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FV4201チーフテン

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えふゔいふぉーとぅーおーわんちーふてぃん

冷戦中期の1960年代に実用化したイギリス軍の戦車。第二世代主力戦車に区分される。

相対的重戦車

FV4201チーフテン(Chieftain)は、冷戦中期の1960年代に実用化したイギリス戦車第二世代MBT(主力戦車)に区分される。

従来のセンチュリオン中戦車コンカラー重戦車の両車を統合するという目的をもって開発された。

当時の戦車としては最強格の重装甲を有し、同時期の他の戦車と比較した場合には相対的な重戦車と捉えることもできる。

後継のチャレンジャー1の登場に伴い、最終的には1990年代に全車退役した。

特徴

1950年代から60年代にかけ、戦車砲や対戦車ミサイルなどの対戦車兵器が驚異的な速度で高威力化。

こうした兵器に対抗できるレベルの重装甲を戦車に付与した場合、戦車の機動力が不足することが課題とされていたが、一方で将来的なワルシャワ条約機構との武力衝突では、優秀な機動力を有するT-54T-55との交戦が想定されていた

これらの背景から、当時の戦車開発は「被弾を想定しない軽装甲化で高機動力を実現」というのが主流で、実際に独レオパルト1や仏AMX-30がそれに該当した。

一方、チーフテンはそれらと正反対の「機動力の低下を度外視した被弾前提の重装甲」という性質を有した。

チーフテンレオパルト1AMX-30M60パットン
主砲口径120 mm105 mm105 mm105 mm
最大装甲厚250 mm70 mm80 mm152 mm
車重54 トン40 トン36 トン52 トン
最高速度40 km/h65 km/h65 km/h48 km/h

もっとも、T-62が搭載する115mm滑腔砲など一部の強力な武装を前にすれば、チーフテンの重装甲は必ずしも信頼のおけるものではなかった。

それでも、戦車を実際に運用する戦車兵の士気に対しては、間違いなく良い方向に働いたと考えられる。

登場作品

学校のデモンストレーションでビーンのミニを踏みつぶす。

内蔵されたICチップを手に入れるべくイギリス軍から強奪される。

「死神を処刑」に登場。なぜかイスラエル軍に配備されている。

初代PS「コンバットチョロQ」とPS2「新コンバットチョロQ」にMk5が登場。

「コンバットチョロQ」では敵タンクとしては登場しないがイギリスタンクとしては最強クラスの性能を誇る。

「新コンバットチョロQ」ではプロトン王国軍の将官ビスカイト中将として登場。ストーリー開始時点では敵に捕らわれており、「荒野にかかる橋」あるいは「ハスカラザ解放」でプレイヤーが救出することになる。

その後は作戦立案を主に担当し、直接戦闘に参加するのは「首都奪回!!」のみ。

同軸機関銃タイプ「T」カテゴリーの武装を装備できる。

運用国

退役

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