概要
フレディ・ファズベアーズ・ピザのマスコットキャラクター。
普段はステージ中央に配置されている、クマの機械人形(アニマトロニクス)。
性別はオス。黒いボウタイが特徴。
夜になると動き出し、プレイヤーである警備員、マイク・シュミットを襲いに来る。
ちなみに彼のみ行動開始がもっとも遅く、3夜目から動き始める。ただしバグで初夜から来ることも稀にある模様。
正式名称(フルネーム)はFreddy Fazbear(フレディ・ファズベアー)。
容姿
担当楽器
担当はボーカルで、マイクを右手に持っている。つまりはアニマトロニクスのリーダーである。
「闘牛士の歌」のオルゴールアレンジを持ち歌にしており、キッチンにいるとき、もしくは停電時に警備室に侵入する際にその曲を奏でる。
目の色
青。なお、カメラに映る際は小さな白い斑点のような目しか見えず、侵入する際は黒いアイレス状態になっている。
対して停電時に侵入する際ははっきりとした目が映り、瞳も通常の青色をしている。
このことから、Freddyは初代FNAFで唯一複数種のジャンプスケアを持つアニマトロニクスになっている。
特徴
4体のアニマトロニクスの中では最後に動き出す、いわばラスボスのような存在。イレギュラーな行動を取るFoxyを除外した3体の中では最も厄介な特徴を持つ。
暗闇に隠れて移動し、警備員室前まで迫った時にはライトを当てても見つけることができない。つまり、いつの間にか近づかれたり、いつの間にか侵入されていたりする。
足音は発しないが、代わりに見かけに反してダンディな「フォッフォッフォ」という笑い声を発する。これが聞こえてきたらFreddyが動いた証拠。というか難易度最大だと常にこの笑い声が聞こえる。
しかし来るルートは決まっているため、カメラには映らずとも彼がどこにいるかはわかる。カメラ4Bでは最早こちらから視認できるほどカメラをガン見しているのでもっとわかりやすいが。
また、停電になる時に襲い掛かってくるのも彼。停電が発生したあとマウスを一切動かさずにいると左扉に彼が出現し、持ち歌である「闘牛士の歌」のオルゴールが鳴り響く。彼がいつ襲って来るのかはFreddy本人の気まぐれになるため、クリアギリギリで停電になった際は、闘牛士の歌のオルゴールを聴きながら朝になるまで襲い掛かられないよう祈るしかない。
ちなみに、停電になると他のアニマトロニクスは一切襲って来ないため、完全にFreddyとプレイヤーの運のみでのタイマン勝負になる。
登場作品
派生キャラクター
Golden Freddy(ゴールデンフレディ)
金色もしくは黄色の体色をした、謎めいたフレディ。
力なく座り込んでおり、頭部の眼窩は真っ暗で、中に何も入っていない。
FNaF無印では滅多に出会えないレアキャラクターだが、
見続けると特殊な死亡画面が表示された後、ゲームが落ちる。珍しいからといってじっと見ずに、カメラを再び見て強制終了を避けよう。
ちなみに、スマートフォンアプリ版では、ゲーム中には登場しないが、クリア後に解禁される「カスタムナイト」で、「あること」をして呼び出すことが可能だ。
(こちらはPC版も同様。なかなかゴールデンフレディに会えない場合、試してみよう)
2にも登場するが、一転して普通に警備員を襲ってくるようになる。また、3にも幻覚として登場する。こちらは見ても特に何も起こらない。
Toy Freddy(トイフレディ)
赤い頬とパッチリした目が特徴の、かわいらしくなったフレディ。
リニューアル版フレディという位置づけにある。かわいい。
襲撃時のモーションがあまり怖くない。かわいい。(他のキャラと比較しての話だが)
むしろ襲われる前の方が怖いかもしれない。
ちなみに本家フレディと違い、1夜目から警備員室に向けて動いてくる。
Withered Freddy(ウィザードフレディ)
ゲーム中の名称は「Freddy」だが、無印フレディとの区別のため「Old Freddy「Withered Freddy」と呼ばれる。日本のファンの間では「旧フレディ」と呼ばれることが多い。
無印Freddyとは事実上同一個体。
「部品取り」のために倉庫に保管されている旧式の機械人形という扱いだが、しっかり警備員を襲ってくる。
全身にダメージが見られる他、頭部の形状が、無印フレディとは少し異なっているのが特徴。笑い声も発せず、機械のような足音を立てる。
正面の廊下から襲撃してくるが、旧シリーズの中では最もスタンダードな動きをしており、前作と反して厄介な特徴はあまりない。それでもトイシリーズよりかは危険。
Shadow Freddy(シャドウ・フレディ)
紫色をしたフレディで、滅多に見ることができないレアなキャラクター。
長く見続けるとゲームが落ちるという、FNAF1のゴールデンフレディや、警備員室にごく稀に出現する「シャドウボニー」と似た特徴を持つ。
監視カメラにしか映らないので回避は容易だが、謎の多いフレディである。
Phantom Freddy(ファントムフレディ)
全身がひどく汚れており、非常におどろおどろしい外見になっている。
実体を持たない、幽霊のような存在のフレディで、警備室前を彷徨っている。
そのため、襲われても直接ゲームオーバーになることはないが空調システムを強制的にエラーにしてしまう。
Nightmare Freddy(ナイトメアフレディ)
Five_Nights_at_Freddy's4に登場した悪夢のフレディ。
ボロボロのガワに鋭く尖った爪と牙を持ち、悪夢(ナイトメア)の名を冠するのも納得の凶悪な外見をしている。また、3体の小さなフレディ、「フレドルズ」がまとわり付いているのも特徴。
ゲーム中においては、フレドルズが主人公の後ろのベッドをマンマークしており、最大3体まで出現する。これを追い払わないでいると、満を持してご本人が出現し、そのままゲームオーバーになる。
フレドルズを連れていることから、ファンから「パパ}}」と呼ばれることがある。
Fredbear(フレッドベア)
Five Nights at Freddy's4・FNaF_World・Ultimate_Custom_Nightに登場。
初期のフレディ・ファズベアーズ・ピザのマスコットの一体で、紫色の帽子とタイが特徴的な、黄色い熊の機械人形。
4のミニゲーム中で、フレッドベア主役のTV番組(TVCM?)があったらしいことや、「とある悲劇」と密接に関係している事に触れられている。
また、FNAF4のミニゲームや、FNaF Worldのストーリーにおいて、ゲーム内のキャラクターやプレイヤーに対して、助言や謎めいた導きを行っている。
ストーリー設定上、重要な位置づけがされていると思われる、不思議なキャラクター。
ゴールデンフレディと関係しているのでは・・・?と考えるファンもいる。
Ultimate_Custom_Nightにおいては、普通にゲームを遊んでいては遭遇できず、
ある“特殊な方法”を実行することで、初めてお目にかかれるアニマトロニクスとなっている。
Nightmare Fredbear(ナイトメアフレッドベア)
Five_Nights_at_Freddy's4に登場。第五夜以降から登場する。
鋭い牙と爪、赤い眼光、そしてまるで口のようになった腰が特徴的な、悪夢のフレッドベア。
たった1体でどこからでも襲ってくる上、積極的に攻めてくるので、五夜までに培った個々のアニマトロニクス対策を、総合的に活用しての対応が求められる。
おどろおどろしい見た目だが、本家FNAFシリーズで初めて「フレッドベア」の名前を冠して登場したアニマトロニクスである。
Nightmare(ナイトメア)
Five_Nights_at_Freddy's4に登場。第七夜(NIGHTMARE)以降から登場する謎の存在。
外見はナイトメアフレッドベアに類似しているが、ボディカラーが半透明の漆黒である点、帽子とネクタイが黄色である点が異なる。
1体でどこからでも攻めてくる点も、ナイトメアフレッドベアとそっくりだが、判定がナイトメアフレッドベアよりもシビアになっており、素早い反応を要求される。
襲われると「顔のアップ画像が表示される」「ゲームが強制的に再起動する」と、
FNAF1のゴールデンフレディに似た処理が行われる。関連性があるのだろうか・・・?
Funtime Freddy(ファンタイムフレディ)
「ボンボン、僕らの友達に挨拶すㇲるんだ!」
Five_Nights_at_Freddy's:Sister_Locationに登場。
白色と紫色のボディカラーが目立つ、つやつやボディのフレディさん。マイクを左手に持ち、右手にボニーのパペット(フレディは「ボンボン」と呼んでいる)を装着。
テンションが非常に高く、時々ボイスが詰まる(吃音?バグ?)。
ちなみに、ボンボンは、実は独立しての活動が可能。そのためFNAF:SL本編中、主人公がボンボンに襲われることがある。
そして、2016年12月1日のアップデートで追加された「カスタムナイト」では、なんと右手からボンボンを発射(!?)して、主人公を殺りにくる。
実際、ファンタイムフレディの侵入を防ぐと、扉から「何か硬いモノが当たった音」が出るので、腕からおそらくそれなりに硬いボンボンを発射してるものと推測されている。・・・ボンボンェ・・・。
Rockstar Freddy(ロックスターフレディ)
Freddy_Fazbear's_Pizzeria_Simulatorに登場するアニマトロニクス。見た目はフレディをチャラくした感じで、胸に星マークがあるのが特徴。グループ「Rockstar Assemble」の1体で、価格は2000$。
UCNにも登場し。頻繁に5コインを要求してくることから、「金の亡者」なんて呼ばれたりする。
「Please deposit five coins!」
Molten Freddy(モルテンフレディ)
Freddy_Fazbear's_Pizzeria_Simulatorに登場。ファンタイムフレディによく似たなにか。
破損が著しく、内骨格がむき出しの状態である。もはやアニマトロ二クスなのかもわからない。
その内骨格には、眼球のようなパーツが複数付いているが・・・。
フレディの名前を冠し、声もファンタイムフレディと同じだが、その特徴はFive Nights at Freddy's:Sister Locationに登場する、あるアニマトロニクスを彷彿とさせる…
Lefty(レフティ)
Freddy Fazbear's Pizzeria Simulatorに登場。
見た目は黒いトイフレディで、何故か紛失した右目と胸の星が特徴
「ピザレストランを経営する(表向きは)」本作では、様々な機材を導入して自分だけのピザレストランを作れるが、値段はなんとたったの5$と非常に怪しい投げ売り価格だったり、責任リスクが9もあるなど、どう考えても危険な存在として位置づけられている。
もっとも、ゲームを進めると、実質タダで手に入れられるアニマトロニクスなので買う必要もないのだが…。
これでもグループ「ロックスター集会」のうちの1体である。
・・・ゲーム内で見られるいくつかの画像が、あるアニマトロニクスとの関連を匂わせており、
ファンの考察心を大いに刺激する存在となっている。
Glamrock Freddy(グラムロックフレディ)
Five_Nights_At_Freddys_Security_Breachに初登場。
体の色がオレンジ寄りになり、従来と比べてスタイルが良くなっている。胸部や顔の青いペイントも特徴的。彼の楽屋も登場する。また亡くなったグラムロック(?)ボニーのことを引きずっている。
ヴァネッサの命令に反し主人公(グレゴリー)に協力する珍しいタイプのアニマトロニクス。
彼にファズウォッチなどのいくつかの便利アイテムを渡した。
胸部には「巨大バースデーケーキハッチ」があり、元々サプライズケーキを入れる用だったが、子供一人入る分には十分なスペースなためそこにグレゴリーが入って操縦する時もある。 中に入っている時は基本他のアニマトロニクスにもバレない。
彼にはバッテリーがあり、操縦中に尽きるとジャンプスケアされ即死する。
撃破したアニマトロニクスから奪ったパーツを付け替える(アップデート)事が可能。だが、アップデートにはちょっとした記憶ゲーの攻略が必要になり一度でもミスすると他のアニマトロニクス同様凶暴化してゼロ距離から襲うため問答無用でゲームオーバーになる。
追跡とほとんど関係ないところで襲ってくるため、ある意味では作品内で一番ヒヤヒヤするアニマトロニクスである。
ルート次第では最終的に彼も破壊されるが、グレゴリーと共に脱出する結末もある。
別名・表記ゆれ
表記ゆれタグとして、日本語表記のフレディタグ、正式名称のFreddyFazbearタグが存在する。
関連タグ
- 主要:FNAF/Five_Nights_at_Freddy's/FNAF2/Five_Nights_at_Freddy's2
- 派生キャラクター:GoldenFreddy/Toy_Freddy/Nightmare_Freddy/fredbear(フレッドベアー)
- フレディ・ファズベアーズ・ピザの愉快な仲間たち:Bonnie/Chica/Foxy