人物
プロフィール
透の親友その1。元ヤンキー(ただし、制服のスカートは現在も足首丈)。
小学5年で族デビューしたという過去の持ち主。両親は離婚しており、父と二人暮らし。だが当時は父子の会話などはほとんどなかった。
「赤い蝶」と呼ばれた透の母・今日子に憧れていて、通っていた中学に今日子の娘が通っていると知り、娘も今日子とそっくりだと勝手に思っていたが、実際は正反対の人間だったことで意気消沈する。
グループ同士のケンカでケガをしていたところ、買い物帰りの透とぶつかり、そのまま自宅にかくまわれた(透は咄嗟に体が動いていたようで、自宅に戻って鍵をかけた時は息切れしていた)。その後本物の今日子に出会い、交流が始まる。
本田母子と接するうちに、実は寂しかったのだと気付き、「透と友達になりたい」と強く思うようになり、族抜けを決意。幸いにも同じグループのありさを気にかけていた先輩と今日子のおかげで多少のケガで済み、以降は透の良き友人となる。父親との仲も回復した。
ちなみに今日子からは現役時代の特攻服を譲られている。ニックネームも今日子がつけた(これに倣い、花島は「花ちゃん」となった)。
花島と共に両親を亡くした透の親代わりのような存在で、透を傷つける輩には容赦がない(基本脅すのみだが、過去が過去なので威力は絶大)。
その実、コンビニのレジ打ちをしていた時に、コンビニ弁当を買いに来た見知らぬ年配の人を見て、どうしようもなく泣けてくるほど人情家な姐さん肌。
夾とはどつき漫才を繰り広げる。だが双方友人以上の感情はまったくないので、修学旅行時、夾の告白イベントをおもしろがってのぞき見した際、フラれた女子生徒が「夾のこと好きなんでしょ」と言いがかりをつけてきた時は二人してすごい形相で「ふざけるな」と怒鳴っている。
背が高く美人なので、文化祭の「シンデレラっぽいもの」では王子の友人役としてかっこいい男装を披露した。