RPG「MOTHER」については → MOTHERシリーズ
投稿作品ではドット絵が多数を占めている。
主な特徴
MOTHER1風
フィールド画面の建物は正面と右側面が見える。正面は正面向き、側面は斜め45度に遠近を付けずに描かれる斜投影図という手法で描かれている。
テーブル状の地形を積み重ねて高低差を表している。そのため山は階段状になっている。
フィールド上のキャラクターは2頭身で、フィールドの1マップチップ分の大きさなのでドット数が非常に少なく押しつぶされたような形で、2のように形状がくっきりしていない。
屋内は遠近感をつけて描かれ、両側の壁が斜めに、奥の壁が短く描かれている。
敵キャラは南伸坊のイラストをもとに描かれているが、リアル調である。
まん丸目の敵が多い。
PSI攻撃などのエフェクトは、単色で画面全体が点滅するのみ。
MOTHER2風
フィールド画面と屋内の描きかたは1と同じ。1より細かい描き込みが増え、カラー数も増えているのでさらにリアルになっている。
フォーサイドおよびムーンサイドのみは例外で、斜め45度のクォータービューで描かれている。
道幅は広くなり、自動車が走っている。
フィールド上のキャラクターは2頭身だが、縦の幅とドット数が増えたためもっと細かい書き込みとなった。また、斜め向きのグラフィックが追加された。また、シンボルエンカウントに変更されたため、フィールドに敵キャラもうろついている。
戦闘画面の背景は色鮮やかなオプアート(幾何学的なパターンや錯視効果を取り入れた抽象アート)風のアニメーションになっている。これは敵キャラにより種類も違う。
敵キャラは1よりコミカルなタッチになった。
戦闘中のPSIなどのエフェクトのバリエーションが増えた。多くは、光る幾何学的な図形を組み合わせたアニメーション。画面全体を使って激しく動くものが多いので見物である。相手からの攻撃では画面奥から手前に向かってくるエフェクトが出る。画面全体がゆらんゆらん揺れるなどの演出を持つものもある。
MOTHER3風
フィールド画面の建物の描きかたはポケモンのようなトップビュースタイルである。地形の描きかたは前作までと変わっていない。
屋内はわずかに遠近感をつけてある。
フィールドのキャラクター、戦闘画面の手法は2と同じ。
フィールド上のキャラクターのモーションが多彩になって、会話やイベントに合わせて様々な動作をするようになった。
戦闘中の特殊攻撃のエフェクトが増え、多くの戦闘補助アイテムにもエフェクトがつく。単色で描かれた幾何学的な図形を組み合わせたアニメーションで、2より派手さは落ち着いている。
他
ゲーム画面の他に「トットリ」氏が製作した登場人物・モンスターの立体人形が公式アートワークとして随所に使用されており、フィギュア化もされている。
スマブラのMOTHERシリーズ関連の3Dモデリングは、これに近い。
関連イラスト
関連タグ
レイトン教授と魔神の笛…クリア後に遊ぶことの出来るロンドンライフのフィールドやキャラクターグラフィックがMOTHER風である。
二ノ国…かつてモバイル専用RPGとして配信されていた「二ノ国 ホットロイトストーリーズ」のグラフィック(特に移動時のキャラクタードット絵)がMOTHER風である、それもその筈、上記のロンドンライフを含めてMOTHER3のメイン開発のブラウニーブラウン(現・1-UPスタジオ)が製作していたからである。