概要
スターダストプロモーション所属の日本人男性俳優。
少なくとも2016年(19歳)以降から俳優として活動しており、一般のお芝居の仕事としては、テレビ番組「行列のできる法律相談所」の再現VTRや、舞台「さよならはここにいる」「蒼天の宴 2022夏」「名前をつけて保存~データフォルダ~」などへの出演がある。
趣味のゲームは、後述のものを除くと「League of Legends」などがお気に入りとのこと。
デュエル・マスターズ
デュエマ生徒会長
2019年4月より、「デュエマ生徒会長」の肩書で「チアリ」名義においてカードゲーム「デュエル・マスターズ」(デュエマ)の公式キャラクターに就任。
主に「コロコロチャンネル」の動画やテレビ番組「おはスタ」に出演している。
一方で、設定上(後述)は生徒会長就任に際して初めて「デュエル・マスターズ」をプレイしたという体になっており、彼らの活動に対してはいわゆる"イケメン枠"による客寄せにすぎないという冷めた声も見られ、メディア露出に対して良く思わない一定層もいた。
しかしその評価は、2021年以降に大きく覆ることとなる。
デュエチューブ
2021年にデュエマ20周年を記念して開設された公式YouTubeチャンネル「デュエチューブ」にて、開設当初からメインMCとして2022年11月現在まで継続して活動している。
活動初期にもバンジージャンプの動画などで話題になったことはあったが、彼の存在及び人となりが界隈に大きく広まったのは以下の台詞がきっかけであろう。
「マナだよなぁ 潰してえのは」
2021年10月12日投稿の、新カード紹介を趣旨とする動画「【デュエマ】20周年でナイトデッキが熱い!?新カードでパワーアップさせナイト!!【デュエキングMAX】」内でのこと。
デッドマンとむーちゃんの対戦において、デッドマンが《氷牙君主ハイドロ・ビスマルク帝》をバトルゾーンに出す。このカードは、場に出た時に自分の光のクリーチャー1体につき相手のマナゾーンにあるカード1枚を手札に戻せるという、いわゆる強力な「ランデス」効果を持ったカードであった。
むーちゃんのマナゾーンのカードを7枚→3枚と豪快に4枚削る様子に、画面外ながらニコニコで興奮の声を漏らしていたチアリ。デッドマンがチアリに台詞を振ると、彼はこう言い放った――。
「マナだよなぁ 潰してえのは」
デュエマにおいてほぼ全てのカードはマナゾーンのカードが一定数なければ召喚・使用できないため、ランデスという行為は妨害手段として最高の、そして(された側にとっては)最悪の戦術である。20年の歴史の中でも、上述の《ビスマルク帝》のオマージュ元となった呪文《ハイドロ・ハリケーン》に代表されるように、手軽あるいは大規模にランデスを行えるカードの多くが殿堂入り(制限)となっている過去があり、初心者を含む多くの層にデュエマを楽しんでもらわなければならない公式としては推奨するのがやや憚られるような戦術であるという背景がある。
その公式のチャンネルでこのような「デュエチューブ公式とは思えない発言」(デッドマン談)がされたことで界隈では大きな話題になり、これと前後してチアリがランデスやハンデス(手札破壊)のような、一般に「害悪」「対話拒否」とも称される無慈悲な戦い方を好んでいることも広まった。
初登場から1年以上が経過した現在でもこの台詞は公式・一般共にネタにされ続けており、遂にはアニメ『デュエル・マスターズ WIN』第9話にてパパリンがこれに酷似した台詞を言うという輸入も行われるに至った。
なお同様に有名な発言として、2022年4月24日投稿の動画にてチアリとさくさんが対戦を行った際に、間接的ループ戦術で相手のプレイを縛り、山札切れ(ライブラリアウト)で勝利した時に言い放った「楽しいぜ!デュエル・マスターズ!!!」がある。
このようなプレイスタイルが多くのプレイヤーに受け、更には上述の設定と異なり実際には少なくとも2018年頃からデュエマを遊んでいたことが判明。デッキビルディングにおいても、クロスギアやウェーブストライカーなど昔のギミックを多用した一癖も二癖もある戦術を好み、「おもしろデッキビルダー」の異名を取っている。
更に、上述の通り特技は「落語」であるが、2022年5月24日投稿の動画では「寿限無」を題材にした新作落語「ボル寿限無」を、「決闘亭ちあり」(デュエルていちあり)名義で披露。9歳から親しんできたという落語への愛は伊達ではなく、職業柄も相俟って玄人をも唸らせる出来の噺を披露したのだった。
また、デュエチューブ内では基本的に自由奔放にボケをかますイマムー軍曹らに対してのツッコミ役で立ち回ることが多いにもかかわらず、かなりの天然でもある。
例として、「対戦相手のデッキ枚数がどんどん増える」というドッキリを仕掛けられた際には、相手のデッキが78枚(※本来は40枚)になっても全く気付かず(山札がかさ高くなるだけではなく、カードのプレイ回数も尋常ではない多さになる)、「デュエマの対戦映像を撮影した後、その映像を再生する際に全く違う対戦の映像が流れる」というドッキリを仕掛けられた際は、再生された映像の対戦相手・プレイマット・使用デッキ(カード)の全てが異なっていたにもかかわらず数十秒の間全く気付かないという事態を引き起こし、仕掛け人側の段取りを破綻させている。「ここは気付いてもらわないと話が進まないのよ」
2022年7月27日の動画では、デッドマンが使うデッキのカードの画像がチアリの過去動画やスチール撮影の画像にすり替えられている。(事務所のスターダスト公認)
一方で、年2回の殿堂発表ではカードの読み上げを担当し、3000人以上が参加する大型大会でも試合開始の音頭を取るなど、デュエマの顔の一人としての役割もきっちり果たしている。
「デュエチューブ」内外での活動を通して、上述のメンバーやコラボ先YouTuberからのいじられキャラなどが浸透していき、彼はメンバー内でも随一の愛されキャラとなったのである。
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