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The_Rock-afire_Explosion

ざろっかふぁいあえくすぷろーじょん

アメリカのアニマトロニクスバンド。略称は“Rock-afire”、または“RAE”。
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The Rock-afire Explosion(ザ・ロッカファイア・エクスプロージョン)とは、アメリカ合衆国のフロリダ州オーランドで誕生したアニマトロニクスバンドのことである。レーベルは“Creative Records”。

概説編集

1980年に結成。ピザとゲームセンターが融合したレストラン「Showbiz Pizza Place」を中心にバンド活動を開始。1992年以降は複数のレストランやバー、個人経営の店などに活躍の場を広げる。2008年にはYouTubeに進出し、ファンとの交流をより深めていく。2018年にはアニマトロニクス化したデッドプールと共にコミコンに参加。2023年現在、彼らは今もショーを行なっている。


・特徴編集

主に様々な年代、グループ、ジャンルの楽曲を幅広くカバーしており、バンドオリジナルの楽曲も多数制作している。

  • 例)マイケル・ジャクソン、エルヴィス・プレスリー、ザ・ビートルズ etc.
  • ポップ、バラード、オールディーズ、R&R、ソウル、キッズソング、カントリー、クラシックなどなど。

・アニマトロニクス編集

アニマトロニクスの製造、ショーの振り付け(プログラミング)、そしてショーに使う楽曲の収録に至るまで、これら全てをフロリダ州オーランドの会社『Creative Engineering, Inc.』が製作している。

  • 酸素で動く空気圧式なので、アニマトロニクスの体内には酸素を送るためのチューブが張り巡らされている。この酸素チューブが破損したりバルブが緩んだりすると空気が漏れ出てしまい、上手く動くことができなくなってしまう。なので演奏前にはしっかり準備体操をして確認を取っている。
  • 顔に使用するマスクはラテックス製で、それぞれのキャラクターに合わせて設計されている。

・声優編集

キャラクターの声優を担当した人達はプロのミュージシャンであり、実際にバンドを組んでライブを行い、演奏・歌唱を行ってショーの音源を録音している。

  • なお、声優として参加しているアーロン・フェクター(英:Aaron Fechter)は少なくとも常時4人、最大で7人の兼ね役をしている時期があったが、本業は『Creative Engineering, Inc.』の社長である。

メンバー編集

左ステージ

ビリーボブ・ブロッカリベース/ボーカル
ルーニーバードコーラス

中央ステージ

ミッツィ・モッツァレラボーカル
ビーチベアギター/ボーカル
ファッツ・ジェロニモボーカル/キーボード
ドゥーク・ラルーボーカル/ドラムス

右ステージ

ロルフ・デュヴォルフコメディアン
アール・シュメールボーカル

※1981年(昭和56年)8月26日-9月14日:ファッツとビーチベアを含む5人組アニマトロニクスバンド「The Wolf Puck5(別名アニマルバンド)」が兵庫県神戸市の『ポートピア'81』にて日本公演を行なった。


【ビリーボブ・ブロッカリ (Billy Bob Brockali)】編集

cv:Aaron Fechter (1980〜)

ポジション:ボーカル/ベースギター

オーバーオール姿の茶色いクマ。テネシー州出身の田舎っ子で、甘えん坊で天真爛漫な性格。環境エネルギー問題のためにトウモロコシで作る新ガソホール、通称“グーフィーガス”を発明した。人への親切や礼儀正しさを重んじており、メンバー同士の揉め事をよく仲裁している。やや優しすぎる一面があり、それ故自分に非がなかろうと何度も謝る癖がある。言い訳を考えるのが苦手。愛すべき実力派。

  • 音楽スキル:ビリーボブの本業は自動車修理サービス兼ガソリンスタンドの営業なのだが、いわゆるうたのおにいさん的な立ち位置で可愛らしく無邪気な歌声を披露してくれる。ハモりの担当は高音がメイン。その中性的な歌声は彼にしかできない唯一無二のものだと断言できるだろう。

【ルーニーバード (Looney Bird)】編集

cv:Aaron Fechter (1980〜)

ポジション:コーラス

ドラム缶から顔を出すイタズラ好きの赤い鳥。ビリーボブとはズッ友の仲。感情の起伏が激しく、誇大妄想的な発言が多いが根は真面目である。“グーフィーガス”中毒のアルコール依存症だったが、テクノロジーやプログラミングにのめり込んだことで無事克服した。お便りコーナー『ルーニーバードへの手紙』の進行役も務める。記者の真似事をするのが好き。睡眠時に使う楽曲はナイン・インチ・ネイルズ。

  • 音楽スキル:バンド内ではファルセットコーラスを担当。ひとつの曲をソロで歌い切ることはなく、主にビリーボブと共にショーに参加している。しかし、他メンバーが歌唱中に笑ってしまって歌えなくなった場合では1人で黙々と歌っていた。タップダンスや口笛もできる。

【ドゥーク・ラルー (Dook LaRue)】編集

cv:Duke Chauppetta (1980〜)

ポジション:ボーカル/ドラマー

キラキラの宇宙服を着た陽気な犬。幼い頃から宇宙に憧れていて、今もいつか行こうとしている。楽しい時間や面白い冗談が大好きで、全てを諦めない性格の持ち主。とにかくマヌケだが良いヤツである。運動神経は高いが心身共にドがつくおっちょこちょいで、ジャングルジムに絡まった時はビーチベアに救出されていた。本人曰く独身。by Dook LaRue

  • 音楽スキル:バラードからR&Rまで幅広い歌をカバーしており、その歌唱センスはバンド内でも一際優れている。ハモりの際は中音を担うことが多いが、低音や高音もそつなくこなす。メドレー編曲を考えるのが得意。
  • ドゥークのアニマトロニクスは実際に2本のスティックを持ってスネア、シンバル、ハイハットを叩き、バスドラムとハイハットのペダルを稼働させて音を鳴らすができる。(※初期はYAMAHA製のドラムを使用していた。現在はLudwig製。)

【ビーチベア (Beach Bear)】編集

cv:Aaron Fechter (1980〜1983)

cv:Rick Bailey (1983〜)

ポジション:ボーカル/エレキギター

のんびりとした口調で話す長身のシロクマ。賢くて気楽でクールな性格。心理学や雑学を好み、それを得意としている。語彙力が豊富な皮肉屋でもあり、よく手のひらで人を転がしている。先延ばしする癖があるらしく、ビーチベアが考えてくるべきだったショーのテーマを放置したことがあったが、普段は縁の下の力持ち的存在。髪型がよく変わる。高校時代の愛称は“All Blue Eyes”。

  • 音楽スキル:一見のんびりとした印象の彼だが、歌い出すと誰よりも暴れ回るという凄まじいギャップを持っている。ハモりの部分では高音が多めで、時にはミッツィを超えることも。

【ファッツ・ジェロニモ (Fatz Geronimo)】編集

cv:Burt "Sal" Wilson (1980〜)

cv:Aaron Fechter (代役:2000〜)

ポジション:リードボーカル/キーボード

金色のタキシードに身を包む大柄なゴリラ。ルイジアナ州出身で、バンドにおける圧倒的かつ中心的な存在。かなりの大食漢でバナナケーキや揚げ物が好き。荒々しい性格と強面な風貌から数々の子供をビビらせてきた“バンドの父親”だが、誰からも好かれるカリスマ性を持つ。同じガールフレンドと長年交際を続ける一途な男でもある。ペットは巨大なクモ。

  • 音楽スキル:魅力的な低音ボイスでコーラスも低音を担当しており、バンドのハーモニーをどっしりと支えている。さらにはスキャットが得意なので、ファッツの声はまさしく楽器にもなる。

【ミッツィ・モッツァレラ (Mitzi Mozzarella)】編集

cv:Aaron Fechter (1981)

cv:Monique Danielle (1982)

cv:Shalisa Sloan James (1982〜)

ポジション:ボーカル

チアの格好をした紅一点のネズミ。自信に満ちたイマドキの少女で、バンドメンバーの中では唯一の未成年。子供らしく嫉妬深く負けず嫌いな性格だが、頑張り屋で恋バナが好きなハピエン厨でもある。笑い上戸な一面もあり、ショーの途中でよくツボに入ってしまうことも。誕生日は1月1日で、新年を迎えるたび仲間たちにお祝いされている。あのマイケル・ジャクソンの大ファンでサインを400枚貰おうとしていた。『げっ歯類ビューティーコンテスト』に出場経験あり。

  • 音楽スキル:大人顔負けの歌唱力の持ち主で、その力強い歌声は天井知らず。突き抜けるようなハイトーンでバンドの演奏を盛り上げてくれる。彼女は確かに若いが、立派なプロの一人だ。

【ロルフ・デュヴォルフ (Rolfe Dewolfe)】編集

cv:Aaron Fechter (1980〜)

ポジション:コメディアン

自称“腹話術師”のオオカミ。出しゃばりでケチなナルシストだが、バンドに不可欠なバンを持っているのでクビを免れている様子。自分で「アール」を彫り上げるほど手先が器用な一面を持つが、その傲慢な言動で度々バンド一行と衝突している。彼がファッツをからかった際には「首をへし折るぞ、ロルフ」と言い返されていた。フランク・シナトラや小型家電が好き。最近腰が痛い。

  • 音楽スキル:歌唱力が全く無いわけではないが、ややクセのある歌い方をしてしまうので基本的にはアールが歌っている。

【アール・シュメール (Earl Schmerle)】編集

cv:Aaron Fechter (1980〜)

ポジション:ロルフの右腕/ボーカル

ロルフの黄色い腹話術人形。元スプルースの木で、ロルフによって人形の姿になった。かなり態度が悪く反抗的な性格で、ロルフに対して常に暴言を吐きながら協力している。趣味はテレビ番組の視聴やグロカード収集。店で売っていた「ビリーボブ人形」をロルフにねだったことがあるが、悪い子なので却下された。嫌いな食べ物はマヨネーズ。(実はアールは生きた人形なのだが、ロルフはそのことを公にしていない。)

  • 音楽スキル:ロルフ以上に歌のパートを貰っている。その小さい見た目からは想像もできないほど強烈なシャウトをお見舞いしてくれるが、頑張りすぎると咳き込んでしまうことがある。

その他/登場人物編集

・ステージ周辺


【バースデーバード (Birthday Bird)】

ビリーボブのギターにしがみつく黄色い小鳥。よくビリーボブと一緒に様々なグッズに描かれていた。非常に足腰が強く、どんなに揺れても絶対に落下しない。


【アンティオキア/エニアン (Antioch)】

ファッツのペットで巨大なクモ。不明瞭な声で喋れる。普段は天井に隠れているが、時々降りてきてノリノリのダンスを披露してくれる。


【チューチュー (Choo-Choo)】

真っ黒なクマの赤ちゃん。言葉は発さないが、切り株の中でいつも楽しそうに飛び跳ねている。ちなみにビリーボブの子供ではない。


【太陽と月 (Sun & Moon)】

時期によって性別や性格はまちまちだが、基本的には太陽が穏やかな女性、月がキザな男性となっている。両者とも歌のバックボーカルを務める。


【オウル (Owl)】

眠そうな顔をしたフクロウ。かつてはドゥークのドラム付近に座っていた。ほとんど姿を見せなくなったが、たまに目撃されているらしい。


【カエル (Frog)】

青い瞳のカエル。ビーチベアと一緒にサーフボードに乗っていたり、ステージ上のどこかに移動していたりと自由にやっているようだ。メンバーとの交流は特にないが、マイケル・ジャクソンと写真を撮ったことがある。


【ワルなカエル (Bad Frog)】

牙が生えた恐ろしい見た目のカエル。よほど恐ろしい存在なのか、鎖に繋がれてしまっている。ビリーボブ、ファッツ、ミッツィの3人で出張するミニステージ構成の時にのみ登場。


【シンギング・フラワーズ (Singing Flowers)】

揺れながら歌う素晴らしい花々。上記と同じくミニステージ構成の時にのみ登場。


【チューン・マシン (Tune Machine)】

ファッツが扱う最先端のキーボード。演奏に関する音はもちろん、猫の鳴き声にライオンの咆哮、ドラム乾燥機の中でテニスシューズが回る音など、とにかく世界中のあらゆる音を出すことができる。ボタンひとつでベートーヴェンの「運命」を自動演奏することも可能で、さらにはファッツの脳波を読み取ることで手を触れずとも演奏できるとのこと。もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな。



・その他編集

【ハンナ・バナナ (Hannah Banana)】

ウェールズ訛りで喋る猿の女性。彼女をモチーフにした英国の子供向けレストラン「Hannah Banana」の看板的存在。米国から駆けつけたビリーボブとルーニーバードと一緒に様々なショーを披露して子供を楽しませた。


【マックス先生 (Max)】

黒いスーツを着た髭面の男性。種族は人間。ビリーボブ、ファッツ、ミッツィの3人組にスペイン語のレッスンをした。


・ゲスト編集

期間限定でロルフとアールが立つ右ステージに現れる。※その間ロルフとアールはいなくなる。


【クランクおじさん (Uncle Klunk)】

cv:Jeff Howell

オレンジ色の髪とそばかすが特徴的な人間。通称“不人情(abomination)”なおじさんで、電話の受話器を取ったり、フルーツバスケットからバナナを取ったりしている。右ステージを占領しながら各地の「Showbiz Pizza Place」を転々としていた。かなり歌が上手い。


【クリック (Click)】

cv:Burt "Sal" Wilson

クランクおじさんの小鳥。お腹だけ丸出し。


【サンタさん (Santa Claus)】

cv:Burt "Sal" Wilson

みんな大好きサンタクロース。12月になると、忙しい合間を縫って右ステージにやってきてくれる。


【ノーマン (Norman)】

北極にいるエルフの長で、サンタさんの電話相手。


【自由の女神 (Statue of Liberty)】

cv:???

小さくなった自由の女神。1986年に生誕100周年を迎えたので、それを記念して右ステージに登場した。


ムービー編集

YouTube用のURLを掲載すると再生できずにエラーを起こすという不具合のため、別手段で表示させていただきます。(2023/03/24) (不具合:動画の掲載)


【オリジナルソング】

『Sittin‘ Too long - The Rock-afire Explosion』


【カバー】

『Black Eyed Peas - I‘ve Got a Feeling』


【コラボ】

『WHOAA - Saturday Fun (Official Video)』


関連タグ編集

Rock-afireExplosion Rock-afire RAE

アニマトロニクス

洋楽 擬人化


メカクレ ...ビーチベアの髪型


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