「あんたなんか、天狗塚に落ちて当然だわ!!」
「女の子にやらせてお掃除当番をさぼるなんてひどいわ!!」
「おことわりします!」
人物
CV:緒方恵美
アニメ映画作品『地獄先生ぬ〜べ〜』に登場した5年3組の美少女で初の劇場版オリジナルキャラクターにして本作のメインヒロイン。
一人称は「私」。
絵を書くことが得意な非常に大人しく心優しい少女。その優しさは、凶悪犯といえども大怪我をしたことに対して激しく同情する程。だがそれ故に引っ込み思案で人物の絵を書くことは苦手としている。その為、彼女の風景画は上手いが人物の絵は歪んで下手なものとなっている。
その性格故に同級生の金田勝にはいじめられている。公園で5年3組のクラスで行われる写生をしている最中に偶然、ベンチでパンを食べている指名手配の連続殺人犯「櫻田博之」を発見し、稲葉郷子に促され警察に通報する。
その後、犯人が逃走中に事故にあったことで天狗塚から悪霊が出現。郷子と違い、自分が通報したせいで殺人犯が重症を負ったことに心を痛め、その久美子の心につけ込んだ天狗塚の悪霊は力を持ってしまう。本来の姿では長い間活動ができない天狗塚の悪霊は黒マントに姿を変え「赤いリボンは呪われる」という言葉と共に自分の身代わりに久美子に苦言の玉を飲ませ天狗道に落とそうとする。その後、童守小学校に現れた悪霊に不用意に近づいた為に攫われてしまい天狗塚にて苦言の玉を飲まされ天狗道に落とされそうになるが、最終的には迷いを断ち切りぬ~べ~や郷子を援護、その純粋な心によって遂に開いた天狗道にぬ~べ~の一撃を受けた天狗塚の悪霊は転落して言った。映画のラストでは掃除当番をサボり、サッカーをしようとする金田相手にも物怖じせずにちゃんと意見を言えるように成長した。
午前0時ぬ~べ~死す!
本作では未登場。
恐怖の夏休み!!妖しの海の伝説!
EDに登校中の姿として前作である2作目に登場した加々美潤と共に登場。
一夜だけの復活
「地獄先生ぬ~べ~ コンプリートDVD-BOX VOL.2」に封入されたコミック「一夜だけの復活」はアニメ版の続編であり、彼女も再登場する。結界に阻まれて教室から出られなくなり、フェードアウトするが、ラストでは他の同級生や妖怪らと共に楽しくパーティーに参加した。
備考
緒方恵美が演じているのが意外と言われるほど女の子らしい喋り方が特徴。ぬ~べ~のことを「先生」としか呼ばず「ぬ~べ~」とは呼ばなかった。引っ込み思案という性格である為、言ったら言ったでおかしいが。本来は劇場版は中島法子を主演とする予定であったため、法子と性格が被る部分がある。また、緒方氏が演じている魔法騎士レイアースの姫と似ているという意見もある。