曖昧さ回避
阪急塚口駅
兵庫県尼崎市塚口本町一丁目1番にある阪急電鉄神戸線の駅。
正式な駅名は塚口駅だが、後述するJR西日本の駅との混同を避けるために「阪急」を併記させていただく。
神戸本線から伊丹線が分岐する。伊丹線の車両は西宮車庫から当駅までの区間を回送で送り込まれている。
平日朝ラッシュ時に運転される通勤特急は停車し、特急は全列車が通過する。この結果、日中は普通列車が10分間隔で停車する程度にとどまっている。
時刻表はこちら→参照
駅構造
単式1面1線と島式1面2線の複合2面3線。伊丹線の列車は3号線からの発着となっているが、この構内は15km/h制限を受けるほどの急カーブとなっている。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は58,961人である(尼崎市統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 61,572人 |
2009年(平成21年)度 | 60,102人 |
2010年(平成22年)度 | 58,806人 |
2011年(平成23年)度 | 53,642人 |
2012年(平成24年)度 | 57,711人 |
2013年(平成25年)度 | 57,000人 |
2014年(平成26年)度 | 58,434人 |
2015年(平成27年)度 | 59,601人 |
2016年(平成28年)度 | 58,599人 |
2017年(平成29年)度 | 58,645人 |
2018年(平成30年)度 | 58,464人 |
2019年(令和元年)度 | 58,961人 |
隣の駅
神戸本線 | ||||
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種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
特急 | 通過 | |||
| 十三駅(HK-03) | 塚口駅(HK-06) | 西宮北口駅(HK-08) | |
準急 | 今津線・門戸厄神駅(HK-23) | 塚口駅(HK-06) | 十三駅(HK-03) | 朝上りのみ |
通勤急行 | 十三駅(HK-03) | 塚口駅(HK-06) | 武庫之荘駅(HK-07) | |
普通 | 園田駅(HK-05) | 塚口駅(HK-06) | 武庫之荘駅(HK-07) | |
伊丹線 | ||||
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
普通 | 塚口駅(HK-06) | 稲野駅(HK-18) |
阪神競馬場で競馬が行われた場合は、今津線仁川発梅田行きのみ臨時急行が運行される。仁川から当駅まではノンストップで、梅田寄りは急行と同じ。
JR塚口駅
兵庫県尼崎市東塚口町一丁目にある福知山線(JR宝塚線)の駅。かつては福知山線の支線に当たる尼崎港線の起点駅でもあった。
こちらも正式名称は塚口駅だが、混同を避けるために「JR」を併記させていただく。
当駅始発・終着列車が多数設定されている。JR東西線・片町線方面へ直通で運転される快速列車の一部、および区間快速列車は当駅で折り返している。
福知山線は長年単線・非電化だったため、大阪市内から離れていないものの利便性に劣っていた。改札も列車別改札で行われた。1981年に複線電化されたのをきっかけに、橋上駅舎が整備。
1984年まで尼崎港に至る支線が分岐し、開業当時はそれが本線だったためにその線路はまっすぐだった。現在の本線は西に大きくそれて回り込むような線形となっている。
東海道本線東京 - 大阪間で運転されていた長距離特急「つばめ」「はと」は、大阪駅到着後当駅まで回送、編成の後ろに機関車を付け替え、宮原操車場(現在の網干総合車両所宮原支所)に入り方向転換を行った。これは列車の先頭に展望車があり、展望車側を先頭にする必要があったため。この運用に対応すべく、1956年11月のダイヤ改正を機に尼崎 - 当駅間が電化された。1978年10月のダイヤ改正まで、宮原操車場への回送の際の時間待ちに大阪駅から一部の特急が当駅まで回送されて待機した。電化設備はそのまま残され、1981年の複線電化に再利用された。
かつては貨物取り扱いもあった。現在の留置線のあたりに取扱い線と貨物ホームを設け、森永製菓や三菱電機の工場からの貨物を主に取り扱っていた。
駅構造
単式1面1線と島式1面2線の複合2面3線。1番のりばが下り本線で3番のりばが上り本線。中線の2番のりばには、当駅折り返し電車と大阪方面に向かう普通電車で快速や特急の通過待ちを行う電車が発着。
3番のりばの線路の東隣には3本の留置線があり、尼崎発着の電車などが留め置かれる。
日中は1時間に8本の電車が発着、そのうち半数はJR東西線に直通する区間快速で、当駅で折り返す。
時刻表はこちら→参照
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は12,042人である(兵庫県統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 8,673人 | 17,346人 |
2009年(平成21年)度 | 8,705人 | 17,410人 |
2010年(平成22年)度 | 8,859人 | 17,718人 |
2011年(平成23年)度 | 9,015人 | 18,030人 |
2012年(平成24年)度 | 8,992人 | 17,984人 |
2013年(平成25年)度 | 8,957人 | 17,914人 |
2014年(平成26年)度 | 8,854人 | 17,708人 |
2015年(平成27年)度 | 9,148人 | 18,296人 |
2016年(平成28年)度 | 9,986人 | 19,972人 |
2017年(平成29年)度 | 11,059人 | 22,118人 |
2018年(平成30年)度 | 11,656人 | 23,312人 |
2019年(令和元年)度 | 12,042人 | 24,084人 |
隣の駅
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
---|---|---|---|---|
丹波路快速 | 通過 | |||
快速 | 通過 | 下記以外 | ||
快速 | 尼崎駅(JR-G49) | 塚口駅(JR-G50) | JR東西線直通・当駅発着列車のみ | |
区間快速 | 尼崎駅(JR-G49) | 塚口駅(JR-G50) | JR東西線直通 | |
普通 | 尼崎駅(JR-G49) | 塚口駅(JR-G50) | 猪名寺駅(JR-G51) |
JR東西線・学研都市線の区間快速のうち猪名寺以北に直通する列車は、JR宝塚線内では快速もしくは普通電車として運行する。
関連項目
塚口駅(阪急電鉄)
塚口駅(JR西日本)