演:はやみ竜次
概要
巨大犯罪組織ダッカーの首領。Lの形をした突起のある兜を被った赤い服と黒マントの男。赤い顔が特徴だが、当初はあまり赤くなく、第5話から濃い赤色になった。
幸せな者がいる事を許さないという危険な思想の持ち主で、ある意味ダッカーという組織の恐ろしさを体現した人物と言える。
普段は本部の司令室に鎮座しており、下部組織のボスを呼び出して、彼らの手ぬるい手段を非難した他、時には司令室に仕掛けた罠で恫喝したり、直接折檻を与えるなどのパワハラを行った。一方で、一定の成果を出したり、悪事に入念な準備をする者には称賛したり激励したりする。なお司令室は第3話から一新され、デスクの背景に巨大な壁画が飾られるようになった。
武器はLの形をしたブーメラン。
第11話では快傑ズバットの活動時間が5分である事を突き止めたが、なぜか早川健とズバットの関係には終盤まで気付かなかった。
最期と衝撃の事実
第31話で本部に乗り込んだズバットを自ら迎え撃つ(同時にズバットの正体が早川だとようやく見抜いた)。しかし、投げたブーメランを躱された挙句、ズバットアタックを受けてしまう。自身を飛鳥五郎殺害の犯人だと思い込んでいるズバットの猛攻にたじろぎ、ズバットに詰め寄られながらある事実を告げる。
何と飛鳥を殺害したのは彼ではなく、ダッカーの総統なる人物であった!
ズバットにダッカーの総統の名前を告げようとしたものの、ダッカーの最高幹部・竜山丸に銃撃されあっけなく絶命するのだった。
余談
演じたはやみ氏は『仮面ライダーストロンガー』第12話では大和田一郎(クモ奇械人人間態)、『秘密戦隊ゴレンジャー』第1話では海城分隊長(海城剛の兄)を演じた。
関連タグ
スカール、血車魔神斉、ゼロ大帝、大魔王、アイアンクロー(鉄の爪):他の石ノ森作品に登場する「表向きの首領」。