この記事をお読みになるにあたっておことわり
この記事は親記事と同様非公式で書かれています。よって内容に誤りがあることがありますのでご注意ください。
この記事では不明なことは管理者に聞き確認が取れ次第掲載されていく為最新ではない場合があります
この記事はゲーム尾羽急電鉄のゲームの舞台と歴史、特有語および問題について解説しています。ゲームのプレイ方法は親記事尾羽急電鉄をご参照ください。
また、当ゲームで荒らしをする目的でこの記事を読むことは絶対におやめください
概要
2021年7月29日に「とりあえず一度やばい鉄道作ってその後なんかやろう」というあるユーザーのコメントから開発されていったROBLOXの架空鉄道ゲームである。葉倉鉄道や高根鉄道などと異なり、ユーザーが運転、車掌、駅員(要課金)、そして乗客という基本的な鉄道の営業ロールすべてを体験できることが特徴である。そのゲームの特徴が支持されてか、始動してからわずか1年半後の2023年1月20日にプレイユーザー一万人を突破した。
プレイユーザー一万人記念で創始者より製作された動画
2023年7月、ROBLOX規約違反により尾羽急のゲームグループ(初代)がBANされた。このゲームは当グループへの参加が必須であったため、およそ一日プレイができなくなった。その後グループを復旧させる際に、ゲーム名を「Obakyu Electric Railway | Train Simulator」に改称、よって現在は「Train Simulator Obakyu Electric Railway」の名称は使われていない。
ゲームの特徴と運行車両
ユーザーが自分でロールを決め、そのロールに従って尾羽急電鉄という鉄道会社に携わってゆくゲームである。特筆すべきことは、車両のバリエーションである。動画のように海外の車両から日本風の架空車両、さらには実車さながらの古今東西のリアルな車両まで幅広い車両が運転できる。
運転できる車両の種類は4つあり、それぞれパス(課金制度)によって分けられている。
2023年4月29日現在、以下のとおりである。
※有料パス車両では車掌時においてもパスが必要なため、この記事においても「運転」ではなく「乗務」と表記する。
無課金車両
尾羽急電鉄は基本的に無課金車と呼ばれる誰でも遊べる車両が存在する。
初期のころは海外の車両をモチーフにしたと思われる車両が中心だった
が、最近では新型車両なども投入しており、無課金でも十分運転を楽しめるよう工夫されている。
VIP列車パックパス車両
有料パス車両。(50Robux=100円)
このパスを購入すると、主に旧型車両や優等種別専用車両を中心に乗務できるようになる。
通勤列車パス車両
有料パス車両(130Robux=260円)。
このパスを購入すると、尾羽急独自車両の(尾羽急)001系やOB131系(モデルはJR東日本E131系)など約20種類の車両が乗務できるようになる。
2000系
有料パス車両で、正式名称は私鉄っぽい車両パス(120Robux=240円)。
このパスを購入すると、尾羽急独自車両の(尾羽急)2000系に乗務できるようになる。
2000系プレミアムパス車両
2000系をベースに大改造を行った2000系に乗務できるようになる。主に2000年前後のJR東日本の車両や、今までのプレイできなかった関西私鉄の車両が中心である。
社員専用車
社員や会社経営者のみが運転できる車両。ユーザーからは「社員車」として人気が高い。
社員車はパス車に指定できない理由(開発途中、スポーンするとサーバーが重くなる、実車塗装に酷似しているetc...)によってこのようにカテゴライズされている。
ゲームプレイ方法
親記事、尾羽急電鉄の「ゲーム内容」をご覧ください。
路線
尾羽急電鉄は10の路線に分かれて展開されている。
尾羽急本線系統
尾羽急線(尾羽原~高徳)
もっとも多くのユーザーが列車を走らせる区間。ゲームの開始地点である始発駅、尾羽原駅を基点に高徳駅までを結ぶ。途中、上り井口駅手前と下り安越駅手前で列車の取り出し地点である尾羽急車庫との連絡線に合流する。
井口、梅郷、安越駅にはホームドアが設置されているほか、尾羽原、安越~雲谷の各駅と高徳駅には発車メロディー装置も設置されている。
終点の高徳駅の先には後述する空港線と尾羽急本線が分岐しているほか、高徳駅あとすぐには高徳車両(車両基地)が存在し、車庫入れが可能である。
空港線(高徳~高徳空港)
高徳駅の先にあるポイントを曲進すると入線できる地下路線である。
途中唯一ある新高徳駅はホームドアと発車メロディーを備えた現在の尾羽急では唯一となる地下の中間駅となっている。また、終点の高徳空港駅は地上ホームと地下ホームに分かれる2層構造で、地上ホームは降車側ホームと乗車側ホームに分かれている。
余談だが尾羽急電鉄線にはエアポート急行という種別が存在するため、尾羽原駅や後述する金田線金田新都心駅からこの空港線へ向かう列車を運行するユーザーも多いと思われる。
尾羽急本線(高徳~千鳥)
高徳駅の先にあるポイントを直進すると入線できる郊外路線である。
途中、高架駅になっている紀田駅の駅前には尾羽急の本社があると公式設定ではいわれている。
郊外路線ということもあり、駅間が長いほか一部種別において不規則な停車形態を採っているためこのあたりから運行難易度が上がる。
余談だが、尾羽急のキャッチフレーズ「そうだ千鳥に行こう」の千鳥という地名はこの路線の終着駅千鳥駅をもじったものである。
高速線・井問線系統
尾羽急高速線(千鳥~金田)
尾羽急本線の終点千鳥駅から先へ直進すると入線できる複々線区間路線と複線区間路線である。駅間が非常に長く、運転できる列車の設計最高速度である140キロを出せる路線でもある。
その一方で、複々線区間は先述の通り駅間が長いため、途中駅でありかつ外線にしかホームがない問屋町、赤堀駅の視認が難しい。さらには赤堀駅の先の臨時駅先で複々線区間が終了し、複線区間に戻ることや終着の金田駅はポイントを変えないと通過線に進入してしまうことから、この路線の運転難易度は比較的高くなっている。
井問線(問屋町~井口)
問屋町駅先のポイントまたは井口駅先のポイントを曲進すると入線できる路線である。
ただし、問屋町駅、井口駅共に折り返し運転が困難な駅となっているため、案内上は千鳥駅と安越駅を結ぶ路線となっている。後述する千鳥線、飛金線と同様に急行停車駅の本郷駅を除いた途中駅にはICカードリーダー装置が設置されていない珍しい路線となっている。
また、雲中駅、梅郷駅、西問屋町駅を除くすべての駅に発車メロディー装置が設置されている。
余談だが、上井口~参田町間に謎の廃線があることは尾羽急ファンのなかでは有名であったりするようだ。
千鳥線(千鳥~奥千鳥〜本郷)
千鳥駅から先右手の線路に向かうと行ける単線のローカル線である。途中駅の南千鳥駅とかつての終着の奥千鳥にはICカードリーダーが設置されていない。
なおこの路線は単線ではあるが奥千鳥駅、南千鳥駅、南千鳥駅の川を挟んだ反対側の信号所の合わせて3か所で車両交換ができるため、グループ運転時などで過密運転をすることも可能となっている。 その後、奥千鳥より本郷まで本郷神宮前を経由する形で延伸した。現在は井問線と線路が繋がっているため井問線から乗り入れることが可能となった。
尾羽支線系統
尾羽支線(金田~北尾羽)
金田駅を直進するか、井口駅先の踏切のポイントを曲進し北尾羽駅に入ることで入線できる路線である。金田側から入線した場合、終着の北尾羽で尾羽急を一周したことになる。
なお、百鳥-金田間の南箱倉線との分岐部分は手動操作であるため、注意が必要である。ちなみに、途中駅の支線尾羽駅で降車した場合、スタート地点の尾羽原駅噴水前広場に戻ることができる。
百鳥線(百鳥~南箱倉)
金田~百鳥駅間にある路線で、北尾羽側から入線することができる。
尾羽急営業線で唯一途中駅のない路線でもある。
なお、終着駅の南箱倉駅には
東武鉄道の大宮駅(埼玉県)の発車メロディ曲をMIDI再現した発車メロディが導入されている。
飛金線系統
飛岡・飛金線(井口~飛岡~金田新都心)
井口駅先にある側線から入線できる尾羽急唯一の非電化路線である。 (ただし電化車両でも運転はできないということでもない)正式には飛岡駅で系統分離されており、井口~飛岡駅間が飛岡線、飛岡~金田新都心が飛金線である。
飛岡線の路線名は一度改称されており、改称前は「飛喫水線」だった。路線名の由来はStepford County RailwayのWaterlineをGoogle翻訳で翻訳すると出る「喫水線」からきているとのこと。 なお、それにより設置された飛喫水駅は現在飛岡駅に改称されている。
2023年4月にOB-キハ200が引退した後、前述の駅名改称が行われ路線延伸計画が始動した。そして、2023年5月2日、全線が開通した。
なお、飛金線(飛岡~金田新都心間の中間駅)はICカードリーダーが設置されていない。
金田線(金田新都心~金田)
飛金線延伸以前より存在する電化線である。飛金線が延伸するまでは金田駅・塚野駅寄りにある高架を降りるポイントから入線し、いったん金田駅地上ホームに入線する必要があった。
金田~金田市駅までは盆地風の山の景色が続くが、金田市駅を過ぎると新都心風の現代都市的町並みが終着の金田新都心駅まで広がっている。
尾羽急ワード
ここでは尾羽急において特定の意味で使われる言葉について解説する。
ゲーム特有のワード
野良鯖/プラ鯖/イベント鯖
サーバーの種類を表す言葉である。野良鯖は野良、すなわち一般開放のサーバーを指す。
プラ鯖はプライベートサーバーの略で、RObLOXの個人サーバー機能を指す。
イベント鯖は社員主催のイベントのみに使われるサーバーで、基本的に乗務は不可。
スポーン
列車を取り出すこと。運転士・車掌ロールに転換したうえで梅郷駅近くにある車両センターから行う。余談だが、必ず運転する車両のみ取り出すことでトラブルを防ぐことができる。
尾羽原紛争地帯
同じ尾羽急管理者が管理するサーバー。
電車の運転ができない代わりに武器をもち実際に戦うことが可能である。
ネタ幕
ふーいえー(817系などに搭載されているネタ幕)
喜びを表す表現の様である。あまりサーバーのチャットでは使われない印象。
びんちりん(001系、2000系などに搭載されているネタ幕)
001系のオーディオ機能に搭載されている「びんちりん!」というBGM(?)である。
言葉自体は中国語で「アイスクリーム」を表している。元ネタはTiktokでアイスを手に持つ男性の動画。それゆえ、その動画に映る男性の画像をびんちりんとすることもあるようだ。(真嘘不明)ちなみに、葉倉鉄道や高根鉄道でもこの言葉が使われることがある。
ブラジル(001系、2000系などに搭載されているネタ幕)
国のブラジルとごっちゃにしてはいけない。
男性の叫び声と共にアバターや車両(⁉)が空へ舞い上がること。その飛距離はすさまじく、フリーカメラでの観測が困難なほどである。
なおブラジルは社員のみが使えるコマンドだが、最近では脱線事故やロードバグで地面から谷底へ落下した場合でもこのような表現が使われることもある。
その他
あぐり
荒らしの通称、由来は何度BANしても垢を作りなおしてくる荒らしが「お前あぐりあぐりあぐりあぐり」とスパムをしていたため、あぐりの意味は不明である
尾羽急における問題
尾羽急は短期間で多くのユーザーに支持されプレイされたが故、多くの問題を抱えている。
荒らし
※概要は尾羽急電鉄の「荒らし問題」に掲載。
特に顕著なのが一部ユーザーの荒らしである。特にその中でも尾羽急電鉄特有の問題を開設する。
ポイントを勝手に変える行為
尾羽急のポイントは手動で、空中に浮く四角い箱のようなものを押すと変わる。そのため、反応する範囲ならだれでも転換できる。これを悪用し、列車がポイントを通過する最中に列車ポイントを変える行為をする悪戯行為が横行している。
対策としては、ポイント荒らしにあったらすぐに車両を消す。そうすることで他列車への被害を防げるほか、すぐにその荒らし現場から離れることができる。
盗り鉄行為
本来、有料パス車はパスを買わないと運転できない。しかし、有料パスをもっていないユーザーが駅で折り返し運転をしている時やワンマン運転で運転していない方の運転席が開いている時を狙って有料パス車を乗っ取ることが稀にある。そうしたユーザーの場合、変に攻撃などせず運営にすぐに報告し、それをチャットに「報告した」と書きこむことでどうにかなる場合がある。
大量スポーン
前述の車庫で車両を大量にスポーンし、サーバーを重くすること。
複数スポーンすると列車が同じ場所でスポーンされることがあり、それによって列車が重なり処理速度が低下することがある。そうなると、その列車の運転ができなくなるばかりか、そのサーバーすべての列車の運転が困難になることさえある。
ほかにも、暴言や誹謗中傷など現実世界でも起こっていることがゲームのチャットや尾羽急チャットでも起きている。
閉塞信号機の問題
尾羽急にも信号があり、それによって追突事故等を防いでいる。しかし、一定時間閉塞内で停車すると後続信号機が転換してしまうという問題があり、それによって正しく制御できていないほか、そもそも高速運転すると信号前で停車できないなどの問題もあり、事故やチャットでの暴言トラブルの基となっている。
レイティングシステムの問題
このゲームは公式DISCORDの入会が必須となっており、それ以外のプレイヤーは認証できずにプレイできない。しかし、12歳以下なのに公式DISCORDに入会しているのではないかという疑惑がDISCORDチャット内で消えない。一方で、荒らしや誹謗中傷には年齢など関係がないという見解を示すユーザーも中にはいるようだ。
放置車の問題
有料車両・社員車両の一部の車両には自動削除機能がない形式(001系や2000系など)が存在する。その列車を運転中に回線トラブルや無操作時間などの何らかのトラブルで運転ユーザーとの接続が切断されてしまうことがある。そのような際に、自動削除できずに駅間や待避線のない駅で放置されてしまい、ほかのユーザーの迷惑となる行為が起きてしまっている。
この場合、中には不可抗力の場合もあるためパスをもったユーザーを呼んで消してもらうしかない。
公式DISCORDのルール違反に伴うBAN問題
公式DISCORDでは過度な政治的発言や誹謗中傷(喧嘩含む)、個人の情報の流失を禁じている。しかし、それをしてしまうユーザーがいるとされる。
このような行為は実際現在でもあり、事実公式DISCORDのユーザー報告コーナーで毎日取り沙汰されている。運営側はこの事態を重く見ており、このままでは当ゲームが崩壊する(ゲーム趣旨通りに遊べなくなることだと思われる)として2023年4月29日、ルール改定と誹謗中傷をやめるよう促す声明を発表し、このままではゲーム性が崩壊し運営困難になるとして当該ユーザー含めプレイヤー全員に厳重な注意を促した。
※リンク先は公式DISCORDのメンバーしか閲覧できませんのでご注意ください。
なお、このような問題を避けるにはプライベートサーバーを立ててそこにフレンドを呼んで運転する方法が有効である。
外部リンク
関連項目・記事
親記事:尾羽急電鉄
関連ゲーム:葉倉鉄道 Japanese_Train_Simulator(高根鉄道)
ゲーミングプラットホーム:ROBLOX
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