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1912年(大正元年)ガンデンポタンチベットの独立を宣言した際に、ダライ・ラマ13世によって国旗として制定された旗。

旗正面の白い雪山の前面で、2頭のスノー・ライオン(唐獅子)が3つの宝石を支えている。



概要編集

現在では、主にチベットの独立運動や支援グループが使用していて、支援グループは世界中に存在しており、中国の惨たらしいチベット人への迫害民族浄化に対して抗議活動を行い批判を続けている。

中国では雪山獅子旗を掲げることは「チベット独立の意思表示」として厳禁されており、掲揚が発覚した場合は旗を掲揚した罪で即座に当局に逮捕され、禁固刑などの実刑に処される。

日本ではチベット関係のデモである『北京オリンピックの聖火リレー抗議デモ』などや、中国へのデモである2010年の『尖閣諸島抗議デモ』などで頻繁に使用されている。


逸話編集

1910年代にチベットに滞在していた日本人チベット研究者・青木文教は自著の『祕密之國 西藏遊記』において、チベット軍司令官と他愛ない話しをしていた時、チベットの軍旗でも使われていたチベットの記号(雪 山・唐獅子・日・月)と、大日本帝国陸軍の軍旗として使用されていた旭日旗に擬似する意匠(旭日)を組み合わせ、新しく図案を作ったものがたまたま新しい「軍旗」として採用されたと記している。


この逸話は矢島保治郎によるとも 、二人の共同の発案ともいわれている 。


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チベット 国旗

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