鷹司祺子

たかつかさやすこ

鷹司祺子とは江戸時代後期の仁孝天皇の女御。

概要

父は関白、左大臣鷹司政煕、母は豊岡家、仁孝天皇の女御。女院号は新朔平門院（しんさくへいもんいん）。

経歴

文化8年（1811年）2月25日に誕生、文政6年（1823年）に姉繋子が亡くなり文政8年（1825年）に仁孝天皇の女御となる。文政12年に祺子は皇女を出産するが早世。天保6年（1835年）正親町雅子が産んだ統仁親王を養子にする。弘化4年（1847年）に皇太后となった。同年に薨去。

家族

父親の政煕は鷹司輔平の男子で閑院宮直仁親王の孫であり仁孝天皇とは再従兄弟に当たる。同母姉に仁孝天皇女御鷹司繋子、異母兄に関白鷹司政通がいる。祺子は兄政通の養女となっている。

系図

東山天皇ー閑院宮直仁親王ー鷹司輔平ー鷹司政煕ー鷹司祺子

関連項目

朝廷　女御　女院　仁孝天皇　鷹司家　孝明天皇