概要
遊戯王5D'sのクロウ・ホーガンが操るBFモンスターの一体。
「ブラックフェザー」に属するくせにその全身は青白い(一応は翼の縁やトサカの根元に黒い部分もある)という異端児。
釣り上げ効果を持っており、当時のBFデッキには欠かせない存在であった。クロウも劇中のデュエルでは比較的高い頻度でこのカードを召喚し、その能力を行使していた。
カードテキスト
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/鳥獣族/攻1300/守 0
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル4以下の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
解説
効果は召喚成功時に墓地のレベル4以下のBFモンスターを復活させられるシンプルなもの。
遊星のジャンク・シンクロンと同じくチューナーモンスターであるため、復活させたモンスターと自分とで即座にシンクロ召喚をすることが出来る。シンクロ先に縛りもない為、当時はゴヨウ・ガーディアンや氷結界の龍ブリューナクなどのBF以外のシンクロになることが出来る。
この手の吊り上げ効果にしては珍しく、ブリザードの能力によって特殊召喚されたモンスターは、効果は無効化されたりステータスが弱化したりしない。必ず守備表示という制約があるので攻撃には参加できないが、BF-疾風のゲイルなどの強力な効果持ちを目当てに復活させることも考えられる。
このカード自体は特殊召喚が出来ない事や、性質上墓地が空っぽの最序盤では使いにくい点が弱点と言えるだろう。
ステータスの低さは即座にシンクロ、リンク素材にする事で帳消しでき、ダークバーストなどの回収のしやすさに繋がっている。
召喚権を要求するブラックフェザーの増加、ゲームスピードの高速化に伴うこのカードの遅さから採用枚数は減っている。
関連イラスト
関連項目
君生きバード…他人の空似