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[化] [聖夜の変化]面霊気(狂阿弥) のクリスマス
[化] [聖夜の変化]面霊気(狂阿弥) (SR) 【[聖夜の変化]面霊気(狂阿弥)】せいやのへんげ めんれいき きょうあみ 長い年月を経た面が魂を宿した付喪神の一種。あやかしでは鬼に憑かれた彫師の手による六十六の面の集合体。目に見えぬ面を被せ、相手を操ることが可能。今回は、ひとがサンタの役割を演じるというクリスマスに、興味津々で着替えて来た。 「聖夜と呼ばれるこの一夜、ひとは西洋翁の面を被り、年少者のため演ずるか。 ああ、わかるぞ。祭りと面は切り離すことできぬもの。であれば俺も、望まれるままに配り与える翁となろう。褒めらるるべき子供には甘い菓子を、罰されるべき子供には石ころを。数々の面を使い分け、赤と黒とを贈ろうではないか。」 「被せようぞ、被せようぞ。善良なる子供に狐の面を。酒浸りの男に神がかりの面を。貞淑な女に般若の面を。面を望み、面に憑かれ、面の通りに狂いゆけ。祭りの日とはそうあるべきものだ。 ……なんだ貴様、きょとんとした顔をして。要は、楽しめということだ。 面を被り、新たな己となり、一夜(ひとよ)限りの異界に遊ぶが良い。面というのは、そういうものだ。」 「これを俺に? 成程、お前は今宵、俺に童の面を被れと……違う? ……そうか、これは全ての面と、それを繰る俺への贈り物というわけか。……しばし待て。俺の中には六十六の喜びと興奮とが渦巻いて、礼の言葉を選びかねているのだ。」 お仲間さんに見せてもらった[化] [聖夜の変化]面霊気(狂阿弥) (SR) 【[聖夜の変化]面霊気(狂阿弥)】せいやのへんげ めんれいき きょうあみ が可愛すぎて!ミシゲーサンタのクリスマスとは少し別次元のクリスマス。 ※茶句は今年以外のクリスマスイベントなにも知らない…!7,070文字pixiv小説作品 - シリーズ台本【ファンタジー系・ヤンデレ付喪神】
【付喪神/ヤンデレ】姉御肌なお面屋の姐さんのしっとりした感情
【あらすじ】 祭りの会場で、貴方はお面屋のお姉さんに声をかけられる。気のいい彼女に勧められるがまま、お面を見ていると、一つ妙に見覚えのあるお面があって…? 【キャラ紹介】 ①面霊気(めんれいき) →能面の付喪神。能楽で使うお面が妖怪化したもの。祭りの会場でお面屋を営んでいたが、自らを捨てた持ち主に遭遇。捨てられた恨みとか、再会できた嬉しさとかで、感情がぐちゃぐちゃになった。彼のことを二度と離すことはないだろう。 ②元能役者 →かつては天才と呼ばれていたが、とある事情で挫折し、現在は役者を引退している。引退した際に、大切にしていた能面を捨ててしまい、逆にその能面の所有物となってしまった。因果応報。1,547文字pixiv小説作品