パラダイ星人
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ぱらだいせいじん
パラダイ星人とは、『ウルトラマンレオ』に登場する宇宙人である。
- 身長:1.8m
- 体重:92kg
- 別名:海棲人
- 出身地:パラダイ星
- 演:神谷信弘(子供)
- CV:江川菜子(女王)
第28話「日本名作民話シリーズ! 帰ってきたひげ船長!」に登場。
地球には侵略ではなく海底調査を目的としてやってきた高い科学力を持つ宇宙人。
海底都市に住んでおり、貴賓室の壁にかけられた能面の眼を光らせるとともに、そこから女王の声を通して指揮を執っている。
星人個人も念動力やテレポーテーション、物体を海底都市に転送する程度の能力を持っており、劇中では二人のパラダイ星人が子供を連れてやってきた。
子供も含めた何人もの漁民達(演:阿藤海、上田忠好など)に暴行を受けていた自分の子供を助けてくれたひげ船長(演:岡田英次)という男を基地に招待し、食事を振舞った後、「絶対に吸ってはならない」という条件付きで吸ったものを老化させてタイムスリップさせる金色のパイプタバコを船長に渡す。
友好的な異星人ではあるものの、星人の子が一部の地球人に1度ならず2度までも殺されそうになったことに激怒し、地球人を悪魔とみなして抹殺しようとする過激な一面も持つ。
星人の親である(劇中では「父親と叔父」の説をカオルが唱えている)二人のパラダイ星人は空中で合体変身し、キングパラダイとなった。
- 登場する第28話のOPよりMACの潜水艦マックシャークの勇姿を見ることができる。海底に居を構える彼らの調査に向かう……なんてことはまったくない。
- 海底都市(劇中では「潜水艇」とも「宇宙船」とも)内の貴賓室は『スーパーロボットマッハバロン』の「KSS(キス)海底基地」のパーマネントセットの流用。「制作会社が違うのに何故?」と思うかも知れないが、両作品は当時同じ「東宝ビルド」を撮影スタジオとして使用しており、(日本現代企画が円谷プロOBの会社の側面を持つ事も有り)セットや小道具類の融通を互いに行っていた様だ。
- ※事実、MAC基地のセットもマッハバロン第9話と第13話に流用され、第16話には「銀色に塗り直した(『ファイヤーマン』の)モグリアン」が客演している。
- この件について、更に調べると本エピソードの撮影時期はマッハバロンの撮影開始「直前」の時期であり、セット流用は準備中のそれを(海底の特撮セットを含めて)円谷プロ側が「借用」した形の様だ。
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