概要
赤い三節棍の呪具。等級は特級で値段は最低5億。
元々は伏黒甚爾の持ち物であり、彼の死後に游雲を収納していた呪霊が夏油傑に取り込まれ、以来10年間は彼の持ち物だったが、百鬼夜行で夏油が敗北。
その後、御三家の一角である禪院家が游雲の所有権を主張するが、同じく御三家出身である五条悟の権限で呪術高専東京校の武器庫に入る。
その後は主に禪院真希が使用…と、多くの者の手に渡ってきたが、渋谷事変では再び甚爾が使用。特級呪霊・陀艮を圧倒する。
その際には甚爾が研いで形を変え、殴るだけでなく刺すこともできる様になった…が、直後に研いだ本人が破壊し、もはや三節棍ではなくなった。
威力
特級呪霊である花御にすらダメージを与えるほどの威力を持つ。特級呪具の中では唯一、術式効果が付与されていない純粋な力の塊。それ故にその威力は使用者の膂力に大きく左右される。この呪具を使用したのは作中では夏油、真希、恵、東堂、甚爾であり、いずれも特級相手に使われているが、もっとも効果的に使用して敵を圧倒したのは甚爾であり、他の使用者は敵に致命傷を与えるにまでは至っていない。また三節棍自体簡単に使えるような武器種でもないため、恵曰く「扱いづらい」らしい。