概要
クロノトリガーの終盤に訪れることになる、B.C.12000年に存在した古代王国。
この時代は地上は雪雲に覆われた氷の大地であり、ラヴォスの身体の欠片であり魔法力の源となる赤い石に適合できなかった地の民たちが洞窟で暮らしている。
一方で赤い石に適合し魔法の力を得た人々は光の民と呼ばれ、雲の上の浮遊大陸にて、魔法の力を活かして裕福かつ優雅な生活を送っている。これが魔法王国ジールである。
ジールの宮殿の他「カジャール」「エンハーサ」という都市があり、ヌゥやグランとリオンなども人間に交じって暮らしている様子がうかがえる。
光の民は自分たちこそが選ばれし者という意識が高く、地の民のことを見下しているが、王女サラは地の民にも分け隔てなく接している。
女王であるジールはラヴォスに傾倒し、魔神器を用いて力を吸い上げている他、海底神殿を造らせてより多くの力を得ようとしており、それが不穏な空気を漂わせている。
ストーリー上は、原始時代に地球へ降って来たラヴォスを追っている最中タイムゲートに迷い込み、この時代に辿り着く。
そこで王子ジャキから不吉な予言を聞き、サラやジール、ダルトン、ボッシュ等の様々な人々との出会いを経て、これまでの伏線回収やクライマックスに向けて怒涛の展開が訪れる。
最終的には一時的に目覚めたラヴォスの暴走により、浮遊大陸は墜落。光の民も大半が死に絶え、王国は完全に滅びてしまう。
しかし、この際生じたタイムゲートに飲み込まれた人物たちは、後に別の時代でそれぞれ意外な人生を送ることになる。
BGM「時の回廊」は神秘的でどこか切ないメロディが美しい名曲で、本作BGM随一の人気を誇る。
関連イラスト
関連タグ
ジール(クロノトリガー) サラ(クロノトリガー) ジャキ ダルトン(クロノトリガー) ラヴォス シルバード
アトランティス…おそらく元ネタ。