JR西日本の同名駅は伊丹駅を参照。
概要
兵庫県伊丹市西台一丁目にある阪急電鉄伊丹線の駅。駅番号はHK-20。
正式駅名は単に『伊丹駅』だが、JRに同名の駅名があるので『阪急』をつけて混同を避けている。
国鉄時代は福知山線がローカル線だったこともあって当駅の方が栄えていた。
しかし、阪神淡路大震災後、JRが早く復旧を行い速達面でも優位になったもことも相まって、当駅の商業施設の空洞化が目立つようになってきた。
それが影響して現在の阪急伊丹線はJRに比べて所要時間で優位に立てない影響で、ローカル線状態になっている。
尚、大阪駅だけでなく宝塚駅に関してもJRの方が早い。
駅を取り囲むようにして、市営バス・阪急バスが発着するバスターミナルが置かれており、特に市営バスは大阪国際空港への伊丹市側からの唯一のアクセス手段として機能している。
駅構造
頭端式1面2線の高架駅。ホームは5階建て駅ビル『Reita(リータ)』の3階にある。
阪神淡路大震災発生前までは、単式・島式の複合2面3線で、当初予定されていた宝塚方面への延伸の際には、緩急接続を考慮した2面4線式に拡張する計画となっていた。
ところが阪神淡路大震災で当駅は崩落。一時的に、隣の新伊丹駅までを運休し、のち運行を再開したが、現駅舎の完成までの間は、単式ホーム1面1線の地上駅として仮営業が行われていた。
↑阪神大震災の激震で崩落した伊丹駅
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は25,178人である(伊丹市統計書より)
年度別
年度 | 乗降人員 |
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2008年(平成20年)度 | 23,828人 |
2009年(平成21年)度 | 23,090人 |
2010年(平成22年)度 | 23,090人 |
2011年(平成23年)度 | 23,984人 |
2012年(平成24年)度 | 24,257人 |
2013年(平成25年)度 | 24,512人 |
2014年(平成26年)度 | 24,635人 |
2015年(平成27年)度 | 24,880人 |
2016年(平成28年)度 | 24,601人 |
2017年(平成29年)度 | 24,789人 |
2018年(平成30年)度 | 25,245人 |
2019年(令和元年)度 | 25,178人 |
隣の駅
←塚口方面 | 当駅 |
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新伊丹駅(HK-19) | 伊丹駅(HK-20) |