概要
喫茶キャッツ・アイの店員であり、元はシティーハンターへの依頼人。
代々泥棒を請け負って来た麻生家の娘。通称怪盗305号。高校生の頃は、おさげに眼鏡の冴えない風貌をしていたが、本来は獠が惚れ惚れするほどのスタイルの良い美人(香よりもスタイルは良く、彼女も衝撃を受けていた)。依頼の際には眼鏡を外し、レオタード姿ですばしっこい行動で盗みを働く(レオタード姿なのは一族共通らしい)。但し、誰の依頼でも受けるという訳ではなく、獠と同じく「心が震えた時」のみ引き受ける。
高校生の頃に獠に黒いチューリップを盗むことの協力を依頼したことが彼への関わりの始まり。その2年後、「麻生家の女は20歳で泥棒をやめ、家で最も優秀な泥棒と結婚しなくてはならない」という一族の掟で祖母・やよいから麻生家最強の泥棒・麻生崇司と結婚させられそうになる。このため、優れた運動神経を持つ獠に偽の恋人を演じてもらう。
その後、崇司との泥棒の腕で対決することになる。その際に崇司の催眠術で獠は「もっこり」出来なくなり、パワーダウンするが、かすみの色仕掛けにより復活。更に書かれていた和歌から「持ち主の命より大切な物を盗んではいけない」という掟を理解していたことで、あえて指定された鏡を盗まず、崇司に勝利する(崇司は指定された鏡を盗むこと自体は成功したものの、それが持ち主にとって価値があるものだとは気付かず、やよいからは「婿どころか一族の名を名乗る資格もない」と切り捨てられた)。
その過程で獠に惚れ、祖母のやよいに「獠の心を盗めるまでは家に帰ってはならない」と言われたことで、一族の掟から解放された。そして獠にアプローチするためにキャッツ・アイで働き始める。因みに崇司は獠を逆恨みし、二度と「もっこり」出来ない催眠術を彼にかけようとするが、逆に自分自身にかけてしまった。
泥棒をしていただけあり、身体能力は高く、尾行も得意。香や麗香とはライバルだが、麗香と獠を巡り共闘することもある。
余談
- 純粋な依頼人で、二回の依頼によりメインキャラクターに昇格したのは彼女のみ。
- 生年月日は1969年1月15日。誕生日は美樹と同じである。
- ライバルの麗香同様、出番が少なく(アニメでは彼女が依頼した回以外がアニメ化されていないこともあり、更に少ない)、テレビスペシャルや映画などにも出演していない。
関連タグ
関連作品
キャッツ・アイ:レオタードの美人泥棒が登場していることで関連がある。因みに冴羽アパートの本棚にはこの作品が置いてある。
関連人物