経歴
ポジションは主に内野手として二塁・三塁を守り、たまに外野手をする事もある。右投右打。
岩手県立一関第一高校時代では甲子園の全国大会には縁が無かったが、明治大学進学後の1年秋からリーグ戦に出場&3年春に三塁手のレギュラーに定着。大学卒業後は硬式野球部を持つ東北地方の銀行への就職を考えていたが、東日本大震災の影響を受けHONDAへ入社し野球競技生活を続けた。2015年オフに行われたドラフト会議にて、中日ドラゴンズから5位指名を受けプロ入り。
二塁手としてのレギュラー定着は2019年から。この年は自身初めて規定打席に到達、リーグ10位の打率.291を記録した。本塁打を打つタイプのバッターではないものの、下半身を意識した打撃が持ち味で、中日ドラゴンズ時代はクリーンナップを任される事もあった。
2022年シーズン終了後の11月、(左打者ばかりの打線で)右打ちの選手を補強したい東北楽天ゴールデンイーグルスへ、涌井秀章投手との交換トレードで移籍。移籍初年度は(序盤は)パ・リーグの野球に慣れるまで苦労したが、7月以降は3割を超える打率を残した。
人物
- 顔と整えられたヒゲの風貌から、まるで「バーのマスター」っぽいということで「マスター」の愛称がついた。中日最終年の2022年は立浪和義監督の元で「ヒゲ禁止」の通達があったため、トレードマークのヒゲは剃っていた。
- 2022年6月29日、福島・開成山球場で行われた中日対巨人戦では、プロで初めての5打数5安打。その5安打全てが単打という珍記録を作っている。