概要
魔王(ミリティア世界)
「魔王」とは、転生世界ミリティアにおける本作の主人公、アノス・ヴォルディゴードの異名。
魔王(銀水聖海)
銀水聖海において「魔王」とは不可侵領海の代表格であり、深層十二界を、銀海史上初めて深淵魔法に到達した魔導の覇者「大魔王ジニア・シーヴァヘルド」の後継者候補6名を指す用語のこと。
だが16巻で後継者候補が10名であることが判明した。
本記事ではこの、銀水聖海の魔王について説明する。
一覧
魔王達は10人全員が不可侵領海に指定されており、銀水聖海において「決して触れてはならない」とされる禁忌の存在とされている。
多くの世界が銀水聖海の凪(平和)を願って加盟する学院同盟「銀水学院パブロへタラ」に加盟しない、あらゆる争いや諍いを好む野蛮な世界元首(世界の王)でさえ、この魔王達の領海には踏み入ろうとしない。
銀水聖海の魔王
- 第一魔王「壊滅の暴君」アムル・ヴィーウィザー
第一魔王。「壊滅の暴君」の異名をもつ、大魔王の後継者最有力候補。「心火の魔眼」を所有している。
深層大魔法「極獄界滅灰燼魔砲」の開発者であり、二律僭主ノアとは兄弟と呼び合う程の親しい関係。
現在は消息を絶っているが……？
- 第二魔王ムトー
第二魔王。好意を抱いていた、ミリティア世界以前の先代の創造神エレネシアに根源の半分を譲渡した後、魔弾世界エレネシアの「深淵総軍」との戦いに敗れて滅ぼされた。
- 第三魔王ヒース・トニア
第三魔王。聖川世界リブラヒルムの元首であり、魔王の中でも特に性格に難があるとされる人物。
彼の世界の象徴たる魔法「流水魔法」を得手とする。
- 第四魔王アゼミ・リゼツ
第四魔王。鬼刃世界ミヒャイムと有翼世界アリファーバを支配しており、霊命鬼剣マギマという剣を持つ。
- 第五魔王ホルセフィ
第五魔王。停滞世界ザガロの元首であり、神々との繋がりを絶った停滞世界を現在の「無神大陸」として無理やり維持している。第二魔王に比肩する実力者。
不可侵領海「二律僭主ノア」の配下。
- 第六魔王エルヴィナ
第六魔王。人馬世界を支配している魔王の一人。
- 第七魔王ジョズ
第七魔王。振動世界バルドンアデネスを支配していたが、呪歌世界ディメディオンの元首「呪歌王ボイズ」によって滅ぼされた。
- 第八魔王ヴィアン
第八魔王。擬態世界ライメニを支配している魔王。
- 第九魔王ガジラ
第九魔王。雷鳴世界を支配している魔王の一人。
- 第十魔王ダンカン
第十魔王。降魔世界を支配している魔王の一人。
