概要
主にカメラで用いられる広角レンズの一種。名称は魚が水中から空を見上げた時に、「水の屈折率の関係で水上の風景が円形に見える」という見え方に由来する。
レンズの中心から離れるほど、外側に向かって線や画面が歪んでいく。焦点距離が短く、約180度もの広い範囲を撮影することができる。カメラによる写真撮影では、超広角レンズ以上に広い範囲を映すために使う。
焦点距離がとても短いために遠近感が極端に誇張され、画面の真ん中の被写体がとても大きく映り、迫力のある写真を撮ることができる。
また、アパートやマンションなどの玄関ドアにはドアスコープがあり、魚眼レンズによって外から室内は見えないよう工夫されている。