概要
イレギュラー過ぎる天与呪縛で誕生した天与の暴君、伏黒甚爾が愛用する呪具。
手元に白いファーが付いた刀で、無生物の魂すら観測する眼が無ければその真価を発揮できない反面、使いこなせる者が使用すればあらゆる物の硬度を無視し、魂を切り裂くことも可能。
更に、魂を観測できる物がこの呪具で付けた傷は、魂の輪郭を知覚しなければ、反転術式でも回復しない。
その上、魂の形を修復する性質上、通常の反転術式とは異なる運用を余儀なくされ、治癒の難易度は相当高くなる。
甚爾、真希以外に釈魂刀の効果を十二分に発揮できると確定してるのは大道鋼のみ。(流れ的に三代、宿儺は発揮できる可能性がある。)
価格は5億円との事。普段は武器庫呪霊に格納させて携帯している。
禪院家の忌庫から奪ったのか、任務の流れで奪ったのかなどの入手経路は不明。
虎の子の天逆鉾と双璧を成すメインウェポンと言える。
現在の所在は不明。
釈魂刀(レプリカ)
本来構築術式で特殊な呪具は生成できないが、術者が「絶命の縛り」を自らに課す事で、術式を内包した特級相当の呪具を生成できる。
真依は自らの命を使ってこの釈魂刀を構築し、同時に真希を完全な天与呪縛で覚醒させる為に命を差し出し、禪院家の壊滅後も彼女のメインウェポンとして活躍。
基本的な性能はオリジナルと差異が無い模様。
天与の暴君達以外では、無名の大剣豪である大道鋼が無理矢理脅して性能を引き出している。
どちらにしても、並大抵の実力者ではまともに使いこなせない呪具と言える。