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概要編集

静岡県出身のプロ野球選手。

ポジションは投手。左投左打。


プロ入り前編集

常葉橘高校時代には2年夏に甲子園に出場。プロ志望届を出したものの指名漏れに終わった。

その後亜細亜大学に進学し1年次から活躍。

ドラフト1位候補として注目されるようになったが、制球難に苦しむ場面も目立った。


2017年秋のドラフト会議で阪神タイガースから2位指名を受けプロ入り。背番号は29


プロ入り後編集

2018年は、入団前の体力測定で左肩の筋力不足が判明したこともあり春季キャンプは2軍スタート。

オープン戦から1軍に合流し、4月1日の広島戦でプロ初登板を果たすと7回を2安打無失点に抑える好投でプロ初勝利を挙げた。その後も先発ローテの一員として活躍したが、6月中旬に左肩のコンディション不良もあり戦線離脱。そのままシーズンを終えた。


その後、2019年の春季キャンプでようやく実戦復帰。

5月5日に1軍で先発したことを皮切りに先発ローテの一角として19試合に登板した。


2020年は左肩の不調もあり8月にようやく1軍に合流。

12試合の登板に終わったが、5勝4敗、防御率2.49と好成績を残した。


2021年はキャンプ中の故障もあり9月にようやく1軍に合流。

それでも復帰後は2試合連続で完封勝利を挙げるなどポテンシャルの高さを見せつけた。


2022年はキャンプ中からノースロー調整を行っていたが、4月にトミー・ジョン手術を受けたことを発表。結局この年は1軍での登板なしに終わった。

その後復帰に向けてリハビリを行っていたが、2023年6月に新たに左肩などの手術を受けたことを発表。

それもあってかオフには育成選手として契約更改することとなった。背番号は129


2024年4月17日にはファームのオリックス戦で先発し893日ぶりに実戦復帰。その後もファームで登板機会を重ね、7月20日には佐藤蓮川原陸と共に支配下復帰を果たした。背番号は29

そして、8月11日の広島戦で1009日ぶりの一軍登板を果たすと5回7奪三振無失点の好投。チームがそのまま勝利したことで2021年10月21日以来の勝ち投手にも輝いた。

その後も登板間隔を開けながらも先発の一角として活躍。最終的には5試合に登板し4勝1敗防御率1.52と抜群の安定感でチームの優勝争いに貢献した。

オフには2023年の手術の際に埋め込んだ手首のプレートを除去。



人物編集

最速152㎞/hの速球に、ツーシーム、カットボール、スライダー、チェンジアップを織り交ぜる本格派。奪三振能力も高く、学生時代に苦しんだ制球難もプロ入り後に改善した。

特にストレートへの評価が高く、先発左腕では球界No.1と評価する者も複数いる。


プロ入り後は度重なるケガに悩まされており、1軍で見せる力強い投球も相まって、故障さえなければ...と惜しむファンも少なくない。


関連タグ編集

プロ野球 阪神タイガース 投手

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