里山活樹

さとやまかつき

里山活樹はボクシング漫画『KATSU!』の主人公。

概要

光葉高校1年B組（のち2年A組）。5年前に母親『佐知子』を亡くしている。現在の家族は父親『八五郎』と妹『茶紀』、祖母『きく』。実の父親である『赤松隆介』を生まれる前に亡くしており、その状態で母親が八五郎と結婚したという複雑な出生の持ち主である。ウェルター級世界チャンピオン確実と評された隆介からボクサーとして天才的な才能を受け継いでいる。なぜか古文が得意。芯が強い性格で素知らぬ振りをして、さり気無くフォローする事が多い。

名前が同じという事もあって入学以来気になっていた水谷香月に近付くためという不純な動機で、香月の父が会長を務める水谷ボクシングジムに入会しボクシングを始める。自宅の体重計が壊れていてバンタム級だと思っていたが、実はライバルが犇めくフェザー級だった。香月を始めとした周囲に流されるままにボクシングをしていたが、家族の為にボクシングを断念する決意をした岬との試合で自分に夢を託そうとしている人々の願いを受け取る決意をしている。

実の父親である赤松隆介と育ての父親である里山八五郎という二人の正反対のボクシングスタイルの両方の才能を濃く受け継いでいる。

イベントで岬新一と野球で1打席のみの対決をする。岬の豪速球に書かれた文字を読んだり、高速フォークに当たりはしなかったがタイミングを合わせたりと、その実力を見せ付けた。

高2、高3時のIH、国体は2年連続優勝。また、高校選抜でも優勝し、公式戦無敗で高校五冠を果たす。卒業後大学受験に失敗するも、浪人中にライセンスを取得しプロボクサーとなる。

香月とは2年生の夏の時点で相思相愛の仲であり、ベタベタはしないがお互いをよく理解している。