概要
今津駅(兵庫県)
どちらも高架駅となっており、両線はペデストリアンデッキで連絡している。
西宮北口駅とその前後の神戸本線沿線及び今津南線・北線沿線から大阪難波及び京セラドーム大阪に向かう際には当駅で阪神電車に乗り換えると便利(但し、平日朝ラッシュ時は快速急行が通過するので注意が必要)。
阪神電気鉄道(HS-16)
相対式2面2線。ホーム有効長は近鉄車両対応(21m)の8両(170m)。
ホームは3階、改札口は2階にある。
前述したように2階改札口から阪急今津線への乗り換えが可能。
すべての区間特急・急行・区間急行(大阪梅田行きのみ)、平日ラッシュ時以外と土休日の快速急行が停車する。
阪急電鉄(HK-22)
阪神同様、ホームは3階、改札は2階にあり、阪神電車寄りのみに設置。
有効長は4両。通常は2号線のみ使用され、西宮北口行き初電(5時発)と今津行き終電のみ1号線が使用される。
地上駅時代
阪急今津線が当駅まで延伸した当時は現在とほぼ同じ位置に駅があり、阪神電車本線とL字で接続していた。その後約200m南へ移転し、現在阪神今津駅北側のロータリーがあるあたりでほぼ直角に単線の急カーブとなり、阪神本線とほぼ平行になるようになった。
戦時中、軍需物資輸送を目的に阪神と阪急の線路がつなげられたが、戦後の1949年12月13日、阪急今津線の電車が阪神国道駅でコンプレッサーの故障によりブレーキが緩まなくなり、修理の際に誤ってドレンコックを開いてしまい、40‰の下り勾配を走り、阪神本線にポイントを壊して侵入、久寿川駅のホームに衝突して止まった。これを機に線路が分断された。当時阪急のホームは6両編成分あったが、1984年に西宮北口駅で今津線が南北に分断されると、3両編成しか発着しなくなったため、ホーム中央部に柵が設けられ、東側3両分が立ち入り禁止となった。阪急のホームの北側には阪神の保線車、事業用車が留め置かれていたが、香櫨園駅と打出駅の間にある堀切保線基地に移設されている。
高架化されるまでは、北側に阪急の乗車ホームと降車ホームが線路を挟んで並び、金網をはさんで南側に阪神の上りホームと下りホームが阪神の上下線の線路を挟んで並ぶという構造だった。どちらも神戸寄りにしか改札がなく、阪急の改札は乗車用・降車用で完全に別だった。阪神のホームには地下通路があった。
阪急のホームと阪神の下りホームの相互乗り換えは、改札外の地下道もしくは改札口西側の踏切を横断しての連絡だった。
利用状況
近況
阪神電気鉄道
阪急電鉄
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は25,995人である(西宮市統計書より)。
- こちらも阪神なんば線開業後、緩やかに増加傾向にある。
年度別利用状況比較表
事業者名 | 阪神電鉄 | 阪急電鉄 |
---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 23,699人 | 21,945人 |
2009年(平成21年)度 | 25,288人 | 22,389人 |
2010年(平成22年)度 | 27,321人 | 23,213人 |
2011年(平成23年)度 | 27,890人 | 24,067人 |
2012年(平成24年)度 | 29,293人 | 24,736人 |
2013年(平成25年)度 | 30,647人 | 25,008人 |
2014年(平成26年)度 | 31,803人 | 25,385人 |
2015年(平成27年)度 | 32,596人 | 25,598人 |
2016年(平成28年)度 | 33,134人 | 29,173人 |
2017年(平成29年)度 | 33,258人 | 28,762人 |
2018年(平成30年)度 | 33,112人 | 29,622人 |
2019年(令和元年)度 | 33,382人 | 29,437人 |
2020年(令和2年)度 | 28,330人 | 22,537人 |
2021年(令和3年)度 | 29,541人 | 24,378人 |
2022年(令和4年)度 | 32,664人 | 25,995人 |
2023年(令和5年)度 | 33,775人 |
隣の駅
阪神電気鉄道本線
阪急電鉄今津南線
今津駅(HK-22)-阪神国道駅(HK-21)
参考資料
※1 ハンドブック阪神
今津駅(大分県)
駅構造
相対式2面2線の地上駅。
隣の駅
余談
当駅の2駅小倉寄りにある中津駅も、当駅と同じく阪急電鉄に同名の駅が存在する。
関連項目
今津駅(兵庫県)
阪神電気鉄道 阪神電車 阪神本線 阪神なんば線 阪急電鉄 阪急電車 阪急今津線 兵庫県内の駅一覧
今津駅(大分県)