Pタイプ(ガンダムF90)
ぴーたいぷ
タイプ | PLUNGE/大気圏突入仕様 |
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型式番号 | F90P |
頭頂高 | 14.8m |
本体重量 | 10.7t |
全備重量 | 32.5t |
ジェネレーター出力 | 3,160kW |
スラスター総推力 | 74,760kg(F90+12,320kg×10) |
プランジ(降下)・タイプ。
ウェイブライダーの技術を応用したシールドと、機体全体を覆う様に装備した各種ブースターや増槽でリフティングボディを変形して形成、単独での大気圏再突入降下を可能にしたタイプ。頭部を保護する関係上、通常のバックパックの代わりに専用のノーズユニット付きのバックパックに換装されている。
いわゆる「寝そべり変形」をする簡易型Ζガンダム(あるいはリ・ガズィ)とも言える装備でありスラスターなどがMS形態でも使用可能な為高速高機動で、腕に取り付けたシールドは攻撃からの防御にも使用できるが、固定武装が威力の低い右肩部ビームガンのみなので戦闘には不向き。ただし、マニピュレーターは使用できるのでビームライフルなどの手持ち武器を装備することは可能(プラモデルのパッケージイラストではライフルを装備している)。このタイプは未だ完成された仕様では無かった様で改修案として後腰部の垂直尾翼を廃しエネルギータンクを三基に増やした仕様や腕部シールドにミサイルを増設するなどの強化案が検討されていた。
第二次オールズモビル戦役(フォーミュラー戦記)に於いても、宇宙から地上への高速移動のみに使われ、戦闘では使用されていなかったが、F90FFで描かれた際には降下直前に戦闘となりPタイプを装着して出撃、戦闘後にそのまま降下している。
また、マスターグレード版では
・両腕のシールドが上半身を覆えるくらいに巨大化
・ノーズユニット内にコックピットを覆える折り畳み式パネルを増設
・BB戦士オリジナルギミックのP.V.スペシャル再現用のVタイプ接続コネクタをボーナスパーツとして付属
などいたせり尽せりの仕様となっている。
更にF90FFではNV装備の戦闘データを収集したことにより、P.V.スペシャルが実戦投入された。
ただし、現地限りの一点装備なため再出撃は不可能と思われる。