概要
無駄とされる余計な動作、手順が多く、効率が悪いとされる事。 対義は効率的。
時間やお金・資源・体力などが無駄になりやすく、「コストパフォーマンスが悪い」とも言われる。
何らかの軽作業であっても、道具を持ち換えたり視線を移動させる、探すといった小さな手間や時間・作業量が積み重なって、意図せず非効率となっている場合もある。
毎日10分間の無駄であっても、年間200日では33時間(1.3日分)の無駄となる。社訓を読み上げるだけの朝礼や、ろくな案の出ないグダグダな長時間の会議、メールの一斉送信で済む連絡のために全社員を集める(その間の業務が進まない)など、もはや形骸化した儀式となっている場合もある。通勤時間にも同じことが言える(往復時間も含めると倍以上)ため、会社近くに引っ越してしまう手もある。
仕事では勿論、道具などにおいても効率の悪い所は省かれる傾向にある。
動物の身体機能でも、例えば飛べない鳥には翼が無駄なものとして小さくなっていく傾向がある。
効率化の弊害
しかし、効率化を求めるあまり、安全確認や雄のクジャクの羽の目玉模様など、無駄な様で必要不可欠なものも存在するため、何でもかんでも無駄と見なすのはナンセンスである。後方支援、縁の下の力持ちな部位や人員まで意図せず削ってしまうことで業務が立ち行かなくなるといった本末転倒な事例もあるので要注意。
悪い意味では「効率厨」とも。