレンが、老婆が出店していた露店で手に取った魔導具がこれである。
フリーレンは老婆の薦められるままに試着したものの「よくわかんないな。」という反応で、フェルンに付けさせてみたものの「…魔力も感じないし、これたぶん偽物ですよ…」と言われた。
この様子を見ていたシュタルクは「…ありだな。」とつぶやいてフェルンを引かせている。
pixivでは
『葬送〜』のキャラクターにこの魔導具を付けさせたイラストは、この魔導具の初出(2024年3月13日発売の『週刊少年サンデー』2024年16号)より前から存在している(予言者か?)。
その実態
メイン画像の時点で出オチだが、要は黒猫の猫耳カチューシャである。
ちなみに、シュタルクも後で付けさせられている(第13巻のおまけページに所収)。
注意
猫耳カチューシャを装着した状態を表すもので、猫耳化した状態を表すものではない。
左が遠くの音が聞こえる魔導具を付けたフェルン、右が猫耳化したフェルンである。 |
関連イラスト
フリーレン
フェルン
ユーベル
ゼーリエ
表記揺れ
…ありだな。:シュタルクによる感想。