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概要編集

巨大犯罪組織ダッカーの傘下にある組織。首領Lの号令の下、様々な犯罪に手を染めて人々を苦しめている。劇中では29の組織が確認されている。

基本的にボス、用心棒、下級構成員(戦闘員)で構成されている。


ボス

ダッカーの幹部。凶悪犯罪に躊躇がない悪党ばかりだが、手抜かりがあると首領Lに叱責されるなど中間管理職の側面もたびたび強調される。右胸にダッカーのマークを象ったワッペンをしている(ただし、中にはジャケットでなくシャツに貼っている者もいて分かり辛い)。大抵はズバットが現れると用心棒に相手をさせて逃走するが、中には武装してズバットに抵抗する者も少なからずいる。基本的に戦力を部下や用心棒に振っている為、それらを突破されると大半がズバットのムチで振り回されるのみのサンドバッグと化す。第19話のセントデビル以降、ズバットに2月2日飛鳥五郎の命日)の動向を詰問され、その日のアリバイを供述するのがパターンとなる。


用心棒

下部組織のボスに雇われた達人。奇抜な格好をしている者が多い。早川健に自分の特技を「日本じゃあ二番目だ」と言われて、ムキになって彼に特技で挑むも、早川はそれ以上のテクニックを見せてしまい悔しがるのがお約束(勝負の内容は前述の台詞のリンク先参照)。ズバットとの戦闘では武装してボスを護衛する(ただしズバットと戦わなかった者も何人かいる)。倒されると特徴的な台詞を言い残す者もいる。


ダッカー戦闘員

ダッカーの下級構成員。黒のキャップ、サングラス、シャツ、ズボンで身を固め、Dのマークが入った赤のネクタイとピンクのベルトを身に着けている。携行しているサーベルが武器だが、銃火器を扱う者もいる。どの組織でもほぼ同じ格好をしているが、組織ごとにファッションにマイナーチェンジがある。


一覧編集

地獄組編集

第1話に登場。飛鳥五郎の住む地域で傍若無人に振る舞っていた暴力団。爆弾テロを引き起こし、市長に30億円の大金を要求した。

地獄竜

演:佐藤好将 CV:依田英助

地獄組のボス。顔の左半分を竜が描かれたマスクで覆った中華服の男。女子供でも容赦しない冷酷な性格。

飛鳥の入院していた病院を爆破し、それに恐怖した市長から30億円を入手するが、早川の始末を怠ったため首領Lに叱責される。飛鳥の妹・みどりと寺田オサム少年を拉致し、早川の目の前で二人を痛めつけるが、目を離した隙に早川に逃げられ、その直後に現れたズバットに詰め寄られる。ランカークを含む部下を倒されて逃げようとするも、ズバットに捕まってしまい、ズバットアタックで倒された。

なお飛鳥の病院には爆破寸前までいたが、地獄竜の姿を見ていた早川は彼のいた位置では飛鳥を狙撃できない事に気付き、彼が飛鳥殺害の犯人ではないと悟った。

ズバットカードのメッセージは「この者 爆破犯人!」

演じた佐藤氏は後に天海山三兄弟の竜海丸を演じた。声を担当した依田氏は『人造人間キカイダー』のイエロージャガーなど東映特撮では数多くの怪人の声を担当した。


ランカーク

演:上野山功一

地獄竜の用心棒。二丁拳銃を操るガンマン。茶色のサングラスを掛けている。

地獄組の本部でズバットを迎え撃つが、銃弾を全てズバットのムチで叩き落とされてしまう。拳銃をムチで没収され、自身も投げ飛ばされてしまい、逆上してナイフでズバットに襲い掛かるも、逆に自分がナイフで刺されてしまい、「俺の負けだ...」と呟いて倒れ伏した(生死は不明。なおナイフには血糊はなかったが、吐血していた)。

演じた上野山氏は『仮面ライダー』ではアンチショッカー同盟の小暮精一郎、『イナズマンF』ではインターポール捜査官・荒井誠を演じた。


ブラックハート団編集

第2話に登場。“Cheyenne City”を牛耳り、少しでも逆らった者には容赦しないギャング団。レストラン「幌馬車」が建つ土地に大賭博場を設けようと、レストランに嫌がらせをしていた。

ブラックスター

演:湯浅洋行 CV:北山年夫

ブラックハート団のボス。「悪魔の惑星」とは無関係。シルクハットを被った紳士気取りの悪党。顔の左半分を黒いマスクで覆っており、右頬が黒い。ステッキを愛用している。

レストランに放火し、その際に自分の姿を見たオーナーの彦左老人(演:柳谷寛)を射殺し、彦左の孫娘である良子・ミチの姉妹に土地の移譲を迫った。さらに早川を用心棒として雇ったが、彼が組織を探るために自分の傘下に入った事を看破していた。折れた良子が契約書にサインすると姉妹を拘束し、ミチをダムに吊るし、早川が助けに現れると彼まで捕まえて、今度は彼と良子の眼前でミチを回転ノコギリで処刑しようとした。しかし、目を離した隙に早川に逃げられ、現れたズバットによって姉妹は解放されてしまう。風流ノ介が倒されると、「私は潔い男だ」と言いながら天井のトラップでズバットを倒そうとするも失敗。ズバットに捕まってしまい、ズバットアタックで倒された。

ズバットカードのメッセージは「この者 放火殺人犯人!」

声を担当した北山氏は『秘密戦隊ゴレンジャー』では鋼鉄虎仮面、『宇宙鉄人キョーダイン』ではブラックナイト(初代)の声を担当した。


風流之介

演:天本英世

ブラックスターの用心棒。「かぜ・りゅうのすけ」と読む。居合の達人。着流しに赤いマフラーを身に着けた長髪の男。初登場時は枝を咥えていた。用心棒の中では比較的用心棒らしいオーソドックスな風貌にもかかわらず西部劇っぽい内容の第2話(及び西洋のギャング風な組織内)では浮いた存在。酒瓶の先端を綺麗に切り裂くという芸当を持つ。洞察力も鋭く、組織の用心棒になった早川のポケットから彦左に命中した弾丸を奪い、早川の目的が彦左殺害の犯人捜索だと見抜いた。

ブラックハート団の本部でズバットと戦うが、畳で居合を防御されてしまい、ズバットのムチで首を絞められ、「おぬし...できるな...」と呟いて倒れた。

演じた天本氏は『仮面ライダー』の死神博士など、東映特撮では数多くの役を演じた。また彦左役の柳谷氏とは『ウルトラQ第28話でも共演した。


金バッジ連合編集

第3話に登場。純金の窃盗を働く組織で、本部には金のグッズが飾られている。戦闘員の左胸には金バッジがある。

金仮面

演:橋本晴彦 CV:島田彰

金バッジ連合のボス。顔の左半分を金色のマスクで覆った(初期のボスはなぜかこういう格好をしている)金髪の男。金マニアであり、金歯、金のサングラスを身に着け、金のステッキと金のアクセサリーを愛用している。ただし、コートはグレーで、蝶ネクタイは白地に赤の水玉模様、そして愛車は黒である。金バッジはコートの両襟に付いている。実は殺し屋ジョーと同じくナイフ投げが得意。

組織を調査していた新聞記者を殺害しており、経緯は不明だがその妹のしずかをスパイに仕立て上げて、山根という男性が預かる「純金の天使」という黄金像(レオナルド・ダ・ヴィンチ作、時価300億円らしい)を強奪しようとした。しかし、良心の呵責に耐え切れず任務を放棄した彼女をジョーのナイフで刺殺し、早川に追い詰められたジョーも殺害した。早川を痛めつけた後、純金の天使が入った箱を開けるが、中身は石だった。その直後、ズバットが本部に殴り込み、金のピストルで攻撃しようとするが、ズバットに取り上げられて丸められてしまい、愛用のステッキで応戦するも抵抗むなしくズバットアタックで倒された。

ズバットカードのメッセージは「この者 殺人犯人!」(ちなみに赤いバラ付き)

演じた橋本氏は大野剣友会のメンバーで、『秘密戦隊ゴレンジャー』では機関車仮面を始めとする仮面怪人を演じた(一部シーンは代役)。なお機関車仮面の声を担当したのは今回と同じ島田氏である。


殺し屋ジョー

演:森烈(当時は「森裕介」名義)

金仮面の用心棒。ナイフ投げの名人で、「ナイフ投げのエース」を自称する。赤い蝶ネクタイと左胸の黄色のバラ、右頬の斜め傷が特徴の男。キザな性格で一人称が「ミー」であるなど、英語混じりの日本語で話す。戦闘員からは「兄貴」と呼ばれている。ナイフだけでなく、トランプを手裏剣のように飛ばすテクニックも持つ。

凶器のナイフからしずか殺害の下手人と勘繰った早川に詰め寄られ、ナイフとトランプを投げて抵抗するが、早川に捕まってボコボコにされてしまう。その直後、金仮面が投げたナイフが首に刺さり、「ミーは...女なんか殺さねえ...」と呟いて絶命した。ズバットと戦わなかった最初の用心棒。

演じた森氏は『五人ライダー対キングダーク』では再生イカルス人間体を演じた。後に第28話で阿久根助手を演じた(こちらも短剣で刺殺される役である)。


鬼勘一家編集

第4話に登場。インチキ博打で荒稼ぎしていて、30軒もの田畑を我が物にした。また沢村誠という青年が所有する土地とそこに眠る石油も狙った。博徒のような姿の構成員もいる。ちなみにバズーカを所持している(しかもダッカーのマーク付き)。

鬼の勘三

演:高杉玄

鬼勘一家のボス。顔の左半分を家紋の入った黒いマスクで覆った(またか)強面の男。右頬に枝のような傷がある。ダッカーのワッペンが入った黒い和服の上に羽織を重ね着している。

誠が保護していた病身のみどりを痛めつけて、誠を屈服させようとするも、早川の横槍が入り失敗。その後、博徒に扮して本部に殴り込んだ早川にイカサマのからくりを見破られると、村人を人質にして早川を捕えて、牢獄に放り込んだ。さらにワルツ・リーにみどりを襲撃させ、村には一家にしか車がないのをいい事に誠から車と引き換えに土地の権利書を入手しようとした。しかし、村人の協力で早川が脱走してしまい、交渉は決裂して彼らに逃げられてしまう。早川の用意した車(実はズバッカー)で病院に向かう誠達をバズーカ隊に襲撃させ、みどりを庇った誠を殺害した。ズバットがズバッカーで現れると、部下に命じて砲撃を加えるも失敗し、逃走を試みるもズバットに捕まり、ズバットアタックを受けて倒された。

ズバットカードのメッセージはかの有名な「この者 極悪殺人犯人!」(今回も赤いバラ付き)

演じた高杉氏は『仮面ライダー(新)』でプロフェッサー・ドクを演じた。後に第27話でボス蛇丸を演じた。


ワルツ・リー

演:大杉雄太郎

勘三の用心棒。拳法使いで、緑色の服を着ている。奇声しか出さない(「日本じゃあ二番目だ」に対する反論は勘三が代弁した)。が武器。

勘三の命令でみどりを襲撃し、車で彼女を病院に搬送しようとした早川にも挑む。一進一退の攻防を繰り広げるも、早川のキックを首に受けて敗北。結局ズバットとは戦わずに退場した。

演じた大杉氏は大野剣友会の元メンバーで、『仮面ライダー』では仮面ライダー新1号のスーツアクターを担当した他、サソリトカゲス人間体を演じた。


紅バラ連盟編集

第5話に登場。孤児の丘村ミチルという少女を売り子にして、黒いバラを注文した客にだけマッチを売りつけるという商売をしていたが、実は黒バラとマッチ箱に麻薬を仕組んでおり、この密売で巨万の富を得てダッカー本部に寄付していた。

紅蜘蛛

演:中庸助(当時は「中庸介」名義)

紅バラ連盟のボス。チェック柄スーツを着たひげ面の男。前髪で顔の右側を隠している(今までのボスとは逆パターン)。

身寄りのいないミチルを養いつつも、彼女に麻薬密売の片棒を担がせていた(当然彼女はその事を知らない)。早川が本部に乗り込むと、ミチルが庇ったのを良い事に早川を痛めつけて追い返した。しかし、この一件でミチルを疎ましく思うようになり、彼女を捕えて早川を湾岸地帯まで誘い出し、二人をまとめて抹殺しようとした。ミチルの救出に現れた早川を銃撃するが、その直後にズバットが現れてミチルを救出されてしまう。必殺ハスラーが倒された挙句、自身もズバットに捕まってしまい、ズバットアタックを受けて倒された。

なお飛鳥が殺害された日はアリバイがあったと証言している(物語前半ではズバットに詰問されても「知らない」「俺じゃない」という返答がほとんどであり、珍しいパターンである)。

ズバットカードのメッセージは「この者 『殺人未遂麻薬犯人』!!」(今回はかぎかっこ入り)

演じた中氏は『仮面ライダー(新)』では魔神提督、『大戦隊ゴーグルファイブ』ではデスマルク大元帥を演じた。


必殺ハスラー

演:日高晤郎

紅蜘蛛の用心棒。ビリヤードとキュー使いの名人。紳士服を着込んだシャレた男。サングラスを掛けているが、勝負の際には外す。殺し屋ジョー同様、戦闘員からは「兄貴」と呼ばれている。

ズバットとの対決では槍に改造したキューで挑んだものの、キューを折られてしまい、折れたキューで腹を突かれて、「イカすぜ...そのキューさばき...」と呟いて倒れた。

演じた日高氏は『ロボット刑事』第25話ではバドー工作員Y8を演じた。


海賊党編集

第6話に登場。伊東市で活動している。伊東中央銀行で強盗を働くも、早川によって阻止された挙句、実行犯の素顔が晒されてしまったため、その時に銀行にいた人々の口封じを行った。

海賊キッド ※OPクレジットでは「海賊キッ

演:岩城力也

海賊党のボス。頭に赤いバンダナを巻き、左目に髑髏の入った眼帯をした海賊ファッションの男。右頬に傷がある。

銀行強盗を阻止した早川を罠にかけて負傷させ、海に放り込むものの、強盗失敗を首領Lに咎められ、再度の強盗と目撃者の始末を命じられる。強盗と目撃者の抹殺が成功すると、残る目撃者である秀水園の女将・香代子と息子の三太、従業員のアケミを狙った。アケミの抹殺が回復した早川によって失敗すると、三太を拉致して早川を本部に誘き出し、二人をレッドボワに処刑しようとした。しかし、早川を縛り付けていた杭が抜けた事で彼が海に落ちてしまい、その結果、快傑ズバットが現れてしまう。レッドボワ達が倒されると逃走するも、ズバットに追いつかれてしまい、命乞いをするフリをして拳銃でズバットを襲うも、弾丸を全てムチで落とされてとうとう捕まってしまう。散々ズバットに痛めつけられ、ズバットアタックを受けて倒された。

ズバットカードのメッセージは「この者 銀行ギャング殺人犯人!」

演じた岩城氏は東映特撮の常連俳優で、『仮面ライダー』第8話では蜂女配下のショッカー戦闘員を演じた。


レッドボワ ※OPクレジットでは「レッボワ」

演:滝波錦司

海賊キッドの用心棒。トマホーク投げの名人。赤い羽根飾りをしたネイティブアメリカン風の男。助詞の抜けた片言の日本語で話す。赤い刃のトマホークを愛用している。他にも槍と矢を装備している。(設定上純粋な日本人ではない為)自らを「世界一の人」と称し、早川からは「世界じゃあ二番目だ」と評された。負けず嫌いで、早川との勝負に負けると彼にトマホークを投げつけた。

海賊キッドの命令で捕らえた三太を葬ろうとするが、ズバットに阻止される。トマホークと槍でズバットに挑むも通用せず、ムチ打ちにされた挙句、崖から放り投げられた。最期の台詞は「快傑ズバット...オ前...強イ人...偉イ人...」という賞賛の言葉だった。

演じた滝波氏は『仮面ライダーX』第6話ではミノタウロス人間体を演じた。後に第28話で悪天坊を演じた。


マイナス団編集

第7話に登場。こちらも伊東市で活動している。秀水園(前話に登場したホテルと同名だが、経営者が違う)を経営する大倉から大金を得るべく、脅迫行為を繰り返してきた。

不死身の道斎 ※OPクレジットでは「道

演:関山耕司

マイナス団のボス。深緑色の上着を着た短髪の男。武器はトンファー

見せしめとして秀水園の従業員の家族が参加している少年野球チームを襲撃し、経営者の大倉に5億円を要求した。次に従業員の英次の弟・ワタルの拉致を企み、早川の横槍が入り一度は失敗するものの、その晩にホテルに停電を引き起こして再度実行し、ワタルをさらう。城ヶ崎海岸で取引に現れた早川が新聞紙を用意した事に腹を立て、彼を拷問して5億円の在処を聞き出そうとするが、なかなか口を割らなかったため、爆弾を仕掛けた船に彼とワタルを閉じ込めて無理に吐かせようとした。しかし、早川は(鎖で縛ったにもかかわらず)脱出してしまい、直後に現れたズバットによってワタルは解放されてしまう。グレートコングが倒されると、トンファーを装備してズバットに挑み、(組織内では比較的に)互角に渡り合うが、ムチで武器を奪われてしまい、ズバットアタックで倒された。

ズバットカードのメッセージは「この者 誘拐犯人!」

演じた関山氏は『コンドールマン』でギラーメンを演じた。


グレートコング

演:ミスター珍

道斎の用心棒。レスリングの達人。鋲をあしらった革のヘッドギアとコスチュームを着用したひげ面の男。時々ドラミングをする。彼の怪力にはさすがの早川も苦戦した。

ズバットとの対決では怪力で善戦したものの、ムチで投げ飛ばされ、短剣状態のムチで胸を叩かれKOとなった。

演じたミスター珍氏は本物のプロレスラーで、『宇宙鉄人キョーダイン』第18話では狼人間、『ジャッカー電撃隊』第22話ではスクラップ軍団員を演じた。


まむし平和会編集

第8話に登場。公衆の面前では紳士然としているが、実際は市長選に立候補して町を牛耳ろうと目論む暴力団である。戦闘員と同じ赤いネクタイをした背広姿の構成員もいる。ちなみに会員数は5800名らしい。

ミッキー蛇山

演:堺左千夫

まむし平和会のボス。ただし、本人は「社長」と呼ばれる事を好む。探偵衣装を身に着けた眼鏡の男。「市民の味方」を自称するなど一見すると愛嬌のある人物だが、みどりに手を上げるなど実際は短気な人物である。反面、ズバットと地獄市の対決を逃げずに観戦するなど、妙に人間臭い。

ある都市の市長に立候補しており、自分に対抗する青年団体を本拠地である小屋のプロパンガスのボンベに細工して、ほとんどのメンバーを小屋ごと爆破して殺害した。しかし、小屋の撮影のために外に出ていた新吉という青年を取り逃がしてしまい、さらに彼の写真に目撃者が映っていたために彼のネガを強奪する。早川の活躍でネガが奪還されると、目撃者の渚美樹という女性を部下に襲撃させて彼女を一時失明させた。感情的になって事務所に殴り込みをかけた新吉を抹殺しようとするが、その場面を早川に目撃されてしまう。新吉に拳銃を向けて早川の動きを封じ、彼を古井戸に投じるが彼の愛用のギター(ズバットスーツ入り)まで投じてしまい、結果的にズバットが現れてしまう。地獄市をズバットと戦わせたものの敗れてしまい、車で逃走するもののズバッカーで追いつかれ、ズバットアタックで倒された。

ズバットカードのメッセージは「この者 プロパン爆破殺人犯人!」

演じた堺氏は東宝出身の俳優で、『ゴジラ』への出演歴もある(こちらにも新吉という若者が登場する)。『快傑ズバット』の前作『忍者キャプター』第39話では甲賀念力を演じた。


地獄市

演:三夏伸

蛇山の用心棒。仕込み杖の達人。某座頭のような格好をしているが、本来の実力を隠すためにあえて黒い帯で目隠しをしている。蛇山からは「先生」と呼ばれている。一人称は「あっし」。

ズバットとの対決では目隠しが切れ、「本気でいかせてもらう」と両目を開いてズバットと一進一退の対決をするが、ムチで腹部を突かれてしまい、「社長...あっしは...負けたよ...」と悔しそうに呟いて倒れた。

演じた三夏氏は大映出身の俳優で、映画『座頭市物語』では勝新太郎の代役を担当した事がある(今回のキャスティングもその経験を買われてのものらしい)。『忍者キャプター』第29話では甲賀幻斉を演じた。


TTT団編集

第9話に登場。がんの特効薬を研究していた中根丈太郎博士が偶然発明した毒薬の情報を嗅ぎつけ、博士に製作方法を聞き出すべく、博士と無関係な子供の写真を彼に送り付け、その翌日にその子を殺害するという卑劣な脅迫をした(劇中では3人が犠牲になった)。

ちなみに劇中では単に“TTT”と呼称されている。

鉄の爪

演:原田君事

TTTのボス。早川健のそっくりさんが戦った組織ボスと同じ名前だが、実はこっちの方が登場がちょっと早い。レザージャケットを着たサングラスの男。右手に手甲鉤を装備しており、これには弾丸を放つ仕掛けがある。

中根博士から毒薬の情報を入手すべく、3人の子供を手にかけ、4人目の標的としてここにきて何故かみどりを選んで彼女を拉致する(あろう事か彼女を一旦首領Lのいる本部まで連れて来たが、彼女が首領Lの事を話す事はなかった)。廃工場で彼女を宙吊りにして早川を待ち受けるが、早川が用意したのは火薬であった。潜伏していた戦闘員にマシンガンを撃たせて早川の疲労を狙い、みどりの所まで近づいた彼を捕まえ、目の前で彼女を縛るロープを蠟燭で焼き切って真下の針山に落とそうとするが、何と彼は拘束を振り切り、ロープをキャッチしてしまう。動けない早川をマシンガンで銃撃して工場の2階から落とすが、目を離した隙にズバットが現れてみどりを救出してしまう(この時ズバットに2階から落とされた)。十兵衛が倒されると上記の海賊キッド同様土下座をして命乞いをするふりをしながら隙を突いて手甲鉤からの仕込み銃でズバットを襲う。しかし、ズバットには通用せず、ズバットアタックを受けて倒された。これまでとはさすがにやり口が卑劣かつ非道だったのがズバットの逆鱗に触れたのか、他のボスよりも多めに殴られた。

ズバットカードのメッセージは「この者 殺人犯人!」

演じた原田氏は丹波プロダクション所属の俳優で、早川健役の宮内洋氏とは同じ丹波哲郎を師とする兄弟弟子だった(宮内氏の方が丹波氏との付き合いが長かった模様)。


釣師十兵衛

演:三島新太郎

鉄の爪の用心棒。「殺し屋釣師」の異名を持つ釣りの達人。老化した浦島太郎のような風貌の男。顔の中央に傷がある。

ズバットとの対決では手榴弾釣り竿で投げつけるという奇抜な方法で戦うが、ズバットのムチに捕まり、手榴弾の入った箱に叩きつけられ爆死した。いくら何でもやりすぎでは...。

演じた三島氏は鉄の爪役の原田氏の事務所の後輩で、原田氏の判断で十兵衛を演じる事になった(どうやら老けメイクの模様)。


黒やもり組編集

第10話に登場。テレビ局が主催する野球の名選手・石森選手(演:原作者)の誕生パーティーにて生放送中に彼を暗殺して、日本中の少年達の夢を壊そうと企んだ。ちなみに暗殺のリハーサルを首領Lの前で行った(首領Lも拍手をしてまで激励した)。

黒やもり

演:小沢章治

黒やもり組のボス。やもりが描かれたマスクで顔の右側を覆っており、左頬にはやもりの痣がある。変装が得意で、暗殺のリハーサルでは石森選手に扮した。意外とアクティブであり、バイクの運転も(ノーヘルで)こなす。

石森選手の誕生パーティーで演奏を行う楽団ホワイトゴーグルズのトランペット吹きを自ら射殺し、その後釜に用心棒のトミーを据えて、演奏中に石森選手を殺そうと目論むが、すでに竜一という青年が選ばれていたため、彼も暗殺しようとした。竜一の殺害は早川によって失敗したものの、トミーの暗躍で石森の拉致に成功し、彼を銃殺刑にしようとするが、ズバットが現れて石森を救出されてしまう。部下達が倒される中、自分はバイクで逃走するが、ズバッカーで追いつかれてしまう。散々痛めつけられた挙句、ズバットアタックを受けて倒された。

ズバットカードのメッセージは「この者 殺人犯人!」

演じた小沢氏は大野剣友会のメンバーで、『仮面ライダーアマゾン』ではモグラ獣人、『秘密戦隊ゴレンジャー』ではモモレンジャーのスーツアクターを担当した。後に第25話でダルタニアンを演じた。


ペット吹きのトミー

演:藤井智憲

黒やもりの用心棒。吹き矢を内蔵したトランペットの使い手。テンガロンハットと眼鏡が特徴のひげ面の男。

黒やもりに射殺されたホワイトゴーグルズのトランペット吹きの後釜として自ら立候補するも、すでに竜一がそのポジションに就いていた。戦闘員の妨害で竜一がパーティーに参加できなくなると、代役の早川のふりをして会場に潜り込む(楽団のメンバーはゴーグルをしており、ひげを手で隠していた事もあり、誰も入れ替わりに気付かなかった)。だが、早川と竜一が割り込んでしまい、正体がバレてしまう。早川を振り切って石森選手の拉致に成功するが、ズバットが現れて彼を救出されてしまう。トランペット吹き矢でズバットを襲うが、ムチで矢を弾かれてしまい、トランペットも取り上げられてしまう。そのままズバットの猛攻になす術なく倒された。

演じた藤井氏は『ロボット110番』第20話にゲスト出演した事がある。


タイガー団編集

第11話に登場。銃器と弾薬の密輸・売買を大掛かりに行っていた。

ゴッドタイガー

演:夏木章

タイガー団のボス。コサック兵のような外見をしたひげ面の男。非常に疑い深い。パイプを愛用している。

タイガー団との結託を申し出て来た東条にみどりとオサムの銃殺を命じるが、実は東条は二人と示し合わせて芝居をしていた。結局この時は早川が乱入し、東条の入団を先送りにする。その後、ダッカー本部で首領Lから「快傑ズバットの行動は5分が限度」という情報を入手する。1年前からタイガー団に潜入していた東条の部下をその息子のヨシオ諸共襲うと、東条を拉致してズバットに1時間後に彼を処刑すると宣告する。東条をギロチン台にかけ、部屋のドアにバズーカを設置してズバットを倒そうとするが、ズバットは天井から現れてしまい、東条は解放されてしまう。サーベルでズバットに挑むも、ズバットのムチに捕まってしまい、ズバットアタックを受けて倒された。

ズバットカードのメッセージは「この者 銃器密輸極悪犯人!」

演じた夏木氏は大映出身の俳優で、昭和ガメラへの出演歴もある。


黒のゴルファー佐丹

演:守屋俊志

ゴッドタイガーの用心棒。「殺し屋ゴルファー」の異名を持つ。黒服に白い手袋、マフラーとベルトを身に着けた男。黒いゴルフクラブゴルフボールを愛用していて、クラブはムチのようにしなる。

タイガー団のアジトに入り込んだ早川と東条を10分間銃が乱射される森の中に入れるが、二人はあろう事か生きており、狼狽しながら退散する。アジトに侵入したズバットをクラブで襲うが、ズバットに落とし穴に落とされ敗北。「見事なホールインワンだぜ...」とズバットを称賛した。

演じた守屋氏は『仮面ライダー』第52・86話にゲスト出演した事があり、『イナズマン』第5話ではカゼバンバラ人間体、『イナズマンF』第5話ではマシンガンデスパー人間体を演じた。後に天海山三兄弟の竜山丸を演じた。


暗闇組編集

第12話に登場。茨城県西町の警察署を乗っ取り、西町郵便局が預かる2億7千万円を強奪する「暗闇計画」を実行した。ちなみに手榴弾を装備している。

暗闇組組長

演:中田博久

暗闇組のボス。名前はない(首領Lさえも「暗闇組組長」と呼んでいる)。黒装束に白帯を巻いた男。新任の警察署長を装って西町警察署を暗闇組のアジトにしていた。

西町郵便局の山本良介局長が金庫に保管していた大金を奪うべく、警官に変装した組員に郵便局を襲わせ、良介の娘・夕子の許嫁でもある中山新治局員を殺害し、まんまと大金を入手する。さらにその罪を良介に着せて、彼を逮捕した。早川に郵便局襲撃の際に負った下顎の傷とブーメランジャックが警察署に逃げ込んだ事で正体がバレてしまうものの、首領Lからの叱責で早川への対策を講じており、署長室に仕掛けた檻で彼を捕まえた。地獄谷にて良介を絞首刑にしようとするが、組員の失態で早川が脱走してしまい、その結果ズバットが現れてしまう。逃亡を図るものの、ズバットに追いつかれ、ムチで制服を破かれ本来の格好に戻ってしまう。ズバットアタックを受けて、坂道を転げ落ちてお縄となった。

ズバットカードのメッセージは「この者 強盗殺人犯人!」

演じた中田氏は『仮面ライダーV3』第15話ではバーナーコウモリ人間体、『仮面ライダーアマゾン』ではゼロ大帝を演じた。

ちなみにOPクレジットでは中田氏の表記の上に「警察署長」もあり、本編開始前から正体が分かってしまうというネタバレが起きてしまった。


ブーメランジャック

演:石川敏

暗闇組組長の用心棒。ブーメランの使い手。ターバンを巻いたインド風の格好の男。ブーメランで対象を切り裂く「ブーメランカッター」が得意技。ブーメランを投げる時、「オーッ!!」と叫ぶ。

暗闇計画をスムーズにするために新治を襲撃するが、早川に阻止される。暗闇計画実施後、Dの刻印がある銃弾をたまたま入手した早川を阻止しようとするが、彼にブーメランを帽子でキャッチされてしまい逃走するが、あろう事か警察署に駆け込んでしまい、暗闇組が警察署を根城にしている事を早川に知られてしまう(尤もこれは早川を捕まえるための罠だったのだが)。地獄谷でズバットと戦うが、ブーメランをムチで落とされ、ズバットの猛攻になす術なく倒された(この時ターバンが外れた)。

演じた石川氏は『仮面ライダーV3』第49話ではカメレオン人間体を演じた。


さそり組編集

第13話に登場。スポーツ万能の高校生・山浦京介を組に入れるべく、1年前に京介の父親を殺してその罪を彼に着せ、さらに京介と関わった人々に危害を加えて彼を孤立させた。ちなみに京介を迫害する町民に組員を忍ばせていた。

毒さそり

演:松本敏男

さそり組のボス。右目にさそりの飾りが付いた眼帯を装着し、白い上着を身に着けた男。ステッキを愛用している。

卑劣な策略で京介を孤立に追い込み、彼を組に勧誘するが、なかなか首を縦に振らなかったため、京介の唯一の理解者だった美枝子を銃撃し、その罪も京介に着せようとした。しかし、彼女は早川の助言で防弾チョッキを着ており、自身の犯行が町民にバレてしまう。早川を銃で撃退すると、真相を知った町民をガスタンクにダイナマイトを仕掛けて抹殺しようとするが、ズバットに阻止されてしまう。捕えた京介と美枝子もズバットに救出され、三郎太も倒されてしまい、命乞いもむなしく、ズバットアタックで倒された。

ズバットカードのメッセージは「この者 極悪殺人犯人!」

演じた松本氏は『仮面ライダーストロンガー』第7話にゲスト出演した事がある。


虚無僧三郎太

演:中井啓輔

毒さそりの用心棒。尺八ボウガンという独特の武器の使い手。「明暗」と書かれた偈箱(げばこ)を首から下げた虚無僧姿の男(早川曰く、「時代を間違いじゃござんせんか?」)。早川との勝負に子供を平気で的にするなど、その非道ぶりは早川からも「日本一」と酷評された。他にも手榴弾と短刀まで持っている。

ズバットとの対決では手榴弾と尺八ボウガンで挑むも、ムチで尺八ボウガンを没収されてしまう。短刀でズバットと接近戦を行うが、ズバットのキックを受けて「ズバット...その名前覚えておくぞ...」と呟いて倒れた。

演じた中井氏は『仮面ライダー』第50話ではカメストーンに入れ替わられるFBI捜査官・ロバート田中、『仮面ライダーV3』第32話では鬼火セイウチに入れ替わられる伊藤を演じた。


赤耳一家編集

第14話に登場。ヒヒ大権現なる神の使いを自称して怪しい宗教団体として暗躍するヤクザ。美女に巨大な白羽の矢を飛ばして取り囲み、ヒヒ大権現の侍女にするという名目で捕まえて、人身売買を行っていた。仕込み杖を持つ山伏のような格好の構成員がいる。

赤耳

演:藤山浩二

赤耳一家のボス。神職を装った耳が赤い老人。服装には珍しくダッカーのワッペンがない。一見すると威厳があるように見えるが、早川に詰め寄られて「ワンとかニャンとか言ってみろ!」と言われて本当にそうするなど小心者。

中原町に住む千島美登という女性を次の標的とし、それを妨害しようとした繁樹(演:立花直樹)という青年を振り払い彼女を捕まえようとするが、早川に阻止される。その後、町役場に「美登を差し出さないと子供30人がガス爆発で死ぬであろう」という矢文を送り、さらに美登の母親を拉致し、一家のアジトに殴り込んで来た早川を痛めつけた。まんまと美登を手に入れたかと思いきや、彼女が入ったはずの棺の中には早川がいた。早川を手榴弾で撃退するものの、すぐさまズバットが現れてしまい、繁樹をさらって車で逃走するが、ズバッカーで追いつかれてしまい、繁樹も解放されてしまう。ズバットのムチで翻弄され、ズバットアタックを受けて倒された。

ズバットカードのメッセージは「この者 極悪殺人犯人!」(なぜか人身売買には触れていない)

演じた藤山氏は大映出身の俳優で、昭和ガメラにも出演した事がある。


カーペンター甚十郎

演:加地健太郎

赤耳の用心棒。「殺し屋カーペンター」の異名を持つ大工渡世人のような風貌の男。釘や曲尺を手裏剣のごとく操り、明らかに物理法則を無視したような軽快な手つきで処刑台を組み立てる腕前の持ち主。赤耳一家が使う白羽の矢も彼が作った。自分の作った処刑台に美登を配置させるなど残忍だが、早川が彼女を救出して自分を処刑台に追い込むと命乞いをするなど、実際は赤耳同様小心者である。

ズバットとの対決では曲尺を投げて戦うも、ズバットには通用せず、ムチで投げ飛ばされて、岩にぶつかり倒された。

演じた加地氏は『仮面ライダースーパー1』では悪魔元帥を演じた。また繁樹を演じた立花氏とは『ジャンボーグA第4話、『ザ・カゲスター』第7話でも共演した。


狼党編集

第15話に登場。軍用オープンカーを乗り回して、ある町で傍若無人な振る舞いをしていた。戦闘員のシャツの背中には刺繍がある。

ウルフガイ

演:金井進二

狼党のボス。マントを羽織った軍人のような格好をした男。白い顔と狼のようなもみあげが特徴。やたら叫び声を上げる。傍若無人に振る舞いつつも、首領Lの前では萎縮するなど、とても狼らしくない。

ある男性を射殺するところを町に引っ越してきたばかりの虚言癖のある老婆・すえに目撃される。さらに雇っていた駒太夫が失踪してしまい、首領Lに殴られてしまう。すえを捕えて牢屋に閉じ込め、救出に来た早川も捕えて、本部に時限爆弾を置いて町の焼き討ちを目論んだ。だが、早川が脱出した事で未遂に終わり、駒太夫にも裏切られてしまう。激昂して彼女を銃撃し、早川にも銃撃を加えるが、その直後ズバットが現れる。ズバッカーで追い回され、軍用オープンカーで逃げようにもムチに捕まって前進できず、自身もムチで絞められてしまう(この時、軍帽が外れた)。そのままズバットアタックを受けて倒された。

ズバットカードのメッセージは「この者 極悪殺人犯人!」

演じた金井氏は『超神ビビューン』第3話ではガリキ人間体を演じた。


駒太夫

演:佐藤久美子

ウルフガイの用心棒。「死の曲独楽師」の異名を持つ曲独楽の達人。初の女性用心棒。白いシースルーの服の上に赤い上着とミニスカートを身に着けている。赤い独楽を愛用している。彼女が狼党に雇われてから組織の横暴がひどくなったらしい。

その正体はすえの一人娘・駒子。元々は心優しい少女だったが、高校時代に悪友の勧誘で札付きのワルになり、家出した過去がある。すえと偶然再会し、動揺しつつも早川の説得を無視して二人に襲い掛かるが、投げた独楽を早川に跳ね返され負傷する。母の看病で持ち直し、彼女に謝罪するものの、その矢先すえが自分をかくまっているという情報が流れ、耐えかねたすえが狼党の本部に出向いてしまう。一度は早川の指示で彼のホテルに避難するが、母を助けるべく狼党の本部に出向く。早川が狼党と対峙すると、ウルフガイの指示で彼に挑もうとするが、すえの無事を早川から知らされ、独楽をウルフガイに投げつける。その結果、激昂したウルフガイに銃撃されてしまうが、何とか一命は取り留め、再びすえの看病を受ける事になった。結局ズバットとは戦わなかったばかりか用心棒で唯一の生存者となった。


ナチス連合会編集

第16・17話に登場(下部組織で唯一の2話登場)。現在のコンプラではアウトな名前である。「どんな犯罪を犯しても証拠一つ残さない」として警察では有名だった。

ナチスジャガー

演:倉石功

ナチス連合会のボス。のあるジャガーのマスクを被った黒服の男。下顎にハーケンクロイツではない)状の痣がある(おそらくメイク)。

自身の秘密を記録したマイクロフィルムを持つ松島勇作刑事(実は東条刑事の先輩)を襲撃し、早川に保護されて旧友の大月晴彦の家に匿われた彼を射殺し、使用したピストルを早川に持たせて濡れ衣を着せた。彼が警察を脱走すると、早川に変装し、本物の早川を捕えて町民を射殺していった。ちなみに偽早川は黒い手袋とマフラーをしていて、ピストルとギターに仕組まれた剣を武器としている。劇中では結構高速で変装している。

その正体は青年町長・大月晴彦。表向きは英雄視されている好人物だが、実際は旧友の勇作を躊躇なく殺害し、亡父の養女で勇作の婚約者だった義妹のしほりにも「父親の遺産を半分相続したから」という理由だけで殺意を抱くなど、血も涙もない悪漢である。また連合会のメンバーを正体を隠して町政に参加させていた。他の組織のボスとは比べ物にもならない悪行ぶりには東条も「貴様それでも人間か!」と罵倒した(逆に首領Lは珍しく「大手柄」と褒めていた)。

本物の早川が偽者に負わせた右腕の怪我が原因で彼に正体を看破されてしまうが、補佐役に扮した連合会メンバーの手引きで早川達を捕え、東条ら刑事3人としほりを牢屋に仕掛けた爆弾で抹殺しようと企み、早川を車に乗せて転落させ、彼らを殺した罪も早川に着せようとした。だが、ズバットが現れた事で爆弾は解除され、自身もズバットに追われてしまう。マシンガンで抵抗するもムチで防がれ(しかも銃弾のタワーが出来た)、左京次も倒されてしまい、ズバットに捕まってしまう。マスクを剥がされ、ズバットアタックを受けて一度は倒れたものの、意識を取り戻して去って行くズバットを狙撃しようとする。しかし、ズバットの素顔を目撃して驚き、足を踏み外して崖から落ちて絶命した。早川は兄の正体を知らないしほりに「お兄さんはナチスジャガーと戦って死んだ」と説明するしかなかった。下部組織のボスで唯一の殉職者。

ズバットカードのメッセージは「この者 極悪殺人犯人!」

演じた倉石氏は『仮面ライダーストロンガー』第13話では岬ユリ子の兄・守を演じた。

ちなみに正体が発覚する前である第16話のOPクレジットにてネタバレが起きてしまった


バーテン左京次

演:菊地太

ナチスジャガーの用心棒。凄腕の大酒飲み。早川とはダイス振りとナイフ・フォーク投げで対決した。戦闘時には赤い手袋とフォークとナイフを装備したガントレットを身に着ける。最初は黒いチョッキを着ていたが、早川との2度目の対決で破けてしまい、以後は赤いチョッキを着用した。

ナチスジャガーの作戦を支援するべく、晴彦の姿の彼を襲撃し、疑いの目を早川に向けさせた。また偽早川と戦い続けて活動限界寸前のズバットを急襲し、何と彼を撃退してしまう(ズバットが明確に敗北したのはこの時だけ)。しかし、2度目の対決では投げたフォークをズバットに跳ね返され(しかもフォークでネックレスが出来た)、ズバットにムチの柄で首を殴られ倒された。

演じた菊地氏は『がんばれ!ロボコン』ではガソリンスタンド店員を演じた(意外にも複数回登場した)。


黒ひげ党編集

第18話に登場。死神サミーを除くメンバーは全員黒ひげを生やしている(ひげの生やし方はそれぞれ異なる)。

黒ひげ

演:松川勉

黒ひげ党のボス。「誰も正体を知らない」と言われている。

その正体は草の実学園の支援者・栗須伸尤もOPクレジットで視聴者に正体がネタバレされていたが)。園長の露草アンヌと親しくなり、園内の花壇や自身が送ったロバの遊具に毒ガスを仕込んで彼女と園児を殺害し、彼女の数十億円にも及ぶ遺産を強奪しようと目論んだ。さらに自身の正体を知った青年・白野紅児を暗殺しようとした。なお栗須の時は眼鏡をかけているが、黒ひげの時は裸眼となり、黒服に赤いマフラーと手袋を身に着ける。ちなみに婚姻届によると年齢は29歳らしい。

毒ガスの散布は早川によって阻止されるものの、白野を拉致して湧き水の出る洞窟に閉じ込め、自身はアンヌと無理矢理結婚し、彼女を事故死に追い込もうとした。だが、白野は早川に助けられ、アンヌもズバットによって救出され、サミーも倒されてしまう。ムチで投げ飛ばされ、ズバットアタックを受けて倒された。

ズバットカードのメッセージは「この者 極悪毒ガス犯人!」

演じた松川氏は『ジャンボーグA』ではPAT3代目隊長・浜田守を演じた。


死神サミー

演:辰馬伸

黒ひげの用心棒。アメリカンフットボールの名手。赤い稲妻模様の入った白いユニフォームを着ている。顔は緑色で、眉間には赤い十字が描かれている。実は金髪。必殺技はタックルを3回決める「三段アタック」

ズバットとの対決では毒ガスの入ったボールで彼を苦しめるが、ムチでヘルメットを奪われ、ムチの柄で首を突かれてKOとなった。

演じた辰馬氏は『仮面ライダーX』第12話ではキマイラ人間体を演じた(当時は「影山丈二」名義)。


デビル団編集

第19話に登場。石上家が営む会社を乗っ取ろうとしていた。

セントデビル

演:阿藤快(当時は「阿藤海」名義) CV:渡部猛

デビル団のボス。赤い十字の飾りがあるヘッドギアを被った茶色のコートの男。

乗っ取りを目論んでいた会社の社長である石上巌を射殺し、それを目撃した八鹿いぶき(両親を1年前にデビル団に殺されていた)を狙うが、早川に阻止される。そこで、凶器の拳銃といぶきが落とした定期入れから採取した指紋を使って彼女を巌社長殺害の犯人に仕立て上げる。いぶきを匿った社長の息子・新也が警察に密告した事で彼女が逮捕されると、彼女を乗せた本庁行きの護送車マンホールに仕掛けたダイナマイトで爆破し、口封じを目論む。だが、護送車には警察署の看板泥棒を働いた早川までもが乗っており、一度は彼女を取り逃がしてしまう。そこで、別動隊に持たせていたバズーカで護送車を狙い、早川もマシンガンで撃退する。いぶきを捕まえて銃殺刑にしようとするが、ズバットが現れて彼女を救出されてしまう。車で逃走を図るもののズバッカーに追いつかれ、レッドフォードも倒されてしまい、ズバットのムチで投げ飛ばされて失神した。ズバットアタックを受けなかった唯一のボス。

2月2日は北海道にいた。

ズバットカードのメッセージは「この者 極悪殺人犯人!」

演じた阿藤氏は特撮作品への出演が少なく、『ウルトラマンレオ』第28話でパラダイ星人を迫害する漁師を演じたくらいである。


レッドフォード

演:横山繁

セントデビルの用心棒。「魔の鎖鎌師」の異名を持つ鎖鎌の使い手。白いテンガロンハットと黒いマフラーが特徴の男。左頬に傷がある。特殊スチール製の鎖(10tのおもりでも千切れないらしい)で出来た鎖鎌を愛用している。なお普通の鎌も持っている。

セントデビルを追いかけるズバットの前に現れて、鎖鎌でズバットを拘束して苦しめるが、ズバットは何と鎖を千切ってしまい、ムチで首を絞められてしまう(この時ハットが外れた)。ズバットの猛攻を受け、「俺の...負けだ...」と呟いて気絶した。


青十字軍編集

第20話に登場。元ネタはおそらく早川健に瓜二つな人が戦ったあの組織

十文字青兵衛 ※OPクレジットでは「十文字兵衛」

演:三谷昇

青十字軍のボス。猫なで声で話し、猫のようなひげを生やした男。青いネクタイとハンカチを愛用し、左手にのみ白手袋をはめている。愛猫家で、猫を数匹飼っている。一方で、銃を肌身離さず持ち歩くなど抜け目がない。

自分の乗る車で信号無視を繰り返しており、交通ルールを守った通行人を何人も轢き殺し、その中には東条の部下・加村令香の幼い弟も含まれていた。さらに本人はこの事を「趣味」と称して悪びれる様子もなく、これには早川も逆上した。レッドドラゴンに扮した令香(本物と違い、眼帯を右目にしていて、青い服を着ている)に早川の抹殺を命じるが、実は本物のレッドドラゴンの連絡で彼女の正体に気付いていた。令香を盾にして早川に銃撃を加えて追い払うが、ズバットが現れた事で本物のレッドドラゴンは倒され、車で逃走を図るもののズバッカーで追いつかれてしまう。ズバットのムチに捕まり、ズバットアタックを受けて倒された。

2月2日はサンフランシスコにいた。

ズバットカードのメッセージは「この者 極悪殺人犯人!」

演じた三谷氏は『宇宙刑事ギャバン』では魔女キバを演じた。ちなみに初登場の第30話では早川役の宮内氏が宇宙刑事アラン役で登場した。


レッドドラゴン

演:川村真樹

青兵衛の用心棒。彼が新しく雇った女性用心棒で、八卦掌の名手(7歳の時から鍛えたらしい)。赤い服を着ており、左目にの絵がある赤い眼帯を装着している。「今まで自分に逆らって生きていた者はいない」と称する程、血の気が多い。

青十字軍本部に向かう途中で早川に遭遇し、彼との対決に敗れて一旦退散するが、彼の言いつけを破って青兵衛に連絡していた。本部に現れて自身に扮した加村令香を窮地に追い込むが、ズバットが現れると彼に挑む。ムチを持つズバットにはさすがに手こずり、ズバットが投げた短剣モードのムチが腹部に当たり、屋根の塔から屋根に落ち、「あんた...強いよ...」と呟いて気絶した。

演じた川村女史は『ロボット刑事』第18話ではレイトーマンに脅迫される資産家の後妻・たみえを演じた。


夜桜組編集

第21話に登場。戦闘員はシャツの背中にの刺繍入れており、ドスを武器としている。財界の大物・鶴間勇吉から30億円の大金を奪うべく、その妻の千代(早川健の実母)および娘の冴子(早川健の異父妹)を狙った。

夜叉丸

演:平野稔

夜桜組のボス。背中と左襟に桜の刺繍があるスーツと桜色のベストを着た男。左口角にほくろがある。

千代の拉致に失敗して首領Lに叱責され、冴子を狙うように命令される。冴子の拉致に成功し、追い掛けて来た早川をダムから落とすと、勇吉が身代金を出したにも拘わらず、彼女を解放せずに新品の銃の的にしようとした。しかし、ズバットが現れて冴子が解放されてしまい、しかも試し撃ちした事が仇になり、銃が弾切れになってしまう。伊魔平も倒されて、自身もズバットに捕まってしまい、ズバットアタックを受けて倒された。

2月2日は香港にいた。

ズバットカードのメッセージは「この者 極悪誘拐犯人!」

演じた平野氏は『ファイヤーマン』第23話ではグリーン星人、『兄弟拳バイクロッサー』では水野拳の恩師を演じた。


コック伊魔平

演:丸岡奨詞

夜叉丸の用心棒。「地獄のコック」の異名を持つ包丁投げの名人。青色の縞模様が入ったコック衣装を着ている。投げた皿で木の枝を切ってしまう。「ヘヘヘヘヘ」が口癖。

ズバットに対しては包丁を投げて応戦するも、ムチで包丁を弾かれて自身の衣装に当たってしまい、ふんどし姿になってしまう(ちなみに赤い水玉模様の白ふんどしである)。そのままズバットのキックを腹部に受け、「料理された...」と呟いて倒れ伏した。

演じた丸岡氏は『ジャンボーグA』ではPAT隊員・熊井五郎を演じた。


Z団編集

第22話に登場。用心棒のカネアスドレイが出場するボクシングの試合で賭博を仕掛け、対戦相手を脅迫して賭けで自分達が有利になるように仕向ける卑劣な策略を行った。

ミスターZ

演:若尾義昭

Z団のボス。白いスーツとテンガロンハット、黒いサングラスで身を固めた男。ステッキを愛用している。

カネアスドレイの次の対戦相手・矢川元を出場停止に追い込むべく、彼の父親・丈二を襲撃して元に暴力沙汰を起こそうと目論んだが、早川によって阻止される。そこで、丈二に「地獄ベルト」という時限爆弾付きベルトを装着させ、元に「第3ラウンドでKO負けしろ」と圧力をかけた。地獄ベルトの解除を試みた早川をマシンガンで撃退するも、ズバットが現れてムチで丈二の地獄ベルトが外れてしまう。車で逃走するもズバッカーに追いつかれ、ズバットに捕まってしまう(この際サングラスが外れた)。ズバットに抵抗できないまま、ズバットアタックで倒された。

2月2日はロンドンにいた。

ズバットカードのメッセージは「この者 殺人未遂極悪犯人!」

演じた若尾氏は第10話ではホワイトゴーグルズの川口を演じた他、『仮面ライダーBLACK』第42話では笹山教授、『仮面ライダーウィザード』第29話では富岡所長を演じた。


カネアスドレイ

演:戸塚孝

ミスターZの用心棒。世界ライト級チャンピオン。胸毛が多いが眉毛がない強面の男。用心棒では珍しく服装(ジャケットと試合用パンツ)にダッカーのワッペンをしている。20mくらいから放たれた銃弾を横からのパンチで落とす反射神経と筋力の持ち主。

世界ライト級タイトル戦にて矢川元と激闘を繰り広げるが、敗北を喫してタイトル剥奪となった。ズバットと戦わなかった最後の用心棒。


紅狐党編集

第23話に登場。大神家の当主・与右衛門の遺産50億円を強奪するべく、あの手この手と暗躍した。

紅フォックス

演:小林勝彦

紅狐党のボス。赤い和服を着たひげの男。服装の色の都合上、右胸のダッカーのワッペンは黒い。暗殺者の頭目でありながら、爆弾が爆発する際に耳を塞ぐなど、意外と小心者。

大神家の長女・霧子の依頼を受けて、次女・嵐子と三女・小雪の暗殺を目論むが、実は裏でダンディハリーを遺産相続人の天一に仕立て上げて、遺産を強奪する魂胆であった。小雪がこの計画に(知らないうちに)乗った事で、霧子を用済みとして暗殺した。ハリーが本物の天一だと知ると、早川をマシンガンで撃退し、小雪を口封じとして抹殺しようとするが、ズバットに阻止される。ズバットとハリーが戦うと、ハリーが落としたマシンガンでズバットと小雪を狙うが、間違ってハリーを射殺してしまう。憤慨したズバットによってムチの餌食にされ、そのままズバットアタックを受けて倒された。

2月2日はシシリー島スパゲッティを食べていた。

ズバットカードのメッセージは「この者 極悪殺人犯人!」

演じた小林氏は『秘密戦隊ゴレンジャー』第31話では秋月参謀を演じた。


ダンディハリー

演:南城竜也

紅フォックスの用心棒。名人級の手品を殺しに使う死の手品師。白のシルクハットタキシードを身に着けた男。銀のステッキを愛用している。

その正体は大神家の長男・大神天一。3歳の時に誘拐され、経緯は不明だがダンディハリーとして裏社会で暗躍するようになった。当人は自分の素性を忘れていたが、右腕の3つのほくろと小雪のお守り袋に付着していた指紋の分析によって、その素性が明るみになった。

頭に包帯を巻き、与右衛門の恩人を名乗って小雪と邂逅し、紅狐党に襲撃された彼女を救出して信頼を得て、天一を装って霧子と嵐子の前に現れる。霧子が暗殺されると、手品で出血を偽装して被害者を装うが、早川には看破されてしまう。その後、小雪を呼び出して刺殺しようとするが、早川によって自身が本物の天一だと知り、混乱して走り去ってしまう。ズバットが現れると、開き直ってハットに入れていた爆弾でズバットを襲い、ハットをマシンガンに変えて銃口をズバットに向けるが、小雪の説得で動揺し、落としたマシンガンを拾った紅フォックスから小雪を庇って絶命する。

演じた南城氏は『変身忍者嵐』ではハヤテを演じた。


天山会編集

第24話に登場。黒谷市を拠点としていて、旅行者に危害を加えていた。

ドン天山 ※OPクレジットでは「ドン天山」

演:富田仲次郎

天山会のボス。和服を着た白髪・白髭の老人。

白鷺れい子(実は東条刑事の婚約者)という女性を気に入り、彼女の拉致を目論んだ。彼女が東条の部下達に護衛されると、彼らを抹殺した挙句、彼女を処刑しようとした。しかし、ズバットによってれい子は救出され、ウリ・ケラーも倒されてしまう。ズバットに捕まると、杖に仕込んでいた刀で見苦しく抵抗するが、通用するはずもなく逆にズバットのムチに翻弄され、ズバットアタックで倒された。

2月2日はメキシコにいた。

ズバットカードのメッセージは「この者 殺人極悪犯人!」(なぜか「極悪殺人犯人」ではない)

演じた富田氏は『キカイダー01』第30話では公害ナマズ人間体を演じた。


ウリ・ケラー

演:宇田郁馬

ドン天山の用心棒。占いの名人にして筮竹使いのプロフェッショナル。易者の姿をした男。観察力に優れ、早川がれい子に恋をしている事を見破った(同時にその恋が破れる事も見抜いた)。筮竹を矢のように操り、筮竹爆弾という変わった武器も有している。

れい子の拉致が成功すると、捕縛された彼女のそばに筮竹を投げて苦しめるが、ズバットに阻止される。ズバットとの対決では筮竹爆弾で戦うが、ズバットのムチで投げ飛ばされ、ムチの鍔で首を突かれて倒された。


血起党編集

第25話に登場。青年科学者・吉良崎直也が発明した新型爆薬「ウルトラマイト」を狙った。

鬼大尉

演:北町嘉朗

血起党のボス。銃士のような格好をした赤い頬とひげが特徴の男。

直也からウルトラマイトを強奪すべく、早川の不在を狙って彼を拉致して拷問にかけるが、早川に彼を奪い返されてしまう。早川をマシンガンで撃退すると、直也の研究小屋からウルトラマイトを盗み出し、実験として町を火の海にした。そして直也の恋人の希久子を十字架にかけ、周囲の地面にウルトラマイトを撒いて直也を葬ろうとした。しかし、ズバットが現れて直也と希久子は救出され、彼らでなくダルタニアンがウルトラマイトの餌食になってしまう。ズバットのムチに捕まり、ズバットアタックを受けて倒された。

2月2日はパリにいた。

ズバットカードのメッセージは「この者 極悪殺人犯人!」

演じた北町氏は『ロボット刑事』第9・10話ではコシカケマンと契約する小田を演じた。


ダルタニアン

演:小沢章治

鬼大尉の用心棒。「殺し屋剣士」の異名を持つ二刀流フェンシングの名手。鬼大尉とは異なる格好をした銃士風の男。非戦時は枝や葉巻を咥えている。一人称は「わし」で、二人称は「貴公」。他の用心棒に比べると潔い性格。

ズバットが現れると、彼とフェンシング対決をするが、顔を斬られた挙句、ズバットによってウルトラマイトが撒かれた地面に放り投げられ爆死した。しかしズバット、釣師十兵衛の時といいやりすぎである…。


ブラック連合編集

第26話に登場。

ムッシュ神

ドクウッディ


おろち党編集

第27話に登場。

ボス蛇丸

風の右近・雷の左近


邪悪党編集

第28話に登場。

悪天坊

ブラックローズ


赤永会編集

第29話に登場。

闇の黒兵衛

テニスの陣太郎


グレン団編集

第30話に登場。某ロボットアニメに登場するレジスタンスとは無関係(むしろこっちが先)。

キングボー

ガラバー


関連項目編集

快傑ズバット ダッカー(快傑ズバット)

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