概要
御存知の通り、ドラえもんは22世紀生まれのネコ型ロボットである。
しかしドラえもんと初めて出会った人物は、大抵彼のことをタヌキと間違える。そこから第三者にドラえもんの事を伝えようとすると、大概は
第三者「青いタヌキみたいな奴」
ドラえもん「僕はタヌキじゃない」
という流れがほぼ鉄板である。
例1:ふたご姫 x ドラえもん
ファイン「青いタヌキ、パーティ移行かな?」
ドラえもん「僕はタヌキじゃない」
例2:きら☆レボ x ドラえもん
月島きらり「青いタヌキ、アナタボシ歌かな?」
ドラえもん「僕はネコ型ロボット」
月島きらり「青いタヌキ、アナタボシ歌かな?」
ドラえもん「僕はタヌキじゃない」
…タヌキどころか謎の物体にしか見えないが、何故タヌキなのかは謎。
余談
元々ドラえもんは黄色い塗装の耳がついた姿であったが、ネズミ(型ロボット)に耳を齧られ紆余曲折を経て現在の青いテカテカ頭になった。だが『ザ・ドラえもんズスペシャル』等の作品では、過去の黄色い姿でもタヌキ呼ばわりである。
原作アニマル惑星においても度々狸と間違われドラえもんが憤慨するシーンが存在するが「タヌキと言われてそんなに腹立つか」と逆に狸がドラえもんに怒り出すという珍事が発生した。映画版でも概ね同様の流れではあるが怒り出しはせず、なぜタヌキと言われてそんなに腹が立つのかと天然気味にドラえもんに突っ込んでいた。
更なる余談で、映画版第一期「日本誕生」ではギガゾンビの手下であるツチダマからはタヌキのバケモノと歴代の中でも酷い言われようで、言われたドラえもんも否定する前に一瞬へこんだように表情が曇ったほど。
ドラえもん「来い、粘土のバケモノ!」
ツチダマ「いい度胸だ、タヌキのバケモノ」
ちなみに北米版では「太ったタヌキ」のイメージが日本ほど浸透していないため(アメリカ大陸に野生のタヌキが棲息していないからか)、「アザラシ」と間違えられる。2014年に放送されたとある特集番組にてドラえもん本人は「まぁタヌキよりはマシ・・・・・いややっぱりダメ!」とコメントしていた。「あくまでネコ型ロボットである」というプライドは捨てられないようだ。
関連タグ
⇒仮面ライダータイクーン…同じ愛称をもつたぬきモチーフのヒーローだがあまりコラボイラストは投稿されていない。(水星たぬきと時期がちょうど被ってしまいあまり話題にならなかったことが原因と考えられる。)
水星たぬき(スレッタ・マーキュリー)…眉毛が太くたぬき顔であることから呼ばれている愛称。たぬき繋がりで様々なコラボイラストが投稿されてる。