概要
BBナンバーズとは、バラルバレル氏が生み出したロックマンオリジナルボスロボットである。
2010年06月23日、バラルバレル氏が1号機であるクーラーマンを開発した後、
数多くのナンバーズを開発するようになる。そのデザインは原作ロックマンと合わせるかのように、
全てドット絵で仕上がれていて、その素晴らしさは多くのユーザー達の間でも非常に人気が高い。
作業用から戦闘用まで様々だが、最も多いのは変形系である。
略称名は『BBN(バラルバレルナンバーズ)』で、現在は全部で23体、
更にスペシャルナンバーズ合わせて27体もいる。
ナンバーズ一覧
ファーストナンバーズ
*****BBN.01:クーラーマン
気温の高い場所で働く作業者やロボットへの送風から、その他緊急冷却を想定して造られた
冷房型ロボット。頭部のエアコン風デザイン通りの涼しい風から、ロボットに致命的なダメージを
与えるほどの冷気まで放つ事が出来る。サービス精神旺盛で送風以外の行為でも何かと気が利く。
特殊武器は物凄い冷風を放つ『アイスブロー』。ちなみに、デザインからにして一部のタグに
『漂うディメンションズの香り』が付けられたが、バラルバレル氏曰く『キニ☆スルナ!』との事。
だがこのデザインから多くのユーザー達の間から人気が高い。
*****BBN.02:アパッチマン
戦闘ヘリを模して造られた戦闘用ロボットで、変形式ロボット1号。頭部のローターで
飛行する事はもちろん、変形する事で高い機動性を誇る動きも可能になる。様々な模型収集が趣味で、
モデルパーツ付属の週刊誌は毎号逃さず買っている。変形時にのみ使用出来る小型機関砲の他、
ミサイルを一度に4発、放射状に放つ『ホーミングランチャー』と言う特殊武器を武装している。
*****BBN.03:ヘドロマン
本来人間では危険な環境下での作業を代行するために造られたロボット。
装甲、体内両方に特殊コーティングを施されているので、あらゆる環境に対応出来、
体内には液状危険物除去用の凝縮貯蔵タンクや有毒ガスの除去も可能な高性能空気清浄機が
搭載されている。優れた性能から悪用され、タンクにはヘドロ状の有毒液を入れられている。
空気清浄機用ダクトを利用して、有毒液が発するガスを噴出する事も出来る。
可愛い女の子ロボットにかなり弱く、表情に出ないガスマスク状の顔で良かったと思っているが、
挙動に現れる事に気付いていない。特殊武器は球状に纏めた有毒液を撃ち出す『ヘドロボム』。
*****BBN.04:リザードマン
乾燥地帯にある遺跡での探索作業を行うために造られたトカゲ型ロボット。
乾燥地帯に生息するトカゲを模したその姿を利用しての体当たり攻撃も得意としている。
冒険マニアで遺跡探索に強いロマンを感じているため、趣味アイテムも何かと冒険物が多い。
特殊武器は斜め上、前、斜め下の3方向に打ち分けられ、壁に当たると張り付き、
しばらくしてから爆発する爆弾を放つ『テイルクラッカー』。ちなみに、
『トカゲがモデルで、尻尾を切り離して爆弾にする』と言う発想でこのロボットを開発したらしいのだが、
灰色のスネークマンのようになってしまったため、モデルは『アルマジロトカゲ』になってしまったと言う。
*****BBN.05:リフレクトウーマン
特殊光学シールド搭載の試作ロボットで、ナンバーズ初の女性型1号機。
あくまでシールドがメインなので、武器はエネルギー弾しかない。ちょっとおマセで甘え下手なので、
ツンツンしがち。特殊武器は全身を包む球状のバリアを発生させ、エネルギー弾を跳ね返す事が可能の
『リフレクトシールド』。ちなみに、当初は『フォッグウーマン』と言う名前にするつもりだったのだが、
いまいち外見に霧要素がなかったため、名前を変更した上に別のロボットに譲ったと言う。
*****BBN.06:マタドールマン
闘牛士を模して造られたロボット。冷静でとても勝負強く、トランプなどのカードゲームが大好き。
サーベルによる素早い攻撃が得意他、肩に掛けているマントでビームで構成されたカポーテを翻し、
闘牛の形をしたエネルギー弾を放つ特殊武器『マタドールカポーテ』が使える。
*****BBN.07:バッテリーマン
電池型の緊急発電用ロボット。大型の発電機を体中に搭載しており、その発電力は
今までに開発された発電機搭載ロボット以上。 汎用性も高く、電池の充電から大型機械の長期稼働、
単体であらゆる状況に対応出来る。 また、数に限りはあるものの、体内で
ロボット用のエネルギーカプセルを生産する事も可能となっている。元気ハツラツで、
正にエネルギーの塊。悩む事を知らないほどに直情的。特殊武器は山なりに飛び、
高威力の電気エネルギー弾を放つ『バッテリーサンダー』。
*****BBN.08:レオパルドマン
戦車を模して造られた戦闘用ロボットで、変形式ロボット2号。
アパッチマンの弟に当たる。戦車に変形する事が出来、分厚い装甲は並の武器ではビクともしない。
様々なラジコン収集が趣味で、操作テクもかなりの物。特殊武器は大きく、
威力の高い弾を放つ『パンツァーキャノン』。
セカンドナンバーズ
*****BBN.09:シアーマン
ライターを模して造られたロボット。両腕からの炎でゴミを焼却処分する。意外にも料理が得意で、
特に火力が大事と言われる中華料理が得意らしい。特殊武器は前方にランダムに飛ぶ火の粉を散らす
『シアーバルカン』。
*****BBN.10:ネイビーマン
空母を模して造られた戦闘用ロボットで、変形式ロボット3号機。レオパルドマンの弟に当たる。
空母に変形する事が出来るが、水上での機動性は非常に高く、潜水も可能となっている。
並のロボットであれば上に乗せる事も出来る。海が大好きで、特に変形せずに
海底散歩を楽しむのが趣味。魚雷、艦橋を模した(右腕の)キャノン砲、
艦橋とは対の位置にある(左手の甲の)ハンドバルカンを武装している他、
小型爆弾搭載の戦闘機型ミサイルを放つ特殊武器『ネイビーボンバー』が使える。
*****BBN.11:アイシクルウーマン
緊急時の物理的凍結処理を行うために造られたロボットで、女性型ロボット2号機。
手足、肩部、腹部、頭部に氷を纏っている。淑やかで手先が器用。特にクーラーマンや
リフレクトウーマンと仲が良いが、シアーマンなどの火炎関係のロボットとの付き合いに支障はない。
特殊武器は氷柱状の弾を撃つ『アイシクルシュート』。
*****BBN.12:オーディオマン
壊れた音響装置などから造られたロボット。マニアに言わせると音質が良いらしく、
外見の割にコンサート、パーティー会場などでの音響役として呼ばれる事が多い。
高性能な録音・編集機能があるせいか、どんな小さな雑音も逃さないほどに聴力が優れている。
ノリはいいが滅多に喋らないが、巨体の割に動きが表情豊かで、ナンバーズや
付き合いの長い人物には彼が何を伝えたいのか分かるらしい。特殊武器は
貫通性があり、徐々に大きくなるリング状の破壊音波を放つ『オーディオウェーブ』。
*****BBN.13:テンペストマン
嵐のような状況下での実験を行うために造られた、人工暴風雨発生装置搭載のロボット。
その際は主に頭部、肩部から雨粒となる水滴を含ませた暴風を発生させる。
他にも人工竜巻を発生させる事も可能。腕部にも搭載されているが、大抵頭部と肩部だけで事足りるので、
使用する事は余りない。下手をするととんでもない大災害を引き起こす事も可能なパワーがあるが、
当の本人はとてものんびりしている。特殊武器は嵐による画面全体攻撃を仕掛ける『テンペストフラッシュ』。
*****BBN.14:ホイールマン
Dr.ワイリーが昔自分の乗っていた自動車を改造してターボマンを造った話にDr.BBが興味を持ち、
実験失敗で廃車となり、研究所に放置されていた自動車を改造して造られたロボットで、
変形式ロボット4号機。開発初期はターボマン同様、燃費が非常に悪かったが、
発電機を積んだ事で燃費問題が改善された。元がスポーツカーだったせいか、
ノリノリのスピード狂。でも公道ではしっかりと交通ルールを守って走行する。
同じく廃材から造られたオーディオマンを兄貴として慕っている。特殊武器は
ターボマンが自分のガソリンで『バーニングホイール』を使用している事をヒントに、
『自分は電気を使用して似たような物を放てるのでは?』と言う思い付きで完成し、
4つの電撃弾が車輪状に転がりながら攻撃する『スパーキングホイール』。
*****BBN.15:ハルバードマン
博物館の警備用に、騎士を模して造られたロボット。専用ハルバードと専用シールドは普段使用せず、
不審者を取り押さえるためのラバー刃が付いたハルバードとその博物館の警備員仕様の盾を
装備している。体格以上のパワーがある。見掛けに寄らずゴルフが趣味で、休日に打ちっ放しをしている。
特殊武器はハルバードの先端部分の形をしたエネルギー弾を撃つ『ハルバードストライク』。
*****BBN.16:フェルマン
森林伐採用に造られたロボットで、伐採後の加工作業も行う。 頭部に多目的用小型チェーンソー、
右腕に大木用大型チェーンソー、左腕に加工用丸ノコを装備している。
足の裏にも小型の加工用丸ノコが装備されているが、使用する事は余りない。
右腕は歯の根元から後ろに回転、左腕は丸ノコ部分が腕部下に移動する事で通常の腕になる。
同じ森林伐採用ロボットのカットマン以上に物騒な装備なため、普段は全ての装備を外している。
荒っぽい性格で細かい事は気にしないが、自分への利益にはうるさい。特殊武器は、
貫通性のあるチェーンソーを撃つ『フェルブレード』。
サードナンバーズ
*****BBN.17:フラクチャーマン
特殊鉱物破砕用に造られたロボット。微弱な光線を通す→内部反射→再集束を行う事で、
光線が強力なビームとなる特殊な鉱石を体中に埋め込まれている。集束時に放熱する効果もあるため、
大きな物は殆ど体の外部にある。鉱石収集・鑑賞が趣味で、手に入らない物を鑑賞するために
博物館に足を運ぶ事もしばしば。特殊武器は射出と同時に一直線のレーザーを撃つ
『フラクチャーレーザー』。
*****BBN.18:イーグルマン
アパッチマンの変形機構をベースに、戦闘機を模して造られたロボットで、変形式ロボット5号機。
構想自体はアパッチマンより先に完成していたが、理想の機動性を実現出来る出力と
サイズの小型ジェットエンジンが開発出来ずに保留となっていた。変形時の最高速度は
アパッチマンを上回るが、旋回能力は劣る。カッコイイポーズならぬカッコイイフライトを研究している。
カラーリングの割に目立ちたがり屋だったりする。特殊武器は射出後にウイングの展開する
ミサイルを前方斜め上、斜め下に撃つ『イーグルミサイル』。
*****BBN.19:シャイニングウーマン
太陽光発電の実験用に造られた試作ロボットで、女性型ロボット3号機。
太陽光に限らず、微量の光でも電気エネルギーに変換が可能なため、本人の燃費はとても良い。
蓄えた電気を他の物に充電する事も可能。性格は外見通り明るく、バッテリーマンとは特に仲が良い。
特殊武器は光弾を放つ『シャイニングボール』。
*****BBN.20:フォッグマン
濃霧での実験を行うために作られた、人工濃霧発生装置搭載のロボット。
クーラーとテンペストのデータが生かされている。実験以外にも、自然公園、
映画での雰囲気作りに呼ばれる事がある。その機能を悪用され、タンクには有毒液を入れられてしまい、
毒ガス散布装置となってしまった。おまけにドクロのエンブレム、カラーリングも
紫色と言う毒々しい姿にされてしまったが、何気に本人はこの姿を気に入っており、
元に戻った現在もこの格好である。常識の範囲で他人を怖がらせるのが好きで、
ホラー映画の雰囲気作りによく呼ばれるせいか、ホラー映画の鑑賞が趣味となっている。
特殊武器は非常に速度の遅いガスを放つ『ポイズンフォッグ』。
*****BBN.21:ハイドマン
情報収集・調査用に造られた忍者型ロボット。戦闘用ではないが、小型爆弾と刀を所有、
驚異的な機動性、あらゆるレーダーやカメラに補正を掛けて写らないジャマーの搭載、
スキャン解析など、色々と危ない物が備わっている。『百鬼夜甲』と言う追加装備があるが、
あくまでより多くの情報を収集するための装備である。変装が得意が、自分より小さい物や異性には
変装出来ない。『~ござる』口調で会話し、あらゆる任務を完璧にこなす一方、
日常でも追求し過ぎるせいか、逆にどこか抜けていたりする一面もある。
特殊武器は前、斜め上、斜め下の3方向に、壁に張り付く小さな爆弾を放つ『ハイドマイン』。
*****BBN.22:サブマリンマン
役目を終えた潜水艇型ロボットのパーツを使って造られた戦闘用ロボットで、変形式ロボット6号機。
ネイビーマンの耐水機構にアパッチマンの変形機構が生かされているため、
潜水艦の形に変形する事が出来る。ネイビーマンも潜水可能ではあるものの、
水中で満足に使用出来る武器を搭載していないため、そのカバーとしての役割も担っている。
硬派系だが、可愛い女性型ロボットに弱い。右目は黒い眼帯のような物が付いており、
レーダー・ソナーの役割を持つ。特殊武器は射出時の弾速は遅いが、敵を察知すると
敵目掛けて飛んで行く水陸両用ミサイルを撃つ『サブマリンミサイル』。
*****BBN.23:モーターマン
ホイールマンの派生機として造られたロボットで、変形式ロボット7号機。バイクに変形するが、
こちらはオーディオマンやホイールマンのようなリサイクルロボではなく、Dr.BBのオリジナルモデル。
ホイールマンの物より更に小型化された発電機搭載で燃費もマル。また同様に変形状態は人間、
人間サイズのロボットを1人乗せる事が出来る。だがホイールマンは変形から更に変形する必要があるが、
モーターマンは必要がない。ホイールマンと同じくスピード狂だが、
ホイールマンがスピード特化型に対し、モーターマンはテクニック特化型に造られているらしい。
特殊武器はタイヤ状のエネルギー弾を放つ『スマッシュホイール』。
*****BBN.24:カッツェウーマン
動物(猫)の動きを取り入れた、特殊な警備用ロボットの試作機。
軽やかな身のこなしの持ち主で、耳と鈴が高性能センサーとなっており、
高い索敵能力を誇る。警備中はクールで真面目だが、その本性は
コスプレ大好き少女そのもの。(彼女なりの役作りらしい)
非番は電気街のコスプレロボット『シュヴァルツ・カッツェ』として密かな人気を得ているため、
唯一ナンバーズ内でそのノリに付いて行けるオーディオマンとは相棒同士となっている。
特殊武器は2連射で貫通性のあるカッター状のエネルギー弾を撃つ『ネイルカッター』。
ちなみに『カッツェ』とはドイツ語で『猫』と言う意味をしている。
フォースナンバーズ
*****オベリスクマン
博物館の警備用に、ファラオマンをベースにして開発したミイラ型ロボット。
両手両足はある程度の伸縮が可能で、包帯を巻いているように見えるのはカムフラージュとなっている。
手のひらにビーム発生装置があり、特殊武器以外にエネルギー弾やビームシールドを
発生させる事が出来る。両肩の目のような模様は相手を怯ませるためのフラッシュとなっている。
加えて見た目以上の機動性を誇り、伸びる手足と併せて、
本人曰く『見えている相手に間合いを考える必要はない』らしい。
その図体と外見からの威圧感故に人が余り寄り付かないのが、ちょっとした悩み。
特殊武器はオベリスクのような形状のビーム刃で敵を斬る『オベリスクブレード』。
スペシャルバラルナンバーズ
*****SBN.000:プレリュード
かつて正義のヒーローをモチーフに造られるはずが、 開発中にDr.ワイリーに脅され、
ロックマンを倒すためだけのロボットとして造られた。頭部の逆星が唯一の名残である。
全身に高出力ジェネレーターが組み込まれており、更にリミッター解除による能力強化など、
戦闘能力は並の戦闘用ロボットの比ではない。冷静かつ決断力があり、ワイリーチップによって、
邪魔者は容赦なく破壊する残忍な性格になっていが、 ロックマンから致命傷を負う事で
チップが機能しなくなり、自我を取り戻した後に逃亡。現在は1人、世界のどこかで
自分の存在意義を考えながら旅をしている。特殊武器は敵や壁に当たると爆発と
高エネルギー爆弾を放つ『ギガクラッシャー』。
*****SBN.001:レガート
Dr.BBの助手ロボットで、『人と共に歩むロボット』企画実行直前段階に造られた試作機。
企画第1号であるクーラーマンの大まかな外観は彼がモデル。おっちょこちょいで
人を疑う事を知らないが、いざというときに博士や市民を守れるようにと、自らが自身を改造して、
戦闘用の姿に変形出来るようになっている。しかし博士に身の危険が迫らなかったり、
市民の危険に直面する事がなかったりで、この姿になった事は今の所ない。
右腕がレーザーガン、左腕がグレネードガンとなるが、通常時でも展開する事は可能だが撃つ事は出来ない。
ちなみにレガートは『連続する2つの音を途切れさせずに滑らかに続けて演奏する事』らしい。
*****SBN.002:フェルマータ
元は長時間飛行を可能にするバーニアユニットの実験用に開発された試作ロボット。
着目点を重視した設計となっているため、その外見は類を見ない形状となっている。
現在は軍事用として空軍に配備されている。光学兵器『ストライクバズーカ』を装備している。
しかし出力は本体のジェネレーターからのものなので、サイズの割に火力は地味だったりする。
*****SBN.003:スタッカート
元は長時間ホバー走行を可能にするジェットエンジンの実験用に開発された試作ロボット。
着目点を重視した設計となっているため、その外見は類を見ない形状となっている。
現在は軍事用として陸軍に配属されており、追尾兵器『ホーミングチェイサー』を装備している。
しかしジェネレーターの出力が少し足りないせいか、追尾効果が機能しないらしい。
*****SBN.XXX:アタッカー
フェルマータとスタッカートが合体した姿。2体分のジェネレーターを積んでいるのと同じなので、
合体前の2体の武器を完全な状態で使用出来る。また、合体前では使用出来なかった武装も
使用可能となっている。