次世代戦車への第0歩
MBT-70(米)/ Kpz-70(独)は、冷戦中期の1960年代、アメリカ・西ドイツの共同で開発が進められていた第二世代主力戦車。
米M60、西独レオパルト1の後継として1970年の実用化を予定、砲弾・対戦車ミサイルの両方が発射可能な自動装填装置付き152mmガンランチャーの搭載、姿勢制御機能を有するサスペンションなど、様々な新機軸が取り入れられた。
しかし、開発遅延や費用高騰のため計画は試作段階で中止。
代替として、両国は1970年代にそれぞれM1エイブラムス、レオパルト2を開発した。