ストーリー
「希望の味方」
主人公青月あずは、彼女は杏里あいりと出会いそして変わっていく
彼女には特殊な魔法があり、なんと擬似的なソウルジェム擬似ジェムを使い他の魔法少女の能力を頭部、上半身、下半身の3つに割り当てて使うことが出来るのだ。そんな彼女の願いは彼女自身覚えていない。一体彼女が願った事とは・・・
概要
『魔法少女まどか☆マギカ』を筆頭に作者が「外伝作品を知らない人にも外伝を知って欲しい」と言う想いで執筆しているpixiv小説に掲載されている二次創作オリジナル作品。オリジナル主人公青月あずはがそれぞれの作品の魔法少女と接していき、本来交わる筈のない作品たちが交わり出す様子が書かれている。略称はあずマギ
登場人物 ネタバレ注意
- 青月あずは
14歳
シンボルカラー 銀 水色 黒
本作の主人公、様々な魔法少女の擬似的なソウルジェム略して擬似ジェムを
頭、上半身、下半身の三箇所に能力を別けて使うことが出来る魔法少女。
性格は友達に優しく、赤の他人はどうでも良いと思ってるが目の前で襲われているとつい助けてしまう。頼まれた事は断れず、だんだんその性格のせいで損な役回りを多々抱えてしまう。
大の正義嫌いでその原因には姉の青月かずは、美国織莉子が関与している。
実はおばけも苦手でドッペルゲンガーの話になった時に美樹さやかと杏里あいりに誂われた。
更に少しMっ気も最近出てきたようだ。最近では脚フェチであることも判明した。
母、青月イスキに作られた彼女だが産まれた直後は感情の制御や人の痛みを知らず暴力的な方法でしか物事を解決出来ずに居たが暁美ほむら、鹿目まどか、巴マミと出会ったことにより色々な事を伝授され喜怒哀楽の感情を身に付けた。鹿目まどかには暴力以外の解決方法を教わり、暁美ほむらには物の使い方を教わり、巴マミには戦い方や料理を教わり、美樹さやかには笑顔の練習や馬鹿のやり方などを教わり、佐倉杏子には食べ物の大切さや魔法少女としての意気込みを叩きこまれた。
この5人全員が魔法少女青月あずはの師匠であり、恩人である。
喜怒哀楽の哀しみの使徒、悪の王として青月イスキに産み出された。
- 杏里あいり
14歳
シンボルカラー 金 紫 白
本作のもう一人の主人公
プレイアデスに魔女となった飛鳥ユウリを殺されたと思い込みユウリになると言う願いで契約した魔法少女。青月あずはに見込まれ、手助けをされる。最初はあずはに対して拒絶反応を示していたが
徐々に打ち解けていき、最後には親友にまでなった。大きなきっかけはあずはに魔女化した所を助けられ、人を殺す前に復讐を終えられたことだ。あずはの寛大さ、教えに彼女は心を救われた。が
魔女となったユウリを殺した犯人は青月あずはそのものであった。だが彼女の怒りの矛先はそんなあずはの記憶を消し、飛鳥ユウリを利用した青月かずはに向かった。
契約したての頃の性格はとにかく復讐に燃えていて、時たま珍発言を連発する少女だったが
あずはから魔女になって救出された後は姿は飛鳥ユウリ、性格は杏里あいりとなって大人しくなったが怒りでキレると時偶復讐に燃えていた頃の彼女が顔を覗かせる。
- 青月かずは
15歳
シンボルカラー 銀 紅 白
本作のボス、あずはのようにソウルジェムを使い分ける事は出来ないがその代わり基礎的な能力が最初から高い。その装甲の硬さは散々強化した優木沙々を震え上がらせる程。青月家の長女であり妹青月すずはを可愛がって世話をしていた。あずはと違い最初から目的をしっかり持ち、自分が何を成すべきかを把握していた。宿敵であるコンセットを相手に練りだした策は生命エネルギーを人を殺し奪取することにより力を高める事だった。その為最初のうちは殺すことに躊躇いを感じていたがジャスティスナッツに触れ元々潜んでいた狂気を倍増化させ、人殺しを楽しむようにして自らの精神力を保った。大の悪嫌いで、青月あずはを偽善者と呼び叩きのめそうとした。プライドも高く仲間を作ろうとせず、死んだ人間や魔法少女を生き返しイーブルナッツを埋め込み自分の手駒としていた。
母、青月イスキの研究能力も引き継いでいるのかジャスティスナッツやイーブルナッツを自分好みに改良して運用していた。性格はとても残虐でありながら計算高い
喜怒哀楽の楽しみの使徒、正義(善)の王として青月イスキに産み出された。
- 青月すずは
13歳
シンボルカラー 銀
青月家の末妹、その存在はあずはにだけは知られておらず別の時間軸の滅びた世界に隔離されていた。
夢を操り、自分好みの世界を作り上げ長女と次女を監視する役目を母、青月イスキから任されていた。
その実態はあずはとかずはが作られる際のプロトタイプで作られる過程で青月イスキから愛情を持たれる様になった。二人の姉がとても大好きであずはと出会うのを楽しみに待っていたが彼女が生きてる内にそれが叶う事は無かった。それ故にコンセットである黒いあずはがかずはに瀕死の重傷を負わされた時に匿い、手当を施した。その事が功を奏したのか黒いあずはが後に本物のあずはを連れてくるのだった。性格はとてもおてんばでありながら、冷静な対応も身に付けている
喜怒哀楽の喜びの使徒として青月イスキに産み出された。
- 青月イスキ 15歳(登場時)
シンボルカラー 銀 白 黒
青月三姉妹の生みの親、実の母親では無くどちらかと言うとクローンに近い形で青月三姉妹を生み出した。生み出した目的は概念となった魔法少女の旧友を倒す為みたいだが・・・?
とても研究熱心でそれでいて魔法少女としての能力も三姉妹を凌ぐ程の力を持っている。
人造人間を作り出し、コンセット対向の駒にしようとしたがいつしか本当の愛情が芽生えて自分の子供のように接していた。性格はとても慈悲深く、母性が人より一倍抜きん出ている。
コンセットに不意を突かれ、死亡したかのように三姉妹には思われていたが
かずはは途中で何かに気がついたようだ。
敵
コンセット
謎に包まれた今作の敵。どうにも死人のような発言が目立つが・・・
あずはのコンボ
あずはは鎧を纏っているが頭部、上半身、下半身に擬似ジェムを当てることでその性質や形や色が変化する。その中でも相性が抜群に良い3つが揃った時コンボとなる。
- ディ・バージコンボ(通称:基本コンボ)
パンチ力.21t
キック力.17.5t(必殺キック29.4t)
ジャンプ力.25m
青月あずは、呉キリカ、牧カオル(左から頭、上半身、下半身)の能力で構成されたコンボ
あずはが始めて使ったコンボであり
鉤爪、硬質化と使いやすい能力が揃っていて魔力消費も少なく一番バランスに優れている。
鎧の色は銀、黒、黄色
眼の色は銀。
- アファシナンテコンボ(通称:幻惑コンボ)
パンチ力.18.5t
キック力.20t(必殺キック30.5t)
ジャンプ力.200m
御崎海香、佐倉杏子、牧カオルの能力で構成されたコンボ
幻惑系魔法を得意とし、ロッソ・ファンタズマの能力を高め最大50人まで分身が出来る為対多数の戦いに優れている。が、魔力消費もイーブルナッツが入るまではそれ相応だったので余り多くは使えなかった。あずは本人的には洗脳などの用途で使うのが好ましいようで、無理に数を増やすとかえって戦いづらいと考えているようだ。
眼の色は紺色
- ポウリメンターレコンボ(通称:機動力コンボ)
パンチ力.21t
キック力.23t(必殺キック40t)
ジャンプ力.30m
巴マミ、呉キリカ、成見亜里紗の能力で構成されたコンボ
成見亜里紗のブースト能力で足腰を強化し、速度低下能力の中で素早く動けると言うかなりの機動力を誇る。更に巴マミの能力にブースト能力を加える事で更に強力なティロ・フィナーレを撃つ事が出来るようになる。コンボじゃない状態で成見亜里紗の能力を使うと自力で止まるのが困難になるがコンボになるとその悩みは解消される。
眼の色は黄色。
- ポテーレコンボ(通称:パワーコンボ)
パンチ力.30t
キック力.28.4t(必殺キック35t)
ジャンプ力.18m
千歳ゆま、日向茉莉、宇佐木里美の能力で構成されたコンボ
ゆまのハンマーを武器として運用し、茉莉の大きな腕の装甲でパワーを引き出すコンボ
回復力が高いのでゴリ押しを得意とするが、体は傷つくので別名、痩せ我慢コンボ
パワーだけではなく茉莉の索敵や里美の自分の意志を他者に憑依させたりする能力仕様出来るようだが他者に憑依させるのはあずはが余り好まない為余程の事が無い限り使わない。
伊達に猫耳帽子を付けてる訳ではなく、里美の能力で動物とも話せるようだ
必殺技の予備波動で敵を完全に擬似的に殺し身動きを取れなくしてハンマーを振り下ろし粉砕する
眼の色は緑っぽい青。
- スラッシングコンボ(通称:斬撃コンボ)
パンチ力.16.8t
キック力.19.5t(必殺キック35.6t)
ジャンプ力.20m
天乃鈴音、若葉みらい、美樹さやかの能力で構成されたコンボ
鈴音の炎の剣、さやかの水の剣の二刀流で斬撃で攻めるコンボ
コンボ限定の能力として液体化が出来て、相手の斬撃攻撃を無効化出来る
みらいの魔法ステッキも出せるがおばけ嫌いのあずははテディベアが動くと言う現象がどうにも苦手で中々出そうとはしないがあずは自身は並列コンボの中では結構気に入ってるコンボなので使用頻度は高い。眼の色は明るい赤。
強化変身
特殊な変身プロセスを得て変身する事が出来る姿、その変身は上記のコンボよりも強力である。
- アミチッジャコンボ(通称:友情コンボ)
パンチ力.30t
キック力.35t(必殺キック55t)
ジャンプ力.58m
青月あずは、暁美ほむら、杏里あいりの能力で構成されたコンボ
ほむらの時間遡行能力が問答無用で発動する事に悩んでいたが杏里あいりがそれを抑える事により
実現した超強力な特殊形態、固有能力で飛行が出来るがあずはの本来の力を一部引き出している為である。あずはの頭部鎧もディ・バージの時とは違い、いつもの物より少し尖っている。
杏里あいりもかなり気に入っているコンボで、あいり曰く気持ちが良い
あずは自体はこのコンボは余り多用したくは無いみたいだったがあいりと親友になりその悩みも解消された。時間停止、銃撃、肉弾戦とディ・バージの上位互換と言って良いスペックになっている。
眼の色は左目が紫、右目が金
- スカッパコンボ(通称:暴走コンボ)
パンチ力.36t
キック力.45t(必殺キック80t)(ラービア・デラ・ビジオーネ入り必殺キック130t)
ジャンプ力45m
かずみ、鹿目まどか、美国織莉子の能力がイーブルナッツに侵食された状態で構成されたコンボ
あずはがピンチになった時に忽然として飛び出してきたイーブルナッツが強制変身させた強化形態
その戦闘力は魔女をあっさり仕留める程で杏里あいりを始めとした仲間の魔法少女に恐怖心を与える程。最初は制御が出来ずに仲間に襲い掛かったりもしたがイーブルナッツがあずはの体を蝕み、人間から程遠い存在になるにつれて同調できるようになり制御が効くようになり最終的には完全制御へと持ち込めた。まどかの弓は腕に変形弓としてくっついており、刃が外側に付き斬撃を繰り出す事が可能となった。織莉子の未来予知は織莉子同様不定期なのであまり宛に出来ないが玉を飛ばして活躍させる事が出来る。またミチルを仕留める時にかずみの力を使ってその見た目とは裏腹に安らかに逝かす事も出来る。杏里あいりはこの姿に苦手意識を持っている。付いてない状態より数倍パワーアップをしていて、本気を出せば街一区域を消し去る事も出来る。黒いあずはを見て見様見真似で『ラービア・デラ・ビジオーネ』と言う龍を召喚する召喚魔法を習得した。アミッジャコンボを上回る飛行能力を有する。眼の色は暗めの赤で全身黒い鎧に包まれている。
- イービルエンペラーフォーム
パンチ力.85t
キック力.100t(必殺キック250t)
ジャンプ力.400m
鹿目まどか、暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、美樹さやかの能力で構成されたあずはの真の姿
その鎧は簡単には攻撃を通さず、青月かずはと似た形をしている。違いはアンダースーツの色と二枚のマントの色程度。眼の色は赤。
5人の強化された武器を出すことができ、その力はまさに悪の王と言えるパワーを有している。
杏里あいり曰く、綺麗でかっこいい姿。
優木沙々がかずはに似ている事から恐怖し、死力を尽くして攻撃したが全ての攻撃を無傷で受けてみせた。必殺キックの際は両足に牙を生やし、交互に蹴りこんで行くのが基本だが生やして回し蹴りなどバリエーションが持たせられるのも特徴。この姿になっさ際代償として人間の食べ物は口にできなくなり、グリーフシードが主食となった。絶望こそが彼女の主食になった。
- ベエロ・イービルエンペラーフォーム
パンチ力.195.7t
キック力.250t(必殺キック500t)
ジャンプ力.620m
鹿目まどか、暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、美樹さやか
美国織莉子、呉キリカ、千歳ゆま
かずみ、御崎海香、牧カオル、神那ニコ、浅海サキ、若葉みらい、宇佐木里美
天乃鈴音、成見亜里紗、詩音千里、奏遥香、日向茉莉
の擬似ジェムを全て鎧に変換し、杏里あいりのソウルジェムと合体変身したあずはの最終形態
全ての力を強化した状態で使え、手を翳すだけで自分が認知している物を分子から凍らせる事が出来る。武器の合成の合成も可能である。美しくも禍々しい姿はほむらの目をも奪った。その力はワルプルギスの夜をいとも簡単に傷つけ甚振る事が出来る程だったが途中で杏里あいりのソウルジェムが砕け、希望と一緒にその変身は解けたのだった。眼の色は青い銀
本作の主だった魔法少女のスペック
- 杏里あいり
パンチ力.25.7t
キック力.29.8t(必殺キック力36t)
ジャンプ力.26m
復讐のために契約した為か対魔法少女に特化しているのと基本的な攻撃力が高めである。
銃が基本武器
牛型使い魔を召喚する「コルノ・フォルテ」や、重力の三角の魔法陣で相手を押し潰したり
爆発して破壊する必殺技「イル・トリアンゴロ」などが基本的な攻撃だが
あずはの必殺キックを真似、拘束弾で拘束してから必殺キックを繰り出すことも出来るようになった。
- ポテンザ・ディ・デナーロフォーム(金の力)
パンチ力.37t
キック力.48t(必殺キック79t)
ジャンプ力.44m
飛鳥ユウリの魔力が杏里あいりを進化させた強化形態
飛鳥ユウリのガトリングが使える他あいりの銃とユウリのガトリングを合体した小型銃も使える
「イル・トリアンゴロ」の強化魔法「グランデ・トリアンゴロ」の破壊力は絶大である。
コルノ・フォルテも金色のラインが走り、更にパワーが増している。
無数の合体銃を出す「グランデ・スフェラ」、地面にガトリングを固定して要塞を作り上げる「チリンドロ・ムールトゥティパ」など銃のエキスパートとでも言うべき魔法を取り揃えて使用可能だ。
- 青月かずは ジャスティスエンペラーフォーム
パンチ力.85t
キック力.100t(必殺キック250t)
ジャンプ力.400m
剣を伸ばし、ムチのように扱う事が出来る。シンプルな強さが売りでとにかく硬い
戦闘技術で言えばあずはよりかずはの方が上である為少量の魔法でもイービルエンペラーフォームと互角に渡り合うことが出来る。死人を生き返す能力があり、それにイーブルナッツを仕込み魔女モドキを生み出し使役していた。その強さの前に誰も彼女に逆らうことは出来なかった。
アンダースーツは白、背中のマント二枚の色は赤、眼の色は銀と言うこと以外はあずはのイービルエンペラーと酷似している。
- ベエロ・ジャスティスエンペラー
パンチ力.196.7t
キック力.255t(必殺キック505t)
ジャンプ力.620m
青月かずはがジャスティスナッツを改良して使用した真の正義の王。
その力は一晩で三万人もの人々を焼き尽くした程。
手を翳すだけで体の内部から分子発火をし、何もかも燃え尽きるまでその炎は消えない。
プレッシャーだけで半径1kmの普通の人間は嘔吐など引き起こしでまともに動けなくなる為逃げ場は無い。
あずはのベエロ・イービルエンペラーより若干スペックが高いのは彼女の戦闘技術の高さ故だろう。
最後は笑いながら血を吹き出し、あずはによりソウルジェムを割られ死亡した。