概要
Magic: The Gathering Arena(MTG Arena、MTG アリーナ)は、マジック:ザ・ギャザリングのデジタルトレーディングカードゲーム。略称はMTGAなど。制作はウィザーズ・オブ・ザ・コースト社のMagic Digital Next(マジック・デジタル・ネクスト)チーム
公式サイト(英語)または日本公式サイトより無料ダウンロード。基本プレイ無料。スタミナフリー。ゲーム内課金あり。
対応言語はリリース時点で英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ブラジルポルトガル語の6言語、2019年2月15日のアップデート以降日本語、韓国語に対応。
対応プラットフォームはWindows・MAC・Andorid・iOS。・
eスポーツの一環としてプロリーグがあり、日本人も参戦している。新型コロナウイルス感染症によってプロプレイヤーの競技イベントはMTGAに移行している。
システム
ゲーム勝利・デイリークエスト・ウィークリークエストを達成することでゲーム内通貨(ゴールド・ジェム)を入手、ブースターパックを購入してコレクションを増やす、というもの。クエストによってはカード、ブースターパック、あるいはデッキが貰える場合もある。新パック発売前の有償予約もできる。
カード生成はそれぞれのレアリティのワイルドカードを1枚消費することで行える。例えば、神話レアのワイルドカードが1枚あれば、どれか好きな神話レアカード1枚と引き換えることが出来る。
対戦はランダムでマッチングしたプレイヤーと行う形式。シールド戦や、やや形は異なるが疑似的なドラフト戦も行える。
コードを交換しておけば、指名対戦も可能。
横に表示するなどよりわかりやすく、直感的にプレイできるようになっている。
演出面もマジック・デュエルズから強化されている。特定のカードをプレイするとサウンドやアニメーションが発生、プレインズウォーカーが忠誠度能力を使用したりダメージを受けるとボイスが流れるなど、臨場感が高まっている。
Magic Online(通称MO)と比較するとカードプールは限定されているが、完全に無課金でも遊び続けられるのが大きな違いでもある。
試合形式
フリープレイや構築戦、ドラフト戦やシールド戦などが楽しめるほか、期間限定イベントとして、インスタントタイミングの呪文を禁止した構築戦「INSTA-BAN」やコモン限定構築戦の「Pauper」、スタンダード版モミール・ベーシックの「モミールの狂気」など一風変わったイベントを実施している。
収録カード
イクサラン以降の、スタンダードで使用可能なカード・セットのカード(プレインズウォーカーデッキ限定収録のカードやBOX特典カードなど番外カードも含む)が収録されている。そのほか、アリーナ限定のオリジナルカードやチュートリアル限定で登場するカード(一部再録)、ヒストリック限定の再録カードが存在する。
クローズドβ版のみ、当時のスタンダード・リーガルセット(カラデシュ・ブロックとアモンケット・ブロックのセットと、2017版ウェルカム・デッキ)のカードも収録されている。
Magic Onlineと異なり、パイオニア以下フォーマットでのみ使用可能なカード・セットのカードは収録されない。
そのため現在、使えるカードはスタンダード環境かアリーナに収録されたカード全て+再録カードで遊ぶヒストリック環境のみで、モダンやレガシーといった古いカードを扱うフォーマットは遊ぶことができない。