TAKARAJIMA
たからじま
TAKARAJIMA(宝島)とは、日本を代表するフュージョン(ポップ・インストゥルメンタル)グループ、T-SQUARE(1986年当時はTHE SQUARE)の楽曲である。
作曲は同バンドのキーボーディストを務めている和泉宏隆(いずみ ひろたか)で、1986年3月5日にリリースされたアルバム『S・P・O・R・T・S』の7曲目に収録されている。
リリコン(現在はEWIで吹かれることが多い)によるポップなメロディとキーボード(ピアノ)のリリカルなアドリブが印象的な、16ビートのゆったりとしたナンバーである。
なお、作曲者の和泉宏隆は1997年にT-SQUAREを退団したあとも、ピアノトリオなどのソロ活動でたびたびこの曲を取り上げている。
アルバム『S・P・O・R・T・S』がリリースされた翌年の1987年、ニュー・サウンズ・イン・ブラス(New Sounds in Brass)により吹奏楽版アレンジ(編曲:真島俊夫)が出版されている。
中間部のキーボードソロはアルトサックスが受け持つほか、新たにアゴゴベルによる導入部、トランペットとトロンボーンによるホーンセクションなどが追加され、よりラテンのテイストを増した仕上がりとなっている。
初出音源は『New Sounds in Brass '87』に収録。演奏は東京佼成ウインドオーケストラ、サックスソロは須川展也が担当している。(※)
(※須川展也『サクソフォーンは歌う!』 時事通信社 2014年5月1日発行 92ページ)
また、1997年にリリースされた25周年記念盤の『New Sounds Special』には、ゲストプレイヤーに伊東たけしを招いたスペシャルバージョンを収録している。
本アレンジ版は前年の1986年にアレンジされた「オーメンズ・オブ・ラヴ(Omens of Love)」と並んで、リリースから20年以上が経過した現在でも根強い人気を誇っており、日本の吹奏楽界に燦然(さんぜん)と輝くロングヒット・ナンバーとしていまもなお多くの団体・演奏家たちに愛されている。
T-SQUARE
Super Fusion Live(1989)
"CASIOPEA vs THE SQUARE" Live(2003)
Concert Tour 2008 "Wonderful Days"(2008)
ニュー・サウンズ・イン・ブラス
New Sounds in Brass '87(1987)
(A.Sax Solo : Nobuya Sugawa)
New Sounds Special(1997)
(A.Sax Solo : Takeshi Ito)
ブラス・ジャンボリー 2013 in なごや
(EWI Solo : Takahiro Miyazaki)
EWI ウインドシンセサイザー サックス ピアノ キーボード
響け!ユーフォニアム - TVアニメ版第2期において、ニュー・サウンズ・イン・ブラスの吹奏楽編曲版が登場。
京都駅の駅ビルコンサートにおいて、北宇治高校吹奏楽部が演奏を披露する。
響け!ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ - ニュー・サウンズ・イン・ブラスの吹奏楽編曲版が登場。
立華高校吹奏楽部の定期イベント「ハッピーコンサート」における1曲目として演奏される。
風に恋う - ニュー・サウンズ・イン・ブラスの吹奏楽編曲版が登場。
主人公・茶園基が中学卒業時に参加した定期演奏会の最後の一曲として演奏され、作中ではアルトサックスのソロも披露している。
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すべて見る刀剣男士に吹奏楽をさせたんだけど 前編
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5485853から始まってた刀剣男士に吹奏楽をさせる計画でしたが、 ついに!ついに!!やっと!! 演奏会迎えました… 音源を聞きながら、書き上げたので是非とも音源と共にお楽しみいただければと思います。 一応youtubeのほうですが、リンクをつなげておきたいと思います。 1曲目→https://www.youtube.com/watch?v=KXvJtxQNPGE 2曲目→https://www.youtube.com/watch?v=WplrluWnPG8 演奏中は普通の小説のような書き方になりますので、そこから音源と共に 刀剣男士が演奏していると頭で描きながらおき聞いただければと思います! 注意 ・オリジナル審神者が指揮者として出張っております (前のときのスレ主です) ・日本号は未実装です。 ・日本号以外は全員いますが、スポットが当たっていない刀剣男士が多いです。偏ってたりもします。すみません。40人を動かす力はなかったです。 ・吹奏楽部経験者なら分かるかもですが、知らない方は知らない楽器の名前などが多かったりもすると思います。申し訳ないです。なので、尚更音源と合わせてお楽しみいただければと!と!!!思います。 後編はもう少しお待ちください!7,803文字pixiv小説作品