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アディン「PXシステム!発動!!」「オレがキメめるぜ!!」

概要編集


ガンダムジェミナスとそのバリエーション機、ガンダムグリープなどのG-UNITに対応した機体に搭載されているシステム。正式名称は「PILOTS EXPERINCE SYSTEM


ジェミナスの開発者であるDr.ペルゲが開発した戦闘用システムで、「人間の緊張が極限になった時に感覚が鋭敏になる研究」から制作された。

要するに人を強制的に極限状態に追い込む事で飛躍的に戦闘能力を向上させ、更にそれによって強化されたパイロットの感覚及び能力に対応させる形でシステムを搭載された機体の性能も爆発的に引き上げる一種のオーバーブースト機能である。


このシステムの発動状態では、パイロットの能力および機体の性能が大幅に上昇する反面、パイロットの心身と機体全体に掛かってしまう負荷も増大し、最悪の場合だとパイロットの精神に悪影響が出たり、機体その物が自壊してしまう危険性も有るという、あのウイングガンダムゼロに搭載された「ゼロシステム」とは別の意味でのハイリスク・ハイリターンな代物である。

この為、このシステムを使用するパイロットにはそれなりの適正に加え長期間の専門訓練が要求される事になり、G-UNITの作中においても、システム搭載機であるジェミナスのテストパイロットであったバーネット兄弟のみにしかまともに扱えない物だった。


ちなみに、最後発のガンダムバーンレプオス以外には使用者の力量に合わせた出力のリミッターと制限時間が設定されている等、多少は負荷への対策も行われている。


オーバードライブモード編集

オデル「PXオーバードライブ!!」

PXシステムのリミッターを解除した最大出力モードでPXを超える全領域拡張システム。

発動した場合の負荷は通常の発動を越えて、使用後は機体の負荷による損傷はまず免れない上、パイロットへの負荷も尋常ではなく、ジェミナスの3号機、4号機であるガンダムカスターガンダムポリュクスのテストパイロットを務めていたアルモニア姉妹からも「人を蝕む」と言われる程で、システムの開発者であるペルゲ本人ですらパイロットが無事では済まないと判断している程。


リメイク作と言える『ガリアレスト』劇中では、ガンダムカスター、ガンダムポリュクスに搭乗するルートディア兄弟が使用。アディンのガリアジェミナスを圧倒する性能を発揮するが、乱入してきたヴァルダー・ファーキルの駆るPXシステムを搭載していないハイドラガンダムにはオーバドライブ状態でも難無く攻撃をかわされる(当人曰く「見世物」)等、パイロットとして真の意味で実力のある者には全く太刀打ち出来ず、オーバードライブの連続使用の反動によってゴルドが死亡。アルも一矢報いようとするも撃墜された。

後にガンダムカスター、ガンダムポリュクスの得られたオーバードライブのデータから応用した物をバーンレプオスに転用するも、オーバードライブ使用時に搭乗者のクラーツは精神が崩壊し、自壊していくバーンレプオスと共に死亡した。


関連タグ編集

新機動戦記ガンダムW DUAL_STORY_G-UNIT G-UNIT

EXAMシステム:宇宙世紀シリーズに登場したシステム。PXシステムと概念がかなり近い。

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