黒海太
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こっかいふとし
ジョージア共和国出身の元大相撲力士。
本名は「レヴァン・ツァグリア」。四股名は文字通り黒海に因んで付けられた。
ソビエト連邦時代の1981年3月10日生まれ。父の影響でレスリングで実績を挙げたあと相撲に興味を持ち、ドイツで行われた世界アマチュア相撲選手権大会に参加した。
角界入りし追手風部屋へ入門後2001年5月場所で初土俵を踏む。2003年5月場所で新十両となり史上初のヨーロッパ出身の関取に。2004年1月場所では新入幕を果たしている。
幕内上位の番付となった2004年9月場所や2006年9月場所で3大関を撃破、2005年7月場所や2006年1月場所で横綱に勝ち金星を挙げたりと活躍。2006年9月場所から2場所に渡り小結を務めた。
現役時代の2006年3月場所中に父親が死去、引退も考えたが「母親を仕送りで支えるのは自分」と踏みとどまり引退を先送りに。2012年9月場所で現役を引退した。
日本国籍は取得していないため、引退後は故郷に戻ってワイナリーを営んでいる。
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