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概要

CV:野沢雅子

水木しげる版と竹内寛行版の『墓場の鬼太郎』に登場した鬼太郎。この2つのバージョンでの描写と性格は異なり、竹内寛行版の方がヒーロー然とした部分がより強い。

1期・2期よりも前の時代が舞台で、本作は鬼太郎の誕生から物語は始まる。髪は後年より短めな状態で、作中における「ゲゲゲ」時代以降と異なり潰れている左目にギリギリ掛かる程度。

そのため歴代一不細工な印象を受け、表情もどこか悪意に満ちた笑みを浮かべることが多い。

性格も表情に違わずカツアゲ・騙し・恐喝などもする殆ど悪ガキに近い。

身勝手で調子のいい面があり、ねずみ男同様に後先を考えない悪事を行ってしっぺ返しを受けたりもしている。

水木作品や後年の鬼太郎にも見られる「口を尖らせて目を細める惚けた雰囲気」の表情も、この頃から頻繁に見せており、これは水木御大の多様な作品でもディフォルメされて基本的に見られることが多い表情の一つでもある。

  • 「フンッ!」と荒い鼻息も頻繁に見せている。

一方で間の抜けた部分も目立ち、ちゃんちゃんこを偽物とすり替えられても気づかず、目玉おやじからもダメ息子として大叱責されている。

そのくせ、ニセ鬼太郎と喧嘩した時には「アイツは僕の繊細な神経を苛立たせる」といった発言をしたことも。

当初は人間に殆ど興味がなかったが、1話の最後で水木親子の顛末を見てから「面白い存在」として面白半分に見るようになる。

驚くほどスルースキルが高く、散々世話をしてくれた育ての親の水木が水神に飲まれても軽く無視して見捨てている。しかし、執着した相手には真剣に接してもいて、寝子が死んだ際には地獄まで迎えに行っている。

  • 本作における人間界での様々な辛い体験を経て、やがて後年の「ゲゲゲの鬼太郎」として少しずつ善良な性格へ変わっていった可能性も暗示されており、最終話付近の「霧の中のジョニー」の回では、首相との約束を律儀に守って、ねずみ男の裏切りの誘いを断るなどしたこともある。

余談

  • アニメ化において久々に演じた野沢氏は、「『ゲゲゲの鬼太郎』以降とは違って、頭のネジが何本か抜けている」とコメントしている。

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鬼太郎(墓場鬼太郎)
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鬼太郎(墓場鬼太郎)
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