概要
ミッション『耐性生物駆除』にてクレスト社のルグレン研究所A棟内に18体出現した。
ACの3分の1になるかならないか程度の大きさで、端的には『横幅が広く、身体の前面に3つ、後面に2つの複眼らしき器官を持つ巨大なダニ』のような姿を持つ。虫が嫌いなプレイヤーにとっては好ましい見た目ではないが、同作品に出現するB988a M-typeよりは幾分マシ(なはず)。
作中ではその出自や正体は明らかにされておらず、管理者が発生させた異常事態の一端、あるいは実働部隊として送り込んできた生体兵器とも考えられるが、プレイヤーの中には生体兵器に定評がある変態企業の関与を疑う者もいる。
戦闘面
頭部右側の複眼からACが携行可能なパルスライフルとほぼ同火力・与熱量のパルス弾を発射するが、発射間隔が非常に長い為、攻撃力は皆無に等しい。
その一方で『耐性生物』の名前に相応しい堅牢さを誇り、その耐久力(AP)はAC数機分に匹敵する。ただし、酸に極めて弱い特性を持つ為、作戦途中で研究所内へ投下されるシリンダーを破壊して、酸性ガスを研究所内に充満させれば倒し易くなる。シリンダーは破壊すればするほどB7723cの防御力は低下していく(具体的には全てのシリンダーを破壊するとAPが1まで減る)。
生物である為、バイオセンサーや生体表示機能を用意……した方が良いのだが、タンク型ACとほぼ変わらない低機動力の為、それらがなくてもさほど苦労しないで攻撃を当てることは可能。上記の弱点・対処法についてもミッション中に解説される為、普通に退治を試みた場合、余程の事が無ければミッション失敗に陥る可能性は低い。
ただし、シリンダーの破壊を2本以下に抑えた状態で殲滅すると、隠しパーツの『CEEC-01-XSP2(補助ラジエーター)』を入手できる。シリンダー2本程度ではあまり防御力を減らせないので、無策で挑むと弾切れになるか、膨大な時間がかかる可能性が高い。しかし、タンク型ACでMOONLIGHT等の高威力レーザーブレードを使用すると、多段ヒットによる大ダメージが見込める突き攻撃になるので、これを利用すれば比較的低労力・短時間で入手条件を満たすことが出来る。
余談
アーマード・コアシリーズ伝統の『生体兵器撃破』ミッションだが、この生体兵器には珍しく女王に相当する大型個体が存在しない。