概要
スズキが発売していた大型バイク。
型式名はGSX1300BK。
ジャンルとしてはストリートファイターに属する。
2001年の東京モーターショーに出展したコンセプトモデルをベースに外装を手直しし、2007年に発売したもの。
戦闘的なデザインはモーターショー時から反響が高く、これに応える形で市販化が決まった経緯がある。
輸出専用車であり、日本には逆輸入でのみ入手できた。
エンジンは二代目隼のものを流用。
最高出力183馬力と、デザインに負けない怪物じみたパワーを有していた。
ちなみにフレームは専用設計であり、隼をネイキッドにしたという解釈は誤りである。
モーターショー出展から発売まで6年以上と非常に間が空き、話題性が冷めきっていたことや、発売直後にリーマンショックによる世界的不景気が到来したことから販売は低迷。
隼がロングセラーとなり令和突入時点でも生産されているのとは対照的に、僅か2年程で販売終了となった。
このように不遇に終わった本車だが、デザインセンスは2012年発売のGSR250に受け継がれた。
2ちゃんねるにおいては「B菌」「菌王」の通称がある。