概要
CV：郷里大輔
天魔界を統べる悪魔ヘッド・スーパーデビルの手下である悪魔。
その名の通り、『桃太郎』に登場する鬼がモチーフとなっており、学ランのようなものを羽織っており、武器はトゲ付きの金棒。
またビックリマン001番の三すくみであり、すなわち悪魔の第一号である。
人物
スーパーデビルの命令によって天聖界を襲撃する。その途中で十字架天使に襲い掛かる……というよりも実際にはナンパだった。また、手から花を出す手品を見せるなど、手先が器用。
十字架天使に「俺は悪い子」と言うほど悪党であることに誇りを持っているが、自分が不利になると天使属にも丸い交渉をする一面も。
十字架天使にちょっかいを出しているのを前後して、主人公・ヤマト王子と出くわし、彼と対決。ギャグ交じりの戦いとはいえ、ヤマト王子と互角に渡り合うなど、最初の敵にして強力な悪魔である印象を当時の視聴者に植え付けた。しかし、一瞬のスキを突かれて両断されてしまい、下半身が石になってしまう。その後、ヤマト王子に接着剤をもらい受け、「大事に使うねー」といって上半身を浮遊させて下半身を持ち帰った。
総評
最初に登場した敵ということもあって視聴者からの人気も高い。さらに言及すると、鬼ガシ魔がいなければヤマト王子と十字架天使がめぐり合えなかったかもしれず、皮肉にも恋のキューピッド的な役割を結果的に担ってしまった必要悪の存在でもある。
余談
はるか未来の第33弾でも悪魔として登場。だがすっかり初老のヒマ人と化し、いたずら電話をかけようとするも古すぎて効かないと言う寂しいキャラになってしまっている。
ちなみに天使とお守りもかつての三すくみの末裔であり、さらに電話つながりともなっている。
