マトイ「はっ……はっ……
何、この敵……!
いつものと、全然違う……!」
概要
終の女神シバがマザーシップへの侵攻を開始すると同時に出現した「フォトナーの尖兵」とも言える存在。
見た目は惑星リリーパの機甲種とは異なり、色鮮やかな装甲に覆われている。
弱点はダーカーと同じくコアだが、弱点属性は「闇」。
コアを覆う装甲はかなり頑丈であり、ムービーでは主人公のコートエッジの斬撃を弾き返してしまった。
もとは【深遠なる闇】と戦うためにフォトナーが造り出した兵器群であり、フォトナーが【深遠なる闇】を封印する際に巻き込んだ物をシバが侵食・使役している。侵食の際に装甲を無理矢理剥がしてコアを植え付けており、そこが撃破のカギとなる。
現在はストーリーや後述の緊急クエスト「終の艦隊迎撃戦」、アルティメットクエスト「艦内侵入:敵大型戦艦」、シバ達の各惑星への侵攻を想定したと言う仮想訓練のディバイドクエスト「逆境訓練:フォトナー強襲」で登場する。
緊急クエスト「終の艦隊迎撃戦」
2019年5月29日に実装された緊急クエスト。
オラクル船団の近傍に出現したフォトナーが率いる「終の艦隊」の撃破が目標であり、全3セクター、各2パターン(計6種類)のクエストで編成されている。
交戦区域
セクター1
- 「艦隊迎撃戦:味方救援」
- 「艦隊迎撃戦:被害艦救助」
閃機種から味方艦を救出するのが主軸のクエスト。
セクター2
- 「艦隊迎撃戦:敵艦襲撃」
- 「艦隊迎撃戦:妨害艦追撃」
A.I.S妨害装置の破壊を主軸としたクエスト。
セクター3
- 「艦隊迎撃戦:戦艦撃破」
- 「艦隊迎撃戦:敵旗艦突撃」
主戦力の撃破による撃退を主としたクエスト。
セクター2をクリアしていればクエストを受注できる(過去に配信された再戦クエストポジション)。
種類
原種の他、対A.I.S用に巨大化された「Σタイプ」が存在する。
小型
バリール
正面にバリアを張る菱形の閃機種。
発射されてから低速状態になる結晶弾が主力武器。バリアは自ら砕くことで、エネルギーの破片を敵にぶつけることが出来る。
バリアが展開されていない背後が弱点である。
ゾルーラ
両腕部を変形させて攻撃を行う蛾のような姿をした閃機種。
電撃で相手をショック状態にすることも。
ラディルーゴ
突進などの攻撃を仕掛けてくる人型の閃機種。
重力を操る結晶を作り出し、プレイヤーを引きずり込んで長い腕部で攻撃を与える。
ハバルッサ
飛行形態と戦闘形態の2つの形態を持つ可変型閃機種。
見た目は円錐状のボディに細長い手足をつけたようなもので、変形すると先端部から赤い光弾を連射したり、猛スピードで突進してくる。
頭部に該当する赤いコアが弱点。
カサドール
セクター1・2での戦闘中に、味方艦隊を横切って撃ってくる閃機種。
1~5のバリエーションがあり、装甲面では非常に脆いが、放たれる弾幕の量は尋常ではなく、高難易度で間違えてフルヒットするようなものなら即死することもある。
地味に評価対象の総合撃破率の対象であるため(特に緊急クエスト「終の艦隊:慟哭」では一体でも逃すとS判定を逃してしまう)、なるべく逃がさずに仕留めておきたい。
なお、他の閃機種と異なりオブジェクト扱いであるため、弱点属性が無い。
中型
オルカーバ
宇宙船のような形状をしている閃機種。
ミサイルやビーム砲、空中機雷が武器。
コアの位置が下にあり、大技を使用する時でないと満足に狙えない。
ディゾルセイバー
騎士に似た形状をしている人型の閃機種。
セイバーを使った斬撃だけでなく、シールドを正面に構えて攻撃を防御する。
また、シールド展開中に攻撃がシールドにヒットすると、刀身にエネルギーを纏わせて高威力のカウンター攻撃を放ってくる。
セイバーディグル
ディゾルセイバーの亜種。ブラックとイエローのツートンカラーが特徴。
挙動は元エネミーと変わらないが、斬撃が飛ぶなど攻撃面が強化されている。
ヒュードアズール
遠距離で山なりのビームを放ち、近づかれると瞬間移動で回避するか腕を伸ばしてこちらをバインド状態にして拘束し、間合いを離してビームを撃ってくる。
下部を破壊すると瞬間移動が不可能になるので、間合いを詰めやすくなる。
エルスクード
腕を広げると周囲のエネミーに防御上昇・状態異常耐性・吸引耐性のバフをかけ、攻撃フィールドを展開する。腕を閉じているときは非常に硬く、スタンしている時間も短い。
コイツ自身は状態異常のミラージュを付与すると硬い装甲が剥がれ、常時コアを狙えるようになる。
大型
ドラルベルージュ
斬撃やレーザーで攻撃を行う人型の閃機種。
サテライトカノンのような座標攻撃もしてくる。
両腕部と両脚部を破壊することでどこか一ヵ所にコアが露出する。
ドラルグルーディ
ドラルベルージュの亜種。
瞬間移動を繰り返すルーチンがあるため、ドラルベルージュより厄介。
ベールドフォードルス
「艦内侵入:敵大型戦艦」のトリを勤める防衛機構。様々なビーム攻撃で寄せ付けない。
脚部のそばにあるコアを全て破壊する事で地面に落とせるので、正面弱点のコアを狙えるようになる。
なお、警戒レベルが最大まで高くなってしまうとドロップ判定のないNDエネミーを伴って登場する。
グラーブエクゼクル
ディバイドクエスト「逆境訓練:フォトナー強襲」に登場する大型閃機種。
元々は「フォトナーの戦力としてアークスがシミュレートした」ものでありシバ側が所有しているかは不明であったが、シバとの決戦の前座の〆に登場。7thOPの艦隊組に立ちはだかっているのがコイツ。
一定空域の重力を操作する事でジャンプ力を下げたり、突き放してくる。
また、変形することで装甲を犠牲に機動性を向上させるが、ある空域に留まるか無敵で抜けるかしないと大ダメージを与える攻撃を仕掛けてくる。ストーリークエストでも変形後に平然と仕掛けてくるので変形後の挙動には注意。
レイドボス
ディモールドゥミヌス
緊急クエスト「終の艦隊迎撃戦」の「敵旗艦突撃」に登場する超大型閃機種。
終の艦隊の旗艦中枢を守っており、4本のアームやレーザーを使った攻撃を繰り出してくる。
他にもオルカーバが使用していた空中機雷を放出したり、レーザーエネルギーを収束させ巨大なエネルギーボールを放り投げてくる技もある。
追い込みの最中にA.I.Sヴェガに乗り込むパートあり。
なお、このディモールドゥミヌスにもフォトナー艦と同じくA.I.S妨害装置を搭載している。
ネメスアンジュール
緊急クエスト「終の艦隊迎撃戦」の「戦艦撃破」に登場する超大型人型閃機種。
背部のユニットから展開される光の翼で高い機動力を誇り、両腕のソードアームによる強烈な攻撃や外付けの発生装置から展開されるバリアーでソリッドバルカン等の射撃武装をほぼ無力化させるなど、脅威の性能を持っている。
射撃面に関してはソードアームから放たれるビーム速射砲・全身から放たれる誘導の強い赤色追跡エネルギー弾・2種類のニードルミサイルを撃ってくるが、A.I.Sヴェガの新機能・カウンターシールドの恰好な練習台でもある。
ちなみに外付けのバリア発生装置を破壊しなくても、各部コアはセイバーで破壊する事が可能。
アルティメットクエスト「艦内侵入:敵大型戦艦」で入手できるトリガークエスト「宇宙を駆ける紅き閃機」には強化版のアヴァールネメシスが単騎で登場。
攻撃の内容はあまり変化がないように見えるが、高出力で弾速が遅めの誘導エネルギー弾が追加されている。これと通常のホーミング弾を併用してくるので、PPに余裕がないとカウンターシールドで攻撃を凌ぎきれず被弾する可能性がある。
クエストの評価は時間と撃墜された回数が影響するので、なるべく落ちない立ち回りをしたい。
なお、フォトンブラスターを撃ち込むと撃ったプレイヤーへのヘイトが高まり、集中砲火を浴びる事になる。部位を3つ以上破壊しても油断できないほどの弾幕が飛んでくるので、ヘイト管理はしっかり。
EP6設定資料集
シバが装甲を剥がしたのは、浸食してフォトン吸収能力を植え付けるためだという。自立起動兵器だが【原初の闇】を通して操ることが可能となっている。
封印された当時の【原初の闇】は、素体がシオンコピーの人造全知存在だったこともあり惑星サイズの巨体を誇っていた。フォトナーの兵器群はその周辺宙域に展開されていたため巻き込まれる形で【原初の闇】と共に異次元に放逐されてしまった。これらにシバが手を加えたのが閃機種である。